オープン・セミナー2015後期(9月~12月)

概要

神戸市外国語大学では、知的関心の高い地域の方々の多様な期待に応え、少人数でより専門性の高い内容を提供することを目的とし、「オープン・セミナー」を年2回開講しています。

特徴

  1. 1クラス30名もしくは40名とし、少人数の受講生を対象としています。
  2. 受講生・講師間における意見交換・質問回答・各種指導を活発に行うことで、一つのテーマをより深く学習することができます。

開講講座

2015年度後期は、語学講座を2コース、教養講座を4コース開講します。

三宮の神戸国際協力交流センター、JR神戸駅前の兵庫県立神戸生活創造センターにて教養講座を1講座ずつ開講、その他の講座を神戸市外国語大学で開講いたします。

学園都市開講講座

語学講座 I

講座名 英語で読む20世紀イギリスの歴史

私 たちの少なからずは20世紀に生まれ、また育ったと言えるでしょう。ではその20世紀を、イギリスの人びとはどう経験したのでしょうか。本授業はこの観点 から、イギリスの20世紀の歴史を丁寧に振り返り、またそれを通じて、英語の表現や構文などの理解を深めてゆきます。教科書は重要な個所を抜粋して読み、 特別な語彙、英文解釈上の留意点、内容理解に必要な詳細な歴史的背景などは事前に私から説明します。歴史を題材として英語を学ぶよい機会を提供できたら幸 いです。

講座内容

【第1回】イントロダクション(20世紀イギリス史を学ぶための導入を行います)。

【第2回】第一次世界大戦

【第3回】1920年代:モダニズムの時代

【第4回】1930年代:世界大不況の中で

【第5回】第二次世界大戦

【第6回】植民地の独立

【第7回】1960年代の社会と若者文化

【第8回】1970年代:EC加盟と北アイルランド紛争

【第9回】1980年代:サッチャー政権

【第10回】1990年代の変容

【第11回】21世紀初頭のイギリス

【第12回】まとめと展望

講師 光永 雅明 教授
回数 全12回(12回通しの講座となります。)
開講日 9月25日 ~12月18日(10月30日を除く毎週金曜日)
開講時間 各日12時45分~14時25分
開講場所 神戸市外国語大学
受講料 14,400円(12回通しの受講料。前払い)
定員 30名
テキスト

Twentieth-Century Britain: A Very Short Introduction / Kenneth O. Morgan (Oxford University Press, 2000)

※講座初日までに各自でご用意ください。講座初日に教室での販売も行います。

その他 授業の際には辞書をご持参ください。

語学講座II

講座名 ロシア語入門2

ロシア語の初歩的な知識を身に付けて行きます。(教科書の後半部を学びます)
すでに前半部を終えられた方、あるいはかつてロシア語を学んだことがあるがもう一度勉強したいという方を対象としています。

講座内容

【第1回】小説を読み終えましたか。

【第2回】忙しかったのです。

【第3回】スープは何がおすすめですか。

【第4回】ご気分はいかがですか。

【第5回】いつお出かけになりますか。

【第6回】ちょっとおうかがいしますが。

【第7回】これまでのおさらい

【第8回】この辞書はおいくらですか。

【第9回】彼の名前は何というのですか。

【第10回】わたしは毎年ソチに生きます。

【第11回】もしチケットがあったなら。

【第12回】これまでのおさらい。
講師 岡本 崇男 教授
回数 全12回(12回通しの講座となります。)
開講日 9月25日 ~12月18日(10月30日を除く毎週金曜日)
開講時間 各日17時50分~19時20分
開講場所 神戸市外国語大学
受講料 14,400円(12回通しの受講料。前払い)
定員 30名
テキスト

初級ロシア語20課/桑野隆著,白水社(ISBN:978-4560086148)1,900円

※講座初日までに各自でご用意ください。

教養講座 I

講座名 天文学入門 ~宇宙の光~

宇宙に関するニュースを聞いてみると、途方もなく遠くの宇宙の話をしているように聞こえます。そのような遠くの世界のことを、どうして調べることができるのでしょうか? そのための重要な手段が、宇宙の光を詳しく調べることです。

