オープン・セミナー2012(10月~2月)

【概要】

神戸市外国語大学では、2008年度より、知的関心の高い地域の方々の多様な期待に応え、少人数でより専門性の高い内容を提供することを目的とし、「市民講座特別コース」を年2回開講しております。
2012年度からは、名称を「オープン・セミナー」に変更し、また神戸国際協力交流センターとの共催で、新たに1講座を三宮で開講いたします。

【特徴】

1.1クラス30名もしくは40名とし、少人数の受講生を対象としています。

2.受講生・講師間における意見交換・質問回答・各種指導をより活発に行うことで、一つのテーマをより深く学習することができます。

【開講講座】

2012年度後期は、語学講座を2コース、教養講座を4コース開講する予定です。教養講座のうち1コースにつきましては、三宮の神戸国際協力交流センター(神戸国際会館20階)で、その他の講座については、例年どおり神戸市外国語大学(神戸市西区学園東町9丁目1番地)で開講いたします。

三宮開講講座

教養講座 I

講座名: Language beneath the surface

In this lecture series, I will discuss four topics: Speech & Gesture, Tone-of-voice, Information Structure, and Language & Music. Each topic is “about” language. Most of the material is taken from English, but some of it is taken from other languages, including Japanese.

講座内容

【第1回】Speech & Gesture
When humans speak, they also make movements with their head, face, hands and arms. Gesture is related to the meaning of the words, as well as to the attitude of the speaker.

【第2回】Tone-of-voice
Tone-of-voice is similar to gesture, but the “movement” is sound-related. It also gives the listener clues about how the words should be interpreted and the attitude of the speaker.

【第3回】Information Structure
Information structure is about how the speech is organized. Usually “old information” is downplayed, and “new information” is highlighted. Every language has a different way of doing this, using word order and/or stress and intonation.

【第4回】Language & Music
Finally, I will consider the properties of language and music. There are many similarities, and some obvious differences. These will be compared in order to answer the question "How are they related?"

講師 Mark Campana(教授)
回数 全4回(4回通しの講座となります。)
開講日 10月5日・12日・19日・26日(毎週金曜日)
開講時間 各日18:30~20:00
開講場所 神戸国際協力交流センター 会議室 (国際会館20階)
受講料 4,800円(4回通しの受講料。前払い)
定員 30名

 ※講座は英語で行われます。(通訳はありません。)

学園都市開講講座

 語学講座 I

講座名: ドイツ語講座(初級)

概要:発音と簡単な日常会話の練習と、映像を使ってドイツの歴史と文化について説明します。 D:会話、G:文法、L:映画で分かるドイツの歴史と文化

講座内容 【第1回】  D:アルファベット、名前・出身の言い方 G:規則動詞の現在人称変化 L:ヴィルヘルム時代の映画

【第2回】 D:住所の言い方、挨拶の仕方 G:不規則動詞seinの現在人称変化 L:ワイマール共和国の映画(1)

【第3回】 D:紹介の仕方、数(1) G:数詞 L:ワイマール共和国の映画(2)

【第4回】 D:数(2) G:名詞の性と定冠詞の1格 L:第三帝国の映画

【第5回】 D:曜日 G:所有冠詞、疑問詞 L:戦後期の映画

【第6回】 D:言語について G:動詞の位置と語順 L:西ドイツの映画(1)

【第7回】 D:趣味(1) G:不規則動詞の現在人称変化 L:西ドイツの映画(2)

【第8回】 D:趣味(2) G:否定文の作り方 L:東ドイツの映画

【第9回】 D:食事(1) G:並列の接続詞 L:ベルリンの壁の崩壊をテーマとした映画

【第10回】 D:食事(2) G:前置詞 mit, ohne L:東西ドイツ統一後の映画(1)

【第11回】 D:家族 G:名詞の複数形 L:東西ドイツ統一後の映画(2)

