【概要】

神戸市外国語大学では、豊富な知識経験や知的好奇心を有する地域の方々の期待に応えるため、特定のテーマを学べる社会人向けの「市民講座特別コース」を2008年度より開講しております。今回は2009年度前期の受講生を募集します。

【特徴】

  1. 従来からの市民講座よりも少人数のクラスで授業を行います。
  2. 受講生・講師間における意見交換・質問回答・各種指導をより活発に行うことで、一つのテーマをより深く学習することができます。

【開講予定講座】

2009年度前期は、語学講座を2コース、教養講座を3コース開講する予定です。開講場所は、すべて神戸市外国語大学構内(神戸市西区学園東町9丁目1番地)になります。

(1) 語学講座(初級) Ⅰ

講座名やさしいフランス語会話

このクラスはフランス語を初めて学ぶ方のための授業です。日本で12年間フランス語を教えているフランス人教師が担当します。授業は会話中心で、初心者が無理なく簡単な日常会話を習得できるように構成されています。旅行で役立つようなやさしい表現を学習しますので、フランスへの旅行を考えている人にもおすすめです。

今回のテーマは「自分や他人を紹介する」です。職業、住所、趣味などの情報について質問をしたり、答えたりします。

【第1回】 発音と挨拶
【第2回】 自己紹介(1)
【第3回】 自己紹介(2)
【第4回】 数字
【第5回】 質問する(1)
【第6回】 質問する(2)
【第7回】 人を紹介する
【第8回】 好み(1)
【第9回】 好み(2)
【第10回】 趣味(1)
【第11回】 趣味(2)
【第12回】 シャンソン
講師 クリストフ・ベルグ(本学非常勤講師)
回数 全12回(12回通しの講座となります。)
開講日 2009年4月21日(火)、4月28日(火)、5月12日(火)
5月19日(火)、5月26日(火)、6月2日(火)、6月9日(火)
6月16日(火)、6月23日(火)、6月30日(火)、7月7日(火)
7月14日(火)
開講時間 各日18:30~20:00
受講料 14,400円(12回通しの受講料。前払い)
定員 30名

(2) 語学講座(初級) Ⅱ

講座名ロシア語講座(初級)

ロシア文字(キリル文字)の読み方からはじめ、日常会話、および簡単な読み書きを習得します。

【第1回】 ロシア文字の読み方、あいさつの表現
【第2回】 「私は日本人です」、名詞、数字
【第3回】 「これはあなたの本ですか?」、形容詞、所有代名詞
【第4回】 「あなたは何をしているのですか」、動詞
【第5回】 「私は車を持っています」、所有の表現、無人称文
【第6回】 「図書館で本を読んでいました」、時制、場所の表現
講師 北見諭(本学准教授)
回数 全6回(6回通しの講座となります。)
開講日 2009年5月20日(水)、5月27日(水)、6月3日(水)
6月10日(水)、6月17日(水)、6月24日(水)
開講時間 各日18:30~20:00
受講料 7,200円(6回通しの受講料。前払い)
定員 30名

(3) 教養講座 Ⅰ

講座名信認(フィデュシャリー)の法と社会

現代法を特徴づける「信認(フィデュシャリー)」という観点から、社会や企業のさまざまな問題を考えてみたいと思います。具体的には、次のような内容です(第1回から第3回までは、英米法・信託法を専攻する植田が、第4回から第6回までは、会社法・金融商品取引法を専攻する栗山が担当します)。

【第1回】 「信託」という制度のルーツを中世イングランドにまで遡って探り、
「信託の精神」を探求しつつ、「信認」=「高潔さ」というキーワードによって、
憲法などに見える「信託」の意味を考えます。
【第2回】 現代社会において重要となりつつある、財産管理制度としての「信託」の
法的性質を考えながら、高齢社会における信託の多様な活用方法について考察します。
【第3回】 信託に関連して、証券投資の理論と心得についてお話します。
資産運用の基礎知識を分かりやすく解説します。
【第4回】 会社および株主から経営を信託されている取締役の信認義務に関連して、
米国の「経営判断原則」について考察します。
【第5回】 信認関係を基礎として、米国で発展してきたのが「インサイダー取引規制」です。
公正な証券市場を維持するための「インサイダー取引規制」について、
米国の現状と問題点を探ります。
【第6回】 最後に、わが国の「インサイダー取引規制」の現状と問題点について、
DVD教材を用いて分かりやすく解説します。
講師 植田淳(本学教授;英米法・信託法専攻)、栗山修(本学教授;会社法・金融商品取引法専攻)
回数 全6回(6回通しの講座となります。)
開講日 2009年4月11日(土)、4月18日(土)、4月25日(土)
5月9日(土)、5月16日(土)、5月23日(土)
開講時間 各日14:00~15:30
受講料 7,200円(6回通しの受講料。前払い)
定員 40名

