2008年度後期市民講座特別コースは終了しましたが、
参考のため開講した講座の内容を掲載します。

(1) 語学講座(初級) 1

講座名スペイン語講座(初級)

発音と簡単な日常会話の練習をします。

【第1回】 ホテルに泊まる(発音、ser)
【第2回】 入学手続き(estar, 名詞・形容詞)
【第3回】 自己紹介(規則動詞)
【第4回】 学校での会話(不規則動詞)
【第5回】 友人との会話(代名詞)
【第6回】 サッカーのテレビ観戦(比較級・最上級)
講師 福嶌教隆(本学教授)
回数 全6回(6回通しの講座となります。)
開講日 2008年12月1日(月)、12月8日(月)、12月15日(月)
12月22日(月)、12月26日(金)、2009年1月5日(月)
※12月26日のみ金曜日開講となります。
開講時間 各日18:30~20:00
受講料 7,200円(6回通しの受講料。前払い)
定員 30名

(2) 語学講座(初級) 2

講座名中国語講座(初級)

初心者には難しい中国語の発音に重点を置き、簡単な日常会話の習得を目指します。

【第1回】 声調、単韻母、声母1
【第2回】 複韻母、声母2、変調
【第3回】 どこへ行くの?
【第4回】 最近、忙しい?
【第5回】 日本語の雑誌ある?
【第6回】 明日、映画見に行く?
講師 佐藤晴彦(本学教授)
回数 全6回(6回通しの講座となります。)
開講日 2008 年12月3日(水)、12月10日(水)、12月17日(水)
2009年1月7日(水)、1月14日(水)、1月21日(水)
開講時間 各日18:30~20:00
受講料 7,200円(6回通しの受講料。前払い)
定員 30名

(3) 教養講座 1

講座名 「政治」の世界からみた「日本人」の「生き方」

一人の人間にはその人なりの「生き方」があります。同じように、
「日本」と「日本人」にも「生き方」があります。「日本人」とし
ての「生き方」を政治的観点から振り返ってみます。同時に出席者
の各人の「生き方」を時代とともに振り返りながら、「思い出」を
語り合っていただきます。

【第1回】 「おしん」的生き方としての「政治」の「段階」(時代)
−このような「生き方」の背後にある国際政治経済関係
【第2回】 「大きいことはいいことだ」から「生活の質」へと「生
き方」の転換を迫られた「政治」の「段階」−このよう
な「生き方」の背後にある国際政治経済関係
【第3回】 「自己責任」(1億総無責任・やりたい放題)の「生き方」
としての「政治」の「段階」−このような「生き方」の
背後にある国際政治経済関係
講師 村田邦夫(本学教授)
回数 全3回(3回通しの講座となります。)
開講日 2008年12月2日(火)、12月16日(火)、2009年1月6日(火)
開講時間 各日18:30~20:00
受講料 3,600円(3回通しの受講料。前払い)
定員 40名

(4) 教養講座 2

講座名中国とインド−アジアの新興2大国の光と影−

多元的な発展へと向かうアジアのいまを生きる私たちにとって、中国とイ
ンドという2大国の動向を理解することは、意義深いものです。この講座
では、フィールド調査を通して中国研究とインド研究に従事する2人の講
師が、中国とインドの現在をわかりやすく紹介し、受講生と一緒にその特
徴を考えてゆきます。

【第1回】 「インド経済成長とその歪み」経済成長の軌跡を辿るともに、
地域間や都市=農村間での格差や、新中間層の台頭をはじめ
とする都市社会の歪みなどに目を向ける。
【第2回】 「中国経済成長を支える農民」沿海部と都市を舞台とした経済
の高度成長により、中国は大きく変わってきたが、農民に焦点
をあわせて、彼らの貢献と苦労を考える。
【第3回】 「インド民主主義の混乱」先鋭化しているヒンドゥー原理主義
やムスリム分離主義の動きを、民族運動期から独立後の約1世
紀の政治潮流のなかに位置づけて読み解く。
【第4回】 「中国の草の根民主」一党独裁の中国においても首長選挙は行
われている。村長という草の根の次元で行われている民主主義
の様態と、その限界を考えてゆく。
講師 小島泰雄(本学教授)、大石高志(本学准教授)(リレー講義)
回数 全4回(4回通しの講座となります。)
開講日 2008 年11月20日(木)、11月27日(木)、12月4日(木)、
12月11日(木)
開講時間 各日18:30~20:00
受講料 4,800 円(4回通しの受講料。前払い)
定員 40名

(5) 教養講座 3

講座名 「なぜ夏目漱石は『満韓ところどころ』を中断したのか?」

夏目漱石の紀行文『満韓ところどころ』が中断された理由を糸口にして、
「脱亜入欧」という近代日本の根本的姿勢について考えることが、この短期
講座の主題です。受講生の皆さんの質問や意見を受けとめながら、講義を進
めます。

【第1回】 問題の提起と解決の試み『満韓ところどころ』は、漱石が1909年
9月2日から10月17日にかけて満州・韓国を旅した体験に基づく紀
行文であり、同年10月21日から『東京朝日新聞』に連載が開始さ
れ、12月30日に撫順炭坑を訪れたところで中断されています。漱
石は《ここまで新聞に書いてくると大晦日になった。二年に亘る
のも変だからひとまずやめることにした》と奇妙な弁解をしてい
ます。この中断には何か他の理由があるのではないか、--この謎
解きを糸口にして、現在まさにそこからの脱却が問題になってい
る、「脱亜入欧」的姿勢の考察に入って行きます。
【第2回】 問題状況の分析と『満韓ところどころ』の読解江藤淳・吉本隆明・
柄谷行人などの漱石論を検討してみると、戦後の日本では漱石は
主として「日本と西洋の関係」という視点で読まれてきたのに対
し、現在で「日本とアジアの関係」という視点で読まれ始めてい
る、という視点の変化が生じていることがわかります。後者の視
点を代表する一人である柄谷行人は、『満韓ところどころ』には
《帝国主義的な差別的言辞があふれている》と述べていますが、
これははたして正当な評価なのか、検証してみたいと思います。
【第3回】 漱石とアジア漱石には、日本の開化=近代化が外発的で皮相な西
洋化にすぎないという痛切な認識があり、この認識が「脱亜入欧
(表裏一体となった欧米崇拝とアジア蔑視)」的姿勢に陥るのを
妨げ、朝鮮や中国に対する不当な蔑視から免れさせたということ、
『満韓ところどころ』において、帝国主義の負の側面を暴露もし
ないが、帝国主義の礼賛もしない、という微妙な立場を維持して
いることを、漱石の小説や日記なども援用しながら、明らかにし
たいと考えています。
講師 田中敏彦(本学教授)
回数 全3回(3回通しの講座となります。)
開講日 2009年1月13日(火)、1月20日(火)、1月27日(火)
各日18:30~20:00
受講料 3,600 円(3 回通しの受講料。前払い)
定員 40名