学生の声 2015年度

2013年度入学
外国語学部 英米学科(神戸市立葺合高等学校卒業)

アフリカを「知る、伝える、動く、突破。」

インターン先の活動の様子。ワークショップにてファシリテーターを務める

合格体験談

私は一般試験前期日程で合格しました。点数はセンター・二次ともに平均より少し上くらいだったと思います。志望動機は英語の教師を目指していて、地元の公立大学だったからです。私は塾に行かず、自分の力を信じて受験勉強をしました。常に周囲の高校生とは逆のことをしたから、合格できたと思っています。おすすめの参考書は、自分の志望校と同じか、少し難しいレベルの赤本です。普通の人は、基礎を固めてから赤本に取り組み始めると思いますが、私は最初から赤本を解きました。テストの形式になれるとともに、実力が付きます。また、一般入試で本大学を目指しているのであれば、2次試験の勉強は、9月ごろから始めるといいでしょう。自由作文や和訳は、何度も繰り返すことで上達します。また、リスニング対策はpodcastの英語教材を使うと良いですよ。スピードは1.5倍くらいで聞き続けてください。毎日5分でもいいので、聞き続けることが大事です。是非外大に来てくださいね。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

私は英米学科所属なので、専攻科目は英語です。広く英語について勉強しています。少人数授業なので、クラスメートや教授と仲良くなれて良いですね。私の興味がある分野は、教育と国際関係の授業なので、教職の授業や、国際関係の授業も受講しています。面白い教授がいれば、その教授の授業はすべて受講するようにしています。外大は他の学科の授業も受講できるところが大きな特徴だと思います。学科に縛られることがなく、幅広く教養を身に着けられますよ。ゼミでは、アフリカと教育をテーマに勉強します。このゼミは足で学ぶことがテーマとなっており、週末はイベントに参加して人と会うことが目標とされています。私は人と会うことこそが人生の最大の学びだと思っているので、私にぴったりのゼミです。毎日充実した授業を受けることができ、とても満足しています。

どのような大学生活を送っていますか

私は多忙な学生生活を送っています。学内ではボランティアサークルと、自ら立ち上げた「神戸外大TFTサークル」(国際協力のサークル)、そして「アジアアフリカを語る会」という3つの団体に所属しており、TFTサークルでは代表をしています。学外では「NPO法人テラ・ルネッサンス」でインターンをしています。そして、自らが作りあげ実行している「日本ブルンジ架け橋プロジェクト」というものにも、力を入れています。課外活動としては、今までにアフリカを3回訪れ、小学校でのボランティア、現地NGOでのインターン、現地NGOや友人を巻き込んだプロジェクトの実行などをしてきました。アルバイトはしますが、平日のみです。休日や週末は、必ず何かのイベントに参加するようにしています。そして人と会い、新たな発見や学びを得ています。皆さんも外大に入学したら、大学の中にこもるのではなく、どんどん外に出て、たくさんの人に出会ってくださいね。

将来の夢・目標『ブルンジと日本をつなぐ!』

将来の夢はまだ決まっていません。今は自分がやりたいと思ったことを即実行し、何も考えずに突っ走っています。自分のことをしっかり分析できていない状態です。しかし、私はアフリカという場所、そしてもっと言えばブルンジという国に魅力を感じ、活動をしています。実は、私は大学に入るまで、アフリカという場所について、何も知らず、興味も持てませんでした。しかし、大学1年のある講義での出会いがきっかけで、アフリカに興味を持つようになり、2014年から2015年にかけて、3回アフリカを訪れ、活動をしています。誰かに言われてやっていることではなく、自然と好きでやっているので、きっとこれが本当に自分のやりたいことなのだと思います。今やりたいことが自分の夢です。だから、私の夢は「ブルンジと日本をつなぐ」ことです。

  • ウガンダ、インターン先の現地施設にて元子ども兵の後追い調査
  • 2015年2月ブルンジ、 プロジェクト実行の様子
  • 神戸外大TFTサークル、外大祭での活動、給食300食分の寄付金を集める

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2011年度入学
外国語学部 ロシア学科(新潟県立新潟商業高等学校卒業)

語学は使ってナンボ!積極的にチャンスを求めています。

関西地区のロシア語スピーチコンテストで 外大生が多数入賞しました!

