2011年度神戸市外国語大学市民講座

主催:神戸市外国語大学 後援:神戸市・神戸市教育委員会

総合テーマ グローバル化する社会における競争の意味

市民の文化教養ニーズに答える取組として、本学では、教員による市民講座を開催しています。

今年度は、国際化を続ける社会における競争の意味について、様々な視点から考えてみたいと思います。

日 時 2011年10月12日(水)から11月9日(水)の毎週水曜日と土曜日
計8回 水曜日は午後6時~午後8時、土曜日は午後2時~4時
場 所 神戸市外国語大学 第2学舎1階 503教室
募集定員 200名
受 講 料 1回毎の受講は1,000円 8回通しで5,000円
高校生・大学生・院生は学生証提示で、1回毎の受講料は500円 8回通しで2,500円
5回以上受講の方には学長名の修了証書贈呈
講座内容
【第1回】 10/12(水) 「市場競争の機能と役割」 教授 田中 悟
多くの日本人は「競争」にマイナスのイメージを持っていると言われています。この講座では、東日本大震災以降に生じた新たなトピックスを取り上げながら、市場競争がどのような機能と役割を果たしているのか、について考えてみたいと思います。
【第2回】 10/15(土) 「地域統合(TPP,FTA,EPAなど)における国際競争――韓国との比較
教授 仙頭 佳樹
現在、TPPやFTAなどの地域統合の話題が出ていますが、初めに地域統合の経済的効果を説明した上で、これに日本が参加すべきか、すべきでないのか、それによって日本企業の国際競争力がどのようになるのか、日本の進むべき道を示したいと思います。
【第3回】 10/19(水) 「新自由主義と格差社会」 教授 村上 信一郎
2008年秋の世界金融危機を新自由主義の失敗と考える立場から、まず公共哲学としての新自由主義を批判的に検討し、さらに新自由主義による公共政策の特徴を具体的に分析していくなかで、いかに格差社会がもたらされることになったかを明らかにしていきます。
【第4回】 10/22(土) 「”グローバリゼーション”下の”日本人の物語”」 教授 村田 邦夫
明治期の「日本」と「日本人」は、まさに「坂の上の雲」を目指してひたすら歩み続けていました。あれから一世紀を経た現在、「グローバリゼーション」と呼ばれる世界的規模の「大競争社会」の中で、「日本」と「日本人」はどのように生きていくのでしょうか。「経済発展」と「民主主義の発展」の「関係史」といった観点から、お話ししたいと考えています。
【第5回】 10/26(水) 「多国籍アグリビジネスのグローバル競争」 准教授 千葉 典
食料の約6割を輸入に依存する日本にとって、国際農産物市場の推移は日常生活に大きな影響を与えます。そこでは、穀物メジャーと呼ばれる地球規模の農産物流通業者や、食品加工企業、ビール醸造会社、大規模小売りチェーン等の間で、熾烈な国際競争が繰り広げられています。こうした多国籍アグリビジネスの動向分析をつうじて、食料分野におけるグローバル競争の今日的意味を考えてみたいと思います。
【第6回】 11/2(水) 「グローバル化と為替レート」 准教授 江阪 太郎
本講座では、為替レートの基礎的な決定要因を簡単に説明した上で、経済のグローバル化が進展し国際的な資本移動が活発に行われている近年の為替レートの動きについて解説します。特に、グローバル金融危機前後の為替レートの動きについて、円・ドルレートを中心に見ていきます。また、今後の為替レートの動きを予測する手掛かりを探ります。
【第7回】 11/5(土) 「市場における公正な競争と再配分について」 准教授 友田 康信
市場における公正で効率的な競争が、経済発展の原動力です。公正で効率的な競争を実現するためには、絶え間ない市場環境の整備が必要です。では、もし市場における競争が公正であるならば、競争の結果実現した富の格差は、どの程度是正されるべきでしょうか。この問いに対する答えは、一つではありません。この講義では、市場における競争の意味について、改めて考えてみることを目的とします。
【第8回】 11/9(水) 「競争と制度」 講師 森谷 文利
国境を越えて取引が行われている現代では、競争とどのように向き合っていけばいいかが問われています。食肉偽装事件とリーマンショックを手掛かりに、市場競争の弊害をどのように抑制すればいいかを考えます。


申し込み方法

9月9日(金)10時から受付開始。
所定の申込用紙[53KB]により、郵送、FAX、E-mailなどでお申し込み下さい。

(宛先)
神戸市外国語大学 外国学研究所
FAX 078-794-8160
〒651-2187 神戸市西区学園東町9-1
電話 078-794-8177

shiminkouza11@office.kobe-cufs.ac.jp

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