中国学科准教授
津守陽 (つもりあき)
Associate Professor
Aki TSUMORI

MESSAGE

「ことば」と「思考」の関係が気になり続けている外国文学研究者の端くれとして、外国語を丹念に身につけていく外大の教育に携わることができるのは大きな喜びです。学問は自分自身がより自由に生きるための糧だと考えています。学生の皆さんの新鮮な思考と切磋琢磨できるのを楽しみにしています。

最終学歴 Degrees

京都大学文学部
京都大学文学研究科修士課程(文学修士)
京都大学文学研究科博士後期課程(文学博士)

研究分野 Research Field

1920~40年代にかけて活躍した沈従文という作家を中心に、近代中国において隆盛した〈郷土〉(ふるさと・いなか・農村といった場所の複合概念)という概念の形成と、それをめぐる文学表象について研究しています。一種の共同幻想としての「ふるさと」「いなか」イメージは、近代中国だけではなく、日本を含む世界各国で様々に変異しながら盛んに生み出されました。この意味において、現在に生きる私たちの想像力にも強く影響し続けています。その〈郷土〉をつづるのはどのようなことばなのか?という問題を、作品の細部から考察しています。

Modern Chinese Literature, Literary Representations of the Native Place, Shen Congwen

主要論文 Major Publications

「『殺夫』論」、『中国文学報』第五十九冊、1999年10月、133~161頁。

「沈従文の女性形象にひそむ「郷土」――白い女神か、黒い田舎娘か?」、『東方学』第113輯、2007年1月、70~86頁。

「「郷土」を溶かす内面の空白――沈従文の女性像から」、『現代中国』第81号、2007年9月、161~171頁。

「「郷土」をめぐる時間形式――沈従文と「不変の静かな郷村」像」『日本中国学会報』第61集、2009年10月、247~261頁。

「「におい」の追跡者から「音楽」の信者へ――沈従文『七色魘』集の彷徨と葛藤」『中国研究月報』、第67巻第12号、2013年12月、3~23頁。

所属学会 Academic Associations

日本中国学会、東方学会、現代中国学会

担当授業科目 Classes

専攻中国語Ⅱ講読、専攻中国語Ⅳ講読、中国文学史、中国文学特殊講義

教育研究活動報告書(最近5年) Recent Publications and Presentations

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