下記の通り講演会を開催します。本学学生だけでなく、一般市民の方もご参加いただけます。

概要

日時:2015年10月 1日(木曜)12時45分~14時15分
場所:神戸市外国語大学 三木記念会館
キャンパスマップ
定員:60名(先着順)
参加費:無料

講演内容:
近代以前の世界史の主要舞台はアフリカ北辺部を含むユーラシア世界であった。そのユーラシア世界の中央部を中央ユーラシアと呼ぶが、そこには諸文明圏を結び付ける大動脈となったシルクロードがあった。いわゆる四大文明の担い手にはインド=ヨーロッパ語族もアルタイ語族もいなかったが、鉄器が発明され騎馬遊牧文化が普及する紀元前2千年紀〜1千年紀からは、中央ユーラシア西部から登場したインド=ヨーロッパ語族と中央ユーラシア東部から登場したアルタイ語族が、世界史を動かす主役として踊り出て来る。                         本講演の前半では、歴史の苦手な人にも分かりやすい人類史の大きな潮流を説明し、後半では敦煌やトゥルファンから出土した古代ウイグル語をはじめとする多言語の手紙文書を紹介しながら、ユーラシア世界の経済・文化交流を支えたシルクロードの実態に迫っていく。

講演者

森安 孝夫(もりやす たかお) 客員教授

大阪大学名誉教授
神戸市外国語大学 客員教授

東洋史のうちの内陸アジア史を専門分野とする。敦煌・トゥルファン出土多言語文書、モンゴル高原の古代トルコ語碑文類、並びに漢籍史料を中心にイスラム化以前の中央ユーラシア東部(モンゴル・新疆ウイグル自治区・北中国・チベットなど)で活動した諸民族の歴史を研究している。
具体的にはシルクロードの文化交流史や、遊牧騎馬民族の世界史的意義の究明などがある。

主要業績:

1. 森安孝夫『東西ウイグルと中央ユーラシア』名古屋,名古屋大学出版会,2015年。

2. 森安孝夫『シルクロードと唐帝国』(興亡の世界史 5),東京,講談社,2007年。

3. 森安孝夫『ウイグル=マニ教史の研究』『大阪大学文学部紀要』31/32(合併号),1991年。

4. 森安孝夫(編著)『中央アジア出土文物論叢』京都,朋友書店,2004年。

5. 森安孝夫(編著)『ソグドからウイグルへ』東京,汲古書院,2011年。

6. 森安孝夫/A. オチル(共編)『モンゴル国現存遺蹟・碑文調査研究報告』豊中,大阪大学文学研究科内,中央ユーラシア学研究会,1999年。

7. 山田信夫(著);小田壽典/P. ツィーメ/梅村 坦/森安孝夫(共編)『ウイグル文契約文書集成』全3巻,吹田,大阪大学出版会,1993年。

お申し込み・お問い合わせ

申込書に必要事項(氏名・住所・電話番号・FAX番号・メールアドレス)をご記入の上、e-mail、FAXまたは郵送で下記までお申し込みください。

【送付先】e-mail:shouhei@office.kobe-cufs.ac.jp FAX:078-794-8160
【締切】2015年9月29日(火曜)17時

※定員に達した場合は受付を終了します。