【第12回】 D:職業 G:形容詞 L:自作の映像:ドイツのクリスマス
講師 Edgar Franz (准教授)
回数 全12回(12回通しの講座となります。)
開講日 10月2日・9日・16日・23日・30日
11月6日・13日・20日・27日
12月4日・11日・18日 (毎週火曜日)
開講時間 各日17:50~19:20
開講場所 神戸市外国語大学 応用視聴覚教室
受講料 14,400円(12回通しの受講料。前払い)
定員 30名

 

 語学講座 II

講座名 スペイン・バーチャル留学 ※定員に達しました。(キャンセル待ちは承ります。)

スペイン語をゼロから始める初心者コース。スペインの大学の外国人コースの留学生活を,現地ロケDVDを用いた講座でバーチャルに体験しましょう。12回の講座で,主な状況での会話,基本文法,基本語彙をカバーします。テキストは福嶌教隆『動く!スペイン語』(朝日出版社)を使用します。

講座内容

【第1回】ホテルに泊まる(文字と発音,あいさつ)

【第2回】入学手続き(ser, estar, 名詞,形容詞,基数詞1)

【第3回】自己紹介(規則動詞現在形,国・国民・言語)

【第4回】学校での会話(tenerなど,基数詞2,時刻)

【第5回】友人との会話(不規則動詞,代名詞,gustar)

【第6回】サッカーのテレビ観戦(所有詞,指示詞,比較級・最上級)

【第7回】過去のことを語る(点過去形,疑問詞)

【第8回】買い物(線過去形,haber,基数詞3)

【第9回】電子メール(現在分詞,hacer,季節・月・曜日)

【第10回】パーティー(過去分詞,受動文,再帰動詞)

【第11回】ミニ観光(命令法,関係詞)

【第12回】テスト(接続法,序数詞)

講師 福嶌 教隆(教授)
回数 全12回(12回通しの講座となります。)
開講日 11月14日・21日・28日
12月5日・12日・19日・26日
1月9日・16日・23日・30日
2月6日(毎週水曜日)
開講時間 各日17:50~19:20
開講場所 神戸市外国語大学 5AV教室
受講料 14,400円(12回通しの受講料。前払い) ※テキスト代別途必要
定員 30名

 

教養講座 II

講座名 イギリス小説の楽しみ―チャールズ・ディケンズの小説を読む

今年はヴィクトリア朝を代表する小説家チャールズ・ディケンズの生誕200年。誕生日の2月7日には、ウェストミンスター寺院で盛大な記念行事が行われ、グーグルのロゴもディケンズ作品の登場人物で飾られました。ディケンズが、今なおイギリスの国民的作家であることの証でしょう。ではどの点で国民文学となっているのか。ディケンズの面白さを、短編小説を中心に、同時代作家の作品とも比較しながら考えたいと思います。

講座内容

【第1回】19世紀ロンドンを歩く――ディケンズの「迷子になって」
ディケンズの短編「迷子になって」は、語り手の「私」が幼い時に迷子になってロンドンの街路をさまよい歩いた記憶を語る物語。迷子の子供の目を通して、ロンドンの名所を次々と紹介するこのジャーナリスティックな作品に潜む、作家の心の自伝を読み解きます。

【第2回】記憶の形――ディケンズとクリスマス物語
「クリスマス・キャロル」の爆発的な成功以来、多くのクリスマス物語を刊行したディケンズは、クリスマス精神を象徴する作家とも言われます。その中で唯一の失敗作とされる「人生の戦い」をとりあげ、他の作品と比較しながら作家の想像力の形について考えます。

【第3回】反復の恐怖——ディケンズ「信号手」
「信号手」は、結末になんとも割り切れない不安感の残る不気味な物語です。鉄道という科学技術の最先端の場で働く信号手に、繰り返し姿を見せて事故を予言する幽霊。作品にみられる「反復」はなぜか?この作品の持つ不気味さの謎を解き明かしてみましょう。

【第4回】紳士とは何か――オースティン、ギャスケル、ディケンズ
「紳士の国」イギリスにおいて、紳士とは何かという問題は、小説でも重要な意義を担っています。この問題を正面から取り上げたディケンズの『大いなる遺産』を中心に、19世紀の女流作家の作品もとりあげることで、その意味の変遷について考えたいと思います。

