「木を見て森を見ず」ということが言われます。しかし、森が一本一本の木から成ることも忘れてはならないでしょう。近年学問の国際化、学際化が想像を超える速度で進展していますが、そのような時代であるならばなおさら個別学問研究の重要性は増大することはあれ、減ずることはありません。特に修士課程においては、伝統的な学問、個別的な研究は重視されねばなりません。本専攻では、語学・文学の2領域に加えて、2012年度より、新たに通訳翻訳学領域も開設いたしました。入学者はいずれかの領域の範囲の中で研究テーマを決定し、主としてその領域の授業を受講します。

語学領域

語学領域では、英語を対象言語とし、言語知識体系・認知プロセス・対人交渉など、ことばとコミュニケーションにかかわるさまざまな局面について研究します。担当教官が専攻する分野は、音韻論・形態論・統語論・意味論・語用論など、現代言語学・語学の主要領域をカバーしており、個々の領域に特化した先端的な研究を行うことも、それぞれの領域にまたがる包括的なアプローチをとることも可能です。英語および言語一般に対する感性を磨きつつ、分析・批判能力と研究発信能力を備えた学生を育てることがこの領域の目標です。

*授業担当専任スタッフ(2017年度 アルファベット順)*

文学領域

文学領域では、主にイギリス・アメリカ・その他の英語圏の文学作品を対象にして、そこに用いられた様々な「表現」や「手法」の特徴を手がかりに、作家の思想や世界観について、作品の背景をなす社会や歴史、他の芸術との関わりも視野に入れながら、多様な角度から研究を進めます。きめ細かい研究指導を通して、文学・文化についての深い理解力と洞察力を養うことを目指します。

*授業担当専任スタッフ(2017年度 アルファベット順)*

通訳翻訳学領域

通訳翻訳学領域では、実際の通訳・翻訳データを分析して理論的考察を加えることや、通訳・翻訳の評価の問題、認知科学的プロセスの解明などを研究します。体系的な研究の歴史が浅い新しい分野なので、今後新しい研究の試みが広がっていくことが期待されます。また、通訳・翻訳を研究対象として捉えるだけではなく、通訳・翻訳の技術指導も含めた実践的な科目を提供することにより、高度な通訳・翻訳能力を自らもつ院生を育てることがこの領域の特徴となります。

*授業担当専任スタッフ(2017年度 アルファベット順)*

授業科目一覧

授業科目名
英語学研究1・2
English Linguistics 1・2
英語学演習1・2
English Linguistics Seminar 1・2
英米文学研究1・2
English Literature 1・2
英米文学演習1・2
English Literature Seminar 1・2
英米文化研究1・2
English Culture 1・2
通訳理論研究1・2
Theory of Interpreting 1・2
会議通訳分析1・2
Conference Interpreting 1・2
メディア通訳研究1・2
Media Interpreting 1・2
放送通訳分析1・2
Broadcast Interpreting 1 ・2
翻訳理論研究1・2
Theory of Translation 1・2
翻訳分析1・2
Translation 1・2
コミュニケーション学研究1・2
Communication 1・2

通訳翻訳特別研究1・2
Research Project in Translation & Interpreting Studies 1・2

*各講義の概要や授業時間割はトップページの「シラバス検索」から確認してください。

共通授業科目