下記の通り講演会を開催します。本学学生だけでなく、一般市民の方もご参加いただけます。

概要


日時:2016年10月 11日(火曜)14時25分~15時55分
場所:神戸市外国語大学 三木記念会館
キャンパスマップ
対象:本学学生、一般の方(※先着60名)※本学学生は申込不要です。
参加費:無料

講演内容:
 日本文化や日本史は漢字と仏教を抜きにしては語れない。漢字は中国から直接に,もしくは朝鮮半島を経由して伝来したのであり,仏教はインドからシルクロードを経由して中国に入り,そこで漢文仏教として変容したものが直接,もしくは朝鮮半島を経由して日本に到着したのである。日本語の中の漢字には音読みと訓読みがあるが,音読みされる漢語は日本語の中で高級語彙すなわち文化用語であり,その漢字には伝来した時代によって呉音・漢音・唐宋音の3種類がある。また日本語には,漢字で表記されるが実はインドや中央アジアの言語に由来するものが少なからず定着しているのである。
 そうした歴史的背景を理解するために,講演ではまず陸のシルクロード地帯である中央ユーラシアについて概説する。さらにその中央ユーラシアを故郷とし,民族大移動によってユーラシア全域に拡散し,激動の世界史を彩るインド=ヨーロッパ語族とアルタイ語族の動向に言及する。後半では,日本に漢字や仏教が定着するのに大きな役割を果たした渡来人と継体天皇の政策にも論及したい。歴史や地理の苦手な人にもできるだけ興味を持ってもらえるよう,言語に関わる話題を多く提供したい。

講演者

森安 孝夫氏(本学客員教授、大阪大学名誉教授)

プロフィール
東洋史のうちの内陸アジア史を専門分野とする。敦煌・トゥルファン出土多言語文書、モンゴル高原の古代トルコ語碑文類、並びに漢籍史料を中心にイスラム化以前の中央ユーラシア東部(モンゴル・新疆ウイグル自治区・北中国・チベットなど)で活動した諸民族の歴史を研究している。具体的にはシルクロードの文化交流史や、遊牧騎馬民族の世界史的意義の究明などがある。

お申し込み・お問い合わせ

申込書に必要事項(氏名・住所・電話番号・FAX番号・メールアドレス)をご記入の上、e-mail、FAXまたは郵送で下記までお申し込みください。

【申込先】e-mail:shouhei@office.kobe-cufs.ac.jp FAX:078-794-8160 
      
住所:〒651-2187 神戸市西区学園東町9丁目1
【締切】2016年10月7日(金曜)17時 ※定員に達した場合は受付を終了します。