2010年度神戸市外国語大学市民講座

主催:神戸市外国語大学 後援:神戸市教育委員会

総合テーマ 「国民性」再考 -庶民の暮らしの「オモテ」・「ウラ」-

市民の文化教養ニーズに答える取組として、本学では、教員による市民講座を開催しています。

今年度は、世界の人々の国民性について、それぞれの研究者の立場から紹介・分析を試み、一般化されたイメージを考え直す機会にしたいと考えています。

日時 2010年10月9日(土)から11月10日(水)の毎週土曜日と水曜日
計8回 土曜日は午後2時~4時、水曜日は午後6時~午後8時
場所 神戸市外国語大学第2学舎1階503教室
募集定員 200名
受講料 1回毎の受講は1,000円 8回通しで5,000円
高校生・大学生・院生は学生証提示で、1回毎の受講料は500円 8回通しで2,500円
5回以上受講の方には学長名の修了証書贈呈
講座内容 第1回 10/9(土) 「儒教規範と漢人男女 -その理想と現実」 教授 秦兆雄
漢人の理想的な生き方は儒教により明文化されてきましたが、社会現実において男性と女性は各々の素質や家庭事情などによりどのように実践してきたのかを歴史的に考察します。

第2回 10/13(水) 「東南アジア大陸部の信仰における『オモテ』と『ウラ』」 准教授 中田友子
東南アジア大陸部は仏教徒が多いとされますが、実際の彼らの日常生活には精霊の観念が頻繁に登場します。彼らのなかで、仏教と精霊信仰とがどのように同居しているのかを考えます。

第3回 10/16(土) 「イデオロギーの現在 -現代ロシアの心象風景」 准教授 高橋一彦
ソ連邦の「タテマエ」としての社会主義イデオロギーは、人々にどの程度受け容れられ、また現在どうなっているのでしょうか。このことを具体的に考えてみようと思います。

第4回 10/20(水) 「Contemporary Spain: A model of peaceful transition to democracy and of internationalization」 准教授 モンセラット・サンス
2010年11月20日に独裁者フランコ没後35周年となるスペイン。ひどい内戦後の40年の鎖国的な政治の後に35年の民主主義の時代が続いて今に至ります。ヨーロッパの中にあっても、ヨーロッパの国ではないとよく言われたスペイン。10年間の極端な変化を経て1985年にEUのメンバーになってから今年で25周年です。平和的な道のりで自由になって国際化したスペインはほかの国のモデルだとよく言われます。その過程を分析するとともに、現在のスペインの姿を紹介します。

第5回 10/23(土) 「多民族社会アメリカを生きる作法」 非常勤講師 南川文里
異なった文化を持つ人々を共存させる独自の生活様式という観点から、アメリカという「多民族社会」の普遍性と特殊性を考えてみましょう。

第6回 10/27(水) 「インドにおける宗教と信仰:法律、社会慣習、政治の狭間で」 准教授 大石高志
インドにおける宗教の社会的意味を理解するために、国家制度による規定や人々の実生活レベルでの信仰、イデオロギー性を伴う政治運動、さらに、それらの間の矛盾や葛藤を取り上げます。

第7回 11/6(土) 「イギリス人と宗教」 教授 指昭博
イギリスは、キリスト教社会という建前のもと、様々な宗派やイスラームなどの他宗教が共存する複雑な社会です。この多宗教共存と人々の生活の関わりを探ります。

第8回 11/10(水) 「文明国規範と19世紀日本」 非常勤講師 長志珠絵
19世紀の半ば、日本を訪れた欧米圏の人々は膨大な日本論を残しました。日々の人々のごく当たり前の生活はどのように見られたのでしょうか。他方、今日の私たちはどのように「見る」のでしょうか。


申し込み方法

9月10日(金)10時から受付開始。
所定の申込用紙[190KB]により、郵送、FAX、E-mailなどでお申し込み下さい。

(宛先)
神戸市外国語大学 外国学研究所
FAX 078-794-8160
〒651-2187 神戸市西区学園東町9-1
電話 078-794-8177

shiminkouza10@office.kobe-cufs.ac.jp

アクセス

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