本講座では、宇宙の光や、そこからわかってきた天文現象として、太陽系外惑星に関する話題を中心に概観していきます。

天文学の入門的な講座として、基本的な考え方を平易に解説したいと思います。

講座内容

【第1回】
光とはどのようなものでしょうか? 光には波の性質があります。その性質を見ていきます。

【第2回】
プリズムに太陽の光を通すと虹色の帯が映し出されます。それでは、宇宙から届く光をプリズムに通せば何がわかるでしょうか?

【第3回】
太陽系の外、はるか遠くの宇宙に惑星が見つかっています。これらを太陽系外惑星と呼んでいます。これらの惑星はどのように探査されているのでしょうか?

【第4回】
太陽系外惑星の中には不思議な惑星が見つかっています。それらにふれながら、本講座をまとめます。

講師 福江 翼 准教授
回数 全4回(4回通しの講座となります。)
開講日 9月29日・10月6日・13日・20日(毎週火曜日)
開講時間 各日12時45分~14時15分
開講場所 神戸市外国語大学
受講料 4,800円(4回通しの受講料。前払い)
定員 40名

教養講座 II

講座名 アジアの文字とことばの世界

ことばはたしかに文字がなくても使えます。実際に子どもたちは文字を知らなくてもことばの立派な使い手です。しかし一方で、ことばを石碑や木簡、紙などに残 し、その場にいない人たちや後世の人々に伝える手段としての文字は世界中で広く豊かに発達しました。アジアはまさに文字の宝庫です。本セミナーでは右から 左に書く中東の文字や、東アジアの縦書きモンゴル文字や満州文字、さらには日本の寺院でも目にするインド系文字の世界を紹介し、最後に文字を持たないイン ドネシアの民族の話まで、アジア文字世界を西から東に一気に駆け抜けます!

講座内容

【第1回】「アラビア文字の血脈と独自性」(担当:仲尾周一郎)

飾りのような点を散りばめつつ右から左に連なっていくアラビア文字は、「エキゾチックな文字」の代表と言えます。歴史的を辿るとアラビア文字は世界中の 数々の文字とつながりをもちますが、その成立には何が関わったのでしょうか?第1回では他の文字の発展の歴史などもふまえながら、アラビア文字の「面白 さ」を紹介していきます!

【第2回】「ソグド文字から満州文字へ―横から縦へ―:中央アジアの文字史の流れ」(担当:岩尾一史)

現在中国の内モンゴルで使われているモンゴル文字や、かつて清朝で使われていた満洲文字は、元をたどればウイグル文字、さらにはソグド文字へと遡ることが できます。第2回では、中央アジアの人々が継承した文字の歴史について概括し、さらに草原の文字の完成体ともいえる満洲文字とその書き方について紹介いた します。

【第3回】「チベット文字―インド系文字の偉大なるインパクト―:」(担当:西田愛)

インド系文字は、われわれ日 本人にとっては漢字やラテン文字ほど馴染みのある文字ではないかもしれません。しかし、インド系文字はインドやネパール、チベットなどの南アジア地域か ら、ビルマ、タイなどの東南アジアの国々でも使用され、なんと世界の5人にひとりが用いている文字なのです!
第3回では、インド系文字の多様な字形を紹介しながらそれらの共通点を解説し、インド系文字に属するチベット文字とチベット語についても紹介します。

【第4回】 「インドネシアの無文字世界:文字を持たない民族のストラテジー」(担当:稲垣和也)

文字を無文字の観点から考えてみましょう。文字はことばを目に見えるかたちにしたものです。700ほどあるインドネシアの言語のうち、文字を発達させたも のはわずかです。文字を使わない社会では、文字に支えられている伝達や記録などの活動をどのようにおこなっているのでしょうか?第4回は、文字自体ではな く、文字とことばについて理解を深めます。