講師 新野 緑(教授)
回数 全4回(4回通しの講座となります。)
開講日 11月5日・12日・19日・26日(毎週月曜日)
開講時間 各日16:05~17:35
開講場所 神戸市外国語大学 104教室
受講料 4,800円(4回通しの受講料。前払い)
定員 40名

 

教養講座 III≪中止≫

講座名 九鬼周造の哲学―輪廻と時間― 諸事情により中止となりました。大変申し訳ございません。

『「いき」の構造』や『偶然性の問題』などの著作で内外に知られる九鬼周造(一八八八〜一九四一)は、関西に縁の深い哲学者である。かれの父隆一(一八五〇〜一九三一)は三田藩の出であり、文部官僚として京都大学の創立に関わり、母波津子(一八五九〜一九三一)は京都・祇園の出と言われる。そして三田には九鬼家の菩提寺心月院がある。周造は京都大学で教鞭をとり、死後かれの膨大な蔵書は甲南大学に寄贈された。
今回の講座では、従来ほとんど触れられることがなかった九鬼の時間論を、とくに足掛け八年に及んだヨーロッパ留学からの帰国直前にパリ郊外のポンティニーで行われたフランス語講演「時間の観念と東洋における時間の反復」(La  notion  du  temps  et  la reprise  sur  le  temps  en  Orient: 1928)に基づいて紹介してみたいと思います。

講座内容

【第1回】哲学の歴史––「哲学」という言葉をめぐって––
哲学はいつ頃どの辺りで始まって、どのような経路を経て、いつ頃日本へ伝えられたか。「哲学」という言葉の由来を尋ねることによって、そのことを確認します。

【第2回】九鬼周造の略歴
九鬼隆一・初子夫妻、周造、そして岡倉天心(一八六二〜一九一三)。
西洋留学。

【第3回】「輪廻」とはどのような思想か
西洋ではピュタゴラス派の中に、東洋ではバラモン教や仏教の中に見られる「輪廻」の思想とはいったいどのような思想なのか。その根本論理を確認します。

【第4回】「永遠回帰」という思想
「輪廻」の思想が含む時間観念、すなわち無限に周回的に繰り返す時間観念にはどのような意味があるか、考えてみる予定です。

講師 小浜 善信(教授)
回数 全4回(4回通しの講座となります。)
開講日 11月6日・13日・20日・27日 (毎週火曜日)
開講時間 各日13:30~15:00
開講場所 神戸市外国語大学 107教室
受講料 4800円(4回通しの受講料。前払い)
定員 40名

 

教養講座 IV

講座名 変化のなかの日本語

時代の流れにつれて言葉も変わることは,昔の作品の言葉と今の言葉との大きな違いを見ればわかります。私たちが使っている現在の日本語もまた、絶え間ない 変化のなかにある一時の姿だといえます。次の時代には普通になる表現は、最初は聞き慣れない変な言い方として現れて来ることが多いものです。本講座では、古典作品からインターネットの表現までを取り上げ、これまで日本語が変化してきた方向と現在はどこかおかしいとされている言い方の未来について考えます。

講座内容

【第1回】言葉の変化の意識
言葉はふつうゆっくりと変化し,また,新しい言い方が書かれた文章に現れるまでには時間がかかるので,変化は意識さ れない (気がついたら変わっていた) ことが多いものです。ところが近年は,主としてインターネットが普及したために,奇妙に見える表現がすぐに文字化されてきます。ここでは,私たちの言葉が 変化のなかにあると意識される,さまざまな例を取り上げます。

【第2回】文法の変化
昔の言葉と今の言葉をはっきりと特徴づけているのは,文法の違いではないでしょうか。この回では,日本語文法史上重要ないくつかの項目について,古典語から現代語への変遷を探ります。

【第3回】待遇表現の変化
話に登場する人物 (聞き手を含む) をどのように待遇するか,そのやり方を待遇表現といいますが,一般的には「敬語」の問題ととらえられています。世代間で意識の違いが大きく,コミュニケーション上のトラブルの元になっている (?) 現代の敬語について考えます。

