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文明が国家や民族の枠を越えて遠心的に広がり、人類共通の財産となるのに対して、文化は気候風土、風俗習慣、そこに生きる人間の思考様式と密接に絡み合っており、文明のように遠心的に広がっていくことはありません。その意味で、文化は個別性・地域性をその特徴としていると言えます。
だからといって、文化が排他的で閉ざされたものであるというのではありません。それどころか、個々の文化は絶えず異文化と交流、接触することによって古くなったもの、時代に合わなくなったものを切り捨てるか、変容させて新たに生まれ変わっていきます。したがって、個別性、地域性にこだわりすぎると、文化理解に大きな支障をきたすことになります。恒常的なものと変容しやすいもの、この両者によって作り上げられている文化の理解には、当然のことですが異文化との交流、接触から生じる変化にも目を配らなければなりません。
文化コースでは、文化のこうした特性を踏まえて地域的、個別的な研究を一方の核にしながら同時に変化していく部分、すなわち交流、接触から生まれる新しい側面にも目を向けることによって、文化の本質である恒常性と変容をとらえていきます。従来、世界地図は政治的な枠組みによって色分けされてきましたが、冷戦終結後の激動の時代を迎えて全面的な見直しを迫られています。そうした視点に立って、文化コースでは世界を、日本を含むアジア地域、アジアとヨーロッパにまたがるロシア、ヨーロッパと南北アメリカ、さらに東洋と西洋の接点として歴史的にもきわめて重要な位置を占め、現在も無視することのできないイスラム圏に分け、その大きな枠組みを中心に据えて、各地域、各文化間の交流・接触を研究していきます。
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授業科目名 |
担当教員 |
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日本文化演習Ⅰ(日本思想史研究)1・2 |
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日本文化演習Ⅱ(宗教思想研究)1・2 |
臨時閉講 |
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日本文化演習Ⅲ(比較文明論研究) 1・2 |
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アジア文化演習Ⅰ(中国文学研究)1・2 |
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アジア文化演習Ⅱ(イスラム文化研究)1・2 |
臨時閉講 |
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アジア文化演習Ⅲ(ロシア文学研究) 1・2 |
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欧米文化演習Ⅰ(イギリス文化研究) 1・2 |
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欧米文化演習Ⅱ(イギリス現代文学研究) 1・2 |
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欧米文化演習Ⅲ(ヨーロッパ思想研究) 1・2 |
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欧米文化演習Ⅳ(イタリア文化研究) 1・2 |
臨時閉講 |
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欧米文化演習Ⅴ(スペイン文学研究)1・2 |
非常勤講師 |
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欧米文化演習Ⅵ(ラテンアメリカ文学研究)1・2 |
臨時閉講 |
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欧米文化演習Ⅷ(フランス文学研究)1・2 |
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欧米文化演習Ⅸ(ヨーロッパ古典研究)1・2 |
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