講師 仲尾 周一郎 非常勤講師、岩尾 一史 客員研究員、西田 愛 客員研究員、稲垣 和也 客員研究員
回数 全4回(4回通しの講座となります。)
開講日 11月10日・17日・24日・12月1日(毎週火曜日)
開講時間 各日16時5分 ~ 17時35分
開講場所 神戸市外国語大学
受講料 4,800円(4回通しの受講料。前払い)
定員 40名

三宮開講講座

教養講座 III 

講座名 バイリンガリズムと第二言語習得

二つの言語を習得し、使用すると、母語だけで生活している場合とはどのような点において異なるのでしょうか。本講座では、バイリンガリズム(二言語併用)と第二言語習得について学びます。

講座内容

【第1回】第二言語習得と年齢

子どもの頃に外国語学習を始めた方が簡単に学べると、一般的には思われていますが、実際はどうなのでしょうか。子どもと大人の第二言語習得について考察します。

【第2回】バイリンガルとは?

バイリンガルとは、二言語をモノリンガルの母語話者と同じレベルで使える人なのでしょうか。バイリンガルの定義・特徴について考えます。

【第3回】バイリンガリズムの影響 1

【第4回】バイリンガリズムの影響 2

二言語併用の言語的・認知的影響について考察します。近年注目されているバイリンガリズムと高齢化の関係についても考えます。
講師 星野 徳子 准教授
回数 全4回(4回通しの講座となります。)
開講日 10月2日・9日・16日・23日(毎週金曜日)
開講時間 各日10時30分~12時
開講場所 神戸国際協力交流センター(貿易センタービル2階)
受講料 4,800円(4回通しの受講料。前払い)
定員 30名

JR神戸駅前開講講座

教養講座 IV

講座名 米国はいかなる国か―米国史を学び直す

日本は世界でもダントツの親米国家で、イラク戦争後の2006年の時点でも、英56%、仏39%、独37%、トルコ12%に対して、63%の日本人がアメリ カが「好き」と答えています(吉見俊哉『親米と反米』10頁)。さらに、「中国が超大国として米国を抜くか」という問いを世界各国で2009年と2011 年の二度実施したところ、英・仏・独などは2009年の時点で「追い抜く」が多数を占めており、2011年になると米国・イスラエルでも「追い抜く」が多 数派になっているのに対し、日本だけが「追い抜けない」が2009年で59%、2011年で60%で一貫して多数派を占めています(孫崎享『不愉快な現 実』20頁)。2010年は、1913年以来世界一の工業生産国であった米国を中国が抜いた歴史的な年なのですが、日本では尖閣諸島での中国漁船衝突事件 が大きな話題になった年でした。

多くの日本人は米国が覇権国であり続け、米国に追随していけば、日本の繁栄と安 全が確保されると思い込んでいるように見えます。しかし最大の親米国家である日本に住んでいる我々は米国のことをどれだけ知っているのでしょうか(全く同 様の問いを中国について発することもできます)。

この講座では、『アバター』(2009年公開・興行収入世界一のジェームズ・キャメロン監 督の大ヒット映画)の比較社会論的分析を手がかりに米国史の学び直しを提案したいと考えています。比較社会論とは、原始社会・文明社会・近代社会・現代社 会を比較考察することで、未来社会を構想する学問です。

講座内容

【第1回】『アバター』の比較社会論的分析・・・近・現代社会の過激な体現者である米国と原始社会であるアメリカ・インディアン社会の衝突

【第2回】「白いインディアン」・・・二つの生き方(American way of lifeとAmerica Indian way of life)

【第3回】ジェノサイドとエコサイド・・・米国の歴史の93%は戦争である

【第4回】「インディアンは必ず勝つ」・・・未来社会への展望
講師 田中 敏彦 教授
回数 全4回(4回通しの講座となります。)
開講日 11月10日~12月1日(毎週火曜日)
開講時間 各日19時30分~21時
開講場所 兵庫県立神戸生活創造センター (神戸クリスタルタワー5F)
受講料 4,800円(4回通しの受講料。前払い)
定員 40名