(4) 教養講座 Ⅱ

講座名英米文学の名作を読む

英語で書かれた古今の名作を原書で読むことは、英語を学ぶ醍醐味のひとつでしょう。翻訳では味わえない言葉の微妙なニュアンスに目をとめて作品を読み解くとともに、背景となる英語圏の文化や社会のあり方を学んでいきます。英米学科の教員六名がリレー形式で、それぞれ、専門とするイギリス、アメリカの名作を原書で読み、その魅力を解き明かしていきます。

【第1回】 ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』(御輿教授)
【第2回】 ウィリアム・ワーズワス『序曲』(吉川准教授)
【第3回】 ジョン・ミルトン『失楽園』(西川准教授)
【第4回】 ヘンリー・ジェイムズ『ある婦人の肖像』(難波江教授)
【第5回】 ジェイン・オースティン『高慢と偏見』(新野教授)
【第6回】 ウラジミール・ナボコフの短編小説(田川教授)
講師 御輿哲也(本学教授)、吉川朗子(本学准教授)、西川健誠(本学准教授)、
難波江仁美(本学教授)、新野緑(本学教授)、田川幸二郎(本学教授)
回数 全6回(6回通しの講座となります。)
開講日 2009年4月14日(火)、4月28日(火)、5月12日(火)
5月26日(火)、6月9日(火)、6月23日(火)
開講時間 各日18:30~20:00
受講料 7,200 円(6回通しの受講料。前払い)
定員 40名

(5) 教養講座 Ⅲ

講座名オバマ時代のアメリカと人種

2009年1月アメリカ合衆国史上初の非白人の大統領としてバラック・オバマが就任しました。オバマ大統領の誕生は、アメリカの人種問題が「解決」したことを示しているといえるのでしょうか。講義では、アメリカにおける人種主義の歴史的背景と現状を紹介し、21世紀アメリカにおける人種問題のゆくえを受講者のみなさんとともに考えます。

【第1回】 アメリカ人種主義の起源と展開:奴隷制から公民権運動まで
「すべての人間は平等につくられている」と謳った独立宣言とともに
誕生したアメリカ合衆国において、人種主義(racism)がなぜ存在し、
そして継続してきたのでしょうか。
この講義では、人種主義の歴史的背景に迫りながら、それをいかに
アメリカ社会が克服しようとしてきたのか/してこなかったのか、
を問います。
【第2回】 グローバル化のなかの人種:なぜ人種間の不平等は解消しないのか?
1960年代の公民権運動によってアメリカにおける人種間の法的な
不平等は解消されました。しかし、その後もアメリカにおける
人種マイノリティの貧困や格差の問題はいっそう深刻さを増しています。
この講義では、人種間の不平等がなぜ解消しないのかを、
グローバル化時代のアメリカ社会を取り巻く変化とあわせて考えます。
【第3回】 バラック・オバマと「ポスト人種」の時代?
バラック・オバマは、2004年民主党大会での「一つのアメリカ」演説で
彗星のごとく現れ、その4年後には「変革」を掲げて大統領選挙で
歴史的な勝利を収めました。
この講義では、オバマの人種をめぐる思想を検証し、21世紀アメリカの
人種をめぐる諸課題と、オバマの「ポスト人種主義」の可能性と限界に
ついて議論します。
講師 南川文里(本学准教授)
回数 全3回(3回通しの講座となります。)
開講日 2009年6月5日(金)、6月12日(金)、6月19日(金)
開講時間 各日18:30~20:00
受講料 3,600 円(3 回通しの受講料。前払い)
定員 40名

※日程・講座内容等については、変更が生じる場合があります。
※ 応募者が少ない場合、講座を中止することがあります。

【申込方法】

必要事項(受講希望講座・氏名・年齢・性別・住所・電話番号)をご記入の上、
郵送、FAX、またはe-mailのいずれかでお申し込みください(所定の受講申込書[80KB]をご利用ください。)。
申込の締切日は、次のとおりです(必着)。

