2012年度神戸市外国語大学 市民講座

一般市民の方々の興味のある総合テーマを取り上げ、本学教員等による市民講座を昭和46年(1971年)より毎年開催しています。
今年度は、Japanese and Englishというテーマのもと、日本人がいかに英語を学んでいくべきかということについて、様々な視点から考えてみたいと思います。

総合テーマ Japanese and English(日本語(人)と英語)

英語がますます国際語になりつつある現在、日本人は英語を何のために学び、どのように用いるべきかをもう一度、確かめ、今後どのように学ぶべきか、その方向性を探ります。

 

日時タイトル講師

基調講演
【無料】

9月29日(土)14:00~16:00 日本人が英語を話すとは 学長 船山 仲他
 英語に関わる議論は日本社会の中で幾度となく繰り返され、日本人の英語に対する関心にもいろいろな側面があります。形式と意味という観点から従来の議論を整理し、人が外国語を話すとはどういうことか、そして、特に日本人にとって英語という言語はどういう存在なのか、ということの全体像を示したいと考えています。その過程で、時間的流れの中で展開するコミュニケーションの現実における記号の役割を考え直しながら、新しい視点を提起します。

第1回

10月6日(土)14:00~16:00 日本人のための英語スピーチ教育 教授 野村 和宏
英語学習の成果を発表する場としてスピーチコンテストがありますが、模範的なネイティブスピーカーのような発音で流暢に話すことから、近年はより内容重視への転換がみられます。スピーチではどのようにメッセージを聴衆に伝えればよいのでしょうか。スピーチに関する理論にも触れながら、中高大の英語教育におけるスピーチ教育のもつ意味やスピーキング能力向上のための指導法、学習法について考えます。
第2回 10月10日(水)18:00~20:00 必修化された公立小学校における英語教育 教授 横田 玲子
2011年度から公立小学校において、英語教育としての「外国語活動」が必修化されました。文科省は、何を目的としてどのような外国語活動を目指しているのか、また実際に小学校の教室でどのような教材が使われているのかをお話します。また小学校の教材を使って簡単なコミュニケーション活動を体験していただくことも考えております。
第3回 10月13日(土)14:00~16:00 バイリンガルのアタマのなか 准教授 星野 徳子
社会の国際化に伴い、英語に触れる機会が増えました。私達が英語に触れるとき、あたまの中ではどのようなことが起こっているのでしょうか。本講座では、2言語を同時に習得したバイリンガルだけではなく、母語を習得した後に第二言語を学んだバイリンガルにも焦点をあて、バリンガルであることが認知的にどのような効果をもたらすのかについて、お話したいと思います。
第4回 10月17日(水)18:00~20:00 落語でEnglish? アマチュア落語家
須磨乃家 茶里
(すまのや ちゃ~り)
落語は300年以上の歴史を持つ、日本が世界に誇る(べき?)伝統芸能です。でも、日本語だから外国人にはわからないのでは?じゃぁ、落語を英語でやってみたらどうでしょう?国際交流の一助となること請け合いです。おまけに落語は会話が主体ですから、ネタを覚えてしまえば日常英会話に役立ちます。この高座で、いや講座で、英語落語を通して英語に親しみ、英語を口にすることの楽しさを体験しましょう。
第5回 10月20日(土)14:00~16:00 Is English really enough?
―英国の問い
教授 阿部 晃直
Is English really enough? これは、十数年前グローバル化していく世界を前に英国が外国語の備えについて自らに問いかけた疑問です。以来、英国は官民あげてこの疑問に対する否定的答えの実証に努め、大多数のモノリンガルの国民に外国語力の必要を訴えて学習者の増強を図ろうとしてきました。こうした英国の努力は、今まだ英語一辺倒で突き進む日本の我々に何か教えるところがあるのでしょうか?英語国英国の外国語戦略について考えてみます。
第6回 10月24日(水)18:00~20:00 グローバリゼーションと日本の英語教育
―それぞれの文脈へのまなざし
教授 玉井 健
インターネットの発達や進む規制緩和によって、くびきから解き放たれた経済活動がダイナミックに動き始めた時、政治や経済、社会を巻き込んだ大きなうねりが生み出されました。生活だけでなく、国、民族、文化といった概念をも揺るがしつつあるグローバリゼーションです。本講座では、グローバリゼーションの日本の英語教育政策への影響を考えたいと思います。特にこの10年余りの英語教育改革の動きをベースに、政治、経済、社会文化といった英語教育をとりまく背景的文脈に言及しつつ、今の日本の英語教育事情を浮き上がらせたいと思います。
第7回 10月31日(水)18:00~20:00 Researcher’s findings on
English Language Education in Japan
准教授 ローリーゼネック西出
Looking at a mosaic of topics, this interactive lecture will give you an opportunity to compare what you think about English language education in Japan to researcher’s findings.  First the goals of the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (MEXT) for English Language Education will be outlined. This will be followed by an analysis of MEXT approved textbooks looking at different aspects including the four skills, activities, vocabulary and gender.  In addition, motivation, particularly willingness and confidence to learn a foreign language will be considered along with testing and evaluation. Lastly, teacher practices and teacher education will be explored.
※講座は英語で行われます。(通訳はありません。)
第8回 11月7日(水)18:00~20:00 英語と日本語
―日本人の英語習得の目的と方法―
教授 村田 純一
来年から実施される文科省の新学習指導要領の高校での「英語は英語で教える」ことをめぐって、そもそも日本人にとって英語を学ぶ目的とは何なのか、すなわち古くて新しい問題「教養か実用か」について考えていくと共に、訳読は「薬毒」の如き忌み嫌われるべきものか、英語と日本語の比較から見えてくる言葉の面白さ、不思議さなどにも踏み込んで行ければと思っています。