【第4回】配慮表現の変化
聞き手に何らかの心理的負担をかけたとき,またはかけると予想されるときに,それを和らげるための言い方を配慮表現と呼びます。この回では,近松浄瑠璃に見られる感謝と謝罪の表現を取り上げ,現代語との共通点と相違点を観察します。

講師 福田 嘉一郎(准教授)
回数 全4回(4回通しの講座となります。)
開講日 10月5日・12日・19日・26日 (毎週金曜日)
開講時間 各日14:25~15:55
開講場所 神戸市外国語大学 107教室
受講料 4,800円(4回通しの受講料。前払い)
定員 40名

 ※日程・講座内容等については、変更が生じる場合があります。
※ 応募者が少ない場合、講座を中止することがあります。

【受講までの流れ】

受講申込→受付完了の連絡→受講料の払込→受講

お申込みいただいた後、こちらから受付完了の連絡(電話・FAX・e-mailのいずれかで)をいたします。その後、受講料をお支払いください。お振込み完了後、特にこちらからは連絡いたしません。講座の開始1週間前になってもお振込みがない場合は受講を辞退されたものとして取り扱いますので、ご注意ください。

【申込方法】

必要事項(受講希望講座・氏名・住所・電話番号)等をご記入の上、郵送またはFAX、e-mailのいずれかでお申し込みください(所定の受講申込書[98KB]をご利用ください)。
申込は、9月10日(月)から先着順となります。申込後、1週間以内に連絡がない場合は、お問い合わせください。
なお、電話によるお申込みは受け付けておりません。

【申込先】

神戸市外国語大学 オープン・セミナー係 宛
〒651-2187 神戸市西区学園東町9-1
Fax:078-794-8160
os2012@office.kobe-cufs.ac.jp

【講座の中止】

応募者が少ない場合、講座を中止することがあります。中止決定の場合はお知らせいたします。

【受講料の納入】

受講料は前納制です。講座開始の1週間前までに郵便払込取扱票で、ゆうちょ銀行(郵便局)にてお支払いください。(払込手数料はご負担ください。)

*口座記号番号: 00940-3-271346
*加入者名: 公立大学法人 神戸市外国語大学
*通信欄に受講される講座名をご記入ください。
*受講者名にて振り込んでください。
*一度納入された受講料は払い戻しできませんので、ご了承願います。

【修了証書】

各講座につき8割以上出席された方には、修了証書をお渡しいたします。全12回の講座であれば10回以上、全4回の講座であれば全回、出席された方が対象となります。

【途中受講】

開講日を過ぎてからも、途中から受講できる講座もあります。詳しくは事務局までお問い合わせください。ただし、受講料は全額を納入いただくこととなりますのでご了承ください。

【休講・補講】

講師の都合、天候、交通機関などの事情により、やむを得ず休講となる場合があります。休講の場合は、原則として補講を行います。休講・補講のお知らせはこちらからご連絡します。受講申込書には必ず日中に連絡が取れる連絡先をご記入ください。

また、何らかの事情により、開始時間30分を経過しても講座が行われない場合は休講とし、後日補講を行います。ただし、代講となる場合もありますのでご了承ください。

【録音、録画、写真撮影】

原則として、講義中の録音、録画および教室内での写真撮影はおことわりします。

【受講資格の取り消し】

次のような好ましくない行為があった場合は、教室からの退出、受講の停止、もしくは受講の取り消しをすることがあります。なお、受講料の返金はいたしません。

  1. 他の受講生の迷惑となる行為や、授業の進行を妨げる様な行為を行った場合
  2. 法令等や公序良俗に反する行為があった場合

【その他注意事項】

公共交通機関を利用してお越しください。

【問い合わせ先】

神戸市外国語大学 オープン・セミナー係 宛
〒651-2187 神戸市西区学園東町9-1
Tel:078-794-8177
Fax:078-794-8160
os2012@office.kobe-cufs.ac.jp

*主催*神戸市外国語大学・神戸国際協力交流センター
*後援*神戸市・神戸市教育委員会