※日程・講座内容等については、変更が生じる場合があります。
※応募者が少ない場合、講座を中止することがあります。

受講までの流れ

受講申込→受付完了の連絡→受講料の払込→受講

受講のお申込みをいただいた後、1週間以内に受付状をお送りします。受付状を受け取ってから1週間以内に、郵便局にて受講料をお支払いください。(こちらからは、納付書等は送付いたしません。)なお、受講料をお支払いただいた後の確認連絡はいたしませんので、当日指定の会場まで直接お越しください。

期限内に受講料のお支払いがない場合は、受講を辞退されたものとして取り扱いますので、ご注意ください。

申込方法

必要事項(受講希望講座・氏名・住所・電話番号)等をご記入の上、郵送またはFAX、e-mailのいずれかでお申し込みください(所定の受講申込書[26KB]をご利用ください)。
申込は、8月10日(月曜)から先着順となります。申込後、1週間以内に連絡がない場合は、お問い合わせください。
なお、電話によるお申込みは受け付けておりません。

申込先

神戸市外国語大学 オープン・セミナー係 宛
〒651-2187 神戸市西区学園東町9-1
Fax:078-794-8160
os2015@office.kobe-cufs.ac.jp

講座の中止

応募者が少ない場合、講座を中止することがあります。中止決定の場合はお知らせいたします。

受講料の納入

受講料は前納制です。受付状到着後1週間以内に郵便払込取扱票で、ゆうちょ銀行(郵便局)にてお支払いください。(払込手数料はご負担ください。)

*口座記号番号: 00940-3-271346
*加入者名: 公立大学法人 神戸市外国語大学
*通信欄に受講される講座名をご記入ください。
*受講者名にて振り込んでください。
*一度納入された受講料は払い戻しできませんので、ご了承願います。

修了証書

各講座につき8割以上出席された方でご希望の方には、修了証書をお渡しいたします。全12回の講座であれば10回以上、全4回の講座であれば全回、出席された方が対象となります。

途中受講

開講日を過ぎてからも、途中から受講できる講座もあります。詳しくはオープン・セミナー係までお問い合わせください。ただし、受講料は全額を納入いただくこととなりますのでご了承ください。

休講・補講

講師の都合、天候、交通機関などの事情により、やむを得ず休講となる場合があります。休講の場合は、原則として補講を行います。休講・補講のお知らせはこちらからご連絡します。受講申込書には必ず日中に連絡が取れる連絡先をご記入ください。

また、何らかの事情により、開始時間30分を経過しても講座が行われない場合は休講とし、後日補講を行います。ただし、代講となる場合もありますのでご了承ください。

録音、録画、写真撮影

講義中の録音、録画および教室内での写真撮影はおことわりします。

受講資格の取り消し

次のような好ましくない行為があった場合は、教室からの退出、受講の停止、もしくは受講の取り消しをすることがあります。なお、受講料の返金はいたしません。

  1. 他の受講生の迷惑となる行為や、授業の進行を妨げる様な行為を行った場合
  2. 法令等や公序良俗に反する行為があった場合

その他注意事項

駐車場は利用できません。公共交通機関を利用してお越しください。

アクセス(神戸市外国語大学)

問い合わせ先

神戸市外国語大学 オープン・セミナー係 宛
〒651-2187 神戸市西区学園東町9-1
Tel:078-794-8177
Fax:078-794-8160
os2015@office.kobe-cufs.ac.jp

*主催*神戸市外国語大学・神戸国際協力交流センター
*共催*兵庫県立神戸生活創造センター
*後援*神戸市・神戸市教育委員会

リンク

神戸国際協力交流センターホームページ

兵庫県立神戸生活創造センターホームページ