【開催場所】 神戸市外国語大学 第2学舎1階 503教室

【募集定員】 200名

【受講料】
1回毎の受講は1,000円 8回通しで5,000円
高校生・大学生・院生は学生証提示で、1回毎の受講料は500円 8回通しで2,500円
なお、9月29日(土)の基調講演は無料です。

【修了証書】5回以上出席の方で希望者には修了証書をお渡しいたします。

【受講までの流れ】
受講申込→受付完了の連絡→受講料の払込→受講

お申込みいただいた後、こちらから受付完了の連絡(電話・FAX・e-mailのいずれかで)をいたします。その後、受講料をお支払いください。お振込み完了後、特にこちらからは連絡いたしません。講座の開始1週間前になってもお振込みがない場合は受講を辞退されたものとして取り扱います。
なお、9月29日(土)の基調講演は無料ですが、申込は必要です。

【申込方法】

必要事項(受講希望日・氏名・住所・電話番号等)をご記入の上、郵送またはFAX、e-mailのいずれかでお申し込みください。(所定の申込用紙[86KB]をご利用ください。)申込は、9月10日(月)10時から先着順となります。申込後、1週間を過ぎても連絡がない場合は、お問い合わせください。なお、お電話によるお申し込みは受け付けておりません。

【申込先】

神戸市外国語大学 市民講座係 宛
〒651-2187 神戸市西区学園東町9-1
FAX:078-794-8160
e-mail: shiminkouza2012@office.kobe-cufs.ac.jp

【受講料の納入】

受講料は前納制です。講座開始の1週間前までに郵便払込取扱票で、ゆうちょ銀行(郵便局)にてお支払いください。(払込手数料はご負担ください。)
*口座記号番号: 00940-3-271346
*加入者名: 公立大学法人 神戸市外国語大学
*通信欄に受講される講座日をご記入ください。
*受講者名にて払い込んでください。

【その他注意事項】

公共交通機関を利用してお越しください。

  • アクセス

  • 問い合わせ先

    神戸市外国語大学 市民講座係
    〒651-2187 神戸市西区学園東町9-1
    TEL:078-794-8177
    FAX:078-794-8160
    e-mail:shiminkouza2012@office.kobe-cufs.ac.jp 

    *主催*神戸市外国語大学
    *後援*神戸市・神戸市教育委員会