語学講座(初級)Ⅰ(やさしいフランス語会話) 2009年3月13日(金)
教養講座 Ⅰ(信認(フィデュシャリー)の法と社会)
教養講座 Ⅱ(英米文学の名作を読む)
語学講座(初級)Ⅱ(ロシア語講座(初級)) 2009年4月13日(月)
教養講座 Ⅲ(オバマ時代のアメリカと人種) 2009年5月13日(水)

なお、電話によるお申込みは受け付けておりません。

【申込先】

神戸市外国語大学市民講座特別コース係宛
〒651-2187 神戸市西区学園東町9丁目1番地
Fax:078-794-8160

simintokubetsu-09@office.kobe-cufs.ac.jp

【抽選】

申込多数の場合は抽選いたしますが、定員を超えて受講を認める場合があります。
抽選結果は、次の表に記載する次期の頃に通知いたします。

語学講座(初級)Ⅰ(やさしいフランス語会話) 2009年3月17日(火)
教養講座 Ⅰ(信認(フィデュシャリー)の法と社会)
教養講座 Ⅱ(英米文学の名作を読む)
語学講座(初級)Ⅱ(ロシア語講座(初級)) 2009年4月16日(木)
教養講座 Ⅲ(オバマ時代のアメリカと人種) 2009年5月15日(金)

通知がお手元に届かない場合は、市民講座特別コース係(TEL078-794-8177)までご連絡ください。

【講座の中止】

応募者が少ない場合、講座を中止することがあります。中止の決定の場合もその旨を、上記抽選結果の通知時期と同じ頃にお知らせいたします。

【受講料の納入】

受講料は前納制です。抽選結果通知送付の際、当選者には受講料の郵便払込取扱票を同封いたしますので次の表に記載する日までに、ゆうちょ銀行(郵便局)にて払込をお願いいたします(払込に係る手数料はご負担ください。)。

語学講座(初級)Ⅰ(やさしいフランス語会話) 2009年3月31日(火)
教養講座 Ⅰ(信認(フィデュシャリー)の法と社会)
教養講座 Ⅱ(英米文学の名作を読む)
語学講座(初級)Ⅱ(ロシア語講座(初級)) 2009年4月30日(木)
教養講座 Ⅲ(オバマ時代のアメリカと人種) 2009年5月29日(金)

納期限内に納入されない場合には、受講を辞退したものとして取扱いをいたしますのでご注意ください。

一度納入された受講料は払い戻しできませんので、ご了承願います。

【修了証書】

各講座につき8割以上出席された方には、修了証書をお渡しいたします。全12回の講座であれば10回以上、全6回の講座であれば5回以上、全3回の講座のであれば全回、出席された方が対象となります。

【途中受講】

開講日を過ぎてからも、途中から受講できる講座もあります。詳しくは事務局までお問い合わせください。ただし、受講料は全額を納入いただくこととなりますのでご了承ください。

【休講・補講】

講師の都合、天候、交通機関などの事情により、やむを得ず休講となる場合があります。休講の場合は、原則として補講を行います。休講・補講のお知らせはこちらからご連絡します。受講申込書には必ず日中に連絡が取れる連絡先をご記入ください。

また、何らかの事情により、開始時間30分を経過しても講座が行われない場合は休講とし、後日補講を行います。ただし、代講となる場合もありますのでご了承ください。

【録音、録画、写真撮影】

原則として、講義中の録音、録画および教室内での写真撮影はおことわりします。

【受講資格の取り消し】

次のような好ましくない行為があった場合は、教室からの退出、受講の停止、もしくは受講の取り消しをすることがあります。なお、受講料の返金はいたしません。

  1. 他の受講生の迷惑となる事や、授業の進行を妨げる様な行為を行った場合
  2. 受講の手続きや受講料の納付を完了していない場合
  3. 法令等や公序良俗に反する行為があった場合

【その他注意事項】

公共交通機関を利用してお越しください。

【問い合わせ先】

神戸市外国語大学市民講座特別コース係宛
〒651-2187 神戸市西区学園東町9丁目1番地
Tel:078-794-8177
Fax:078-794-8160

simintokubetsu-09@office.kobe-cufs.ac.jp