合格体験談

僕は前期試験で合格しました。それまで得意であった英語の能力を更に伸ばすため、英米学科を志望していましたが、新たな可能性を模索するため、ロシア学科への入学を決めました。勉強方法は、どの教科も赤本を中心に、ほぼ全教科20年分は解きました。英語に関して言えば、インプットは、主にCD付きの単語集を使用していました。どの単語がいつ言われるか分かるまで、繰り返し聴きました。再生速度変換付きのプレーヤーを使い、効率を追求しました。アウトプットは、歌を聞かずに歌詞を書きだすこと、英作文などをしていました。
お勧めの勉強方法は2つあり、1つ目は洋楽を歌うことです。様々な単語が出てきますし、繰り返し歌うことで、楽しみながら単語や発音などを習得することができました。2つ目は、身の回りの日本語で表現されたものを、英語ならばどう表現するかを考えることです。それにより、英語が生活の一部になり、問題を早く理解することに繋がりました。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

ロシア学科の岡本崇男教授のゼミに所属しており、ロシア語の広告表現について研究しています。ロシア語の動詞には、完了体、不完了体というものがあり、その区別により、メッセージのニュアンスにどのような違いが生じるかを明らかにすることが目的です。インターネットやアプリでロシアのテレビやラジオを視聴したり、大学の図書館にある世界の新聞記事にアクセスできるパソコンを使い、広告表現を集め、比較、検討したりしています。
授業に関しては、興味の有無を問わず、幅広く履修するように心がけています。年平均で45単位以上を履修していたので、予習復習が間に合わず苦しんだ時もありましたが、それゆえ自身のキャパシティーが広がり、効率のいい方法を考える癖がついたので、他の場面にも応用することができるようになりました。

どのような大学生活を送っていますか

忙しくも非常に充実しています。学生団体はロシア語劇団、広報サポーターなど4つに所属しています。
ロシア語劇団では、役者はもちろん字幕、音響など裏方含めすべて学生のみでやります。私は役者をしており、ロシア語で演じるので、言語習得の助けになります。みんなが一つになって劇を成功させた時の感動は何とも言えません、号泣します!
広報サポーターでは大学広報部の職員さんと一緒に活動し、校内新聞の発行やオープンキャンバスの計画、実行などをして、外大の魅力を内外に伝えています。皆さんには届いているでしょうか??
またマラソンが趣味で、4回のフルマラソン完走に加え、2014年6月には岐阜県の高低差2600メートルの山奥で100キロマラソンを10時間近く掛かって完走しました。最後まで諦めない根性が身につきました。
2013年4月から2014年3月まで、途中帰国含め述べ10カ月のロシア留学を経験し、慣習や環境の違う中で沢山の刺激を受けました。また、ソチオリンピックでボランティアもしました。沢山の苦労もありましたが、ロシア内外から集まるボランティアと力を合わせ、世界的イベントの成功の一翼を担えたことにとてもやりがいを感じました。
また、外国語を使う機会にも数多く恵まれています。地元自治体主催の中学生アメリカホームステイの引率、ロシア総領事、日ロ交流協会、スポーツのコーチの通訳を経験しました。入学当時、ロシア語の知識は皆無でしたが、人一倍勉強した甲斐がありました。
入学当初はこんなに充実するとは思っていませんでした。この環境を生かすも殺すも自分次第。ぜひ一緒に楽しみましょう!

将来の夢・目標『必要なものを必要なところへ』

僕は留学経験を通し、日本のものづくりの素晴らしさを再確認し、世界には日本の技術力で幸せになれる人が沢山いると感じました。ただ、日本には優れた技術力を持ちながらも倒産してしまう会社が沢山あると聞きます。また逆も然りで、海外には日本人が知らない良いものがまだまだ沢山あります。将来はそれらのニーズを結び付け、日本の技術、商品を世界に広めたり、また世界中の良いものを日本に広めることのできる仕事に就きたいと思っております。

  • ソチオリンピックのボランティアと。最高の思い出ができました!
  • 天気のいい日には芝生でみんなと一緒にご飯を食べます。
  • 語劇祭の公演後。 みんな良い笑顔していますね!

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2012年度入学
外国語学部 中国学科(香川県立高松高等学校卒業)

将来は客室乗務員になりおもてなしの心を世界へ

仲のいい友人らと食堂で持ち寄りランチパーティー♪

合格体験談

3歳のころから続けていたクラシックバレエに明け暮れた高校生活で、3年生の11月までは舞台に出演するため週3,4回、12月からは週1回のレッスンを続けていました。レッスンを休んだのはセンター試験と2次試験当日だけです。そのため、受験勉強を本格的に始めたのも周りよりも圧倒的に遅く、時間も限られていましたが、いかに集中して効率的に点数をあげるか重視して取り組みました。結果、12月時点の模試ではCやD判定が出ていましたが、1月のセンター試験で8割5分、2次試験(前期)では8割を取り合格することができました。受験の際に自分で購入して使用した問題集はセンター試験過去問と赤本だけで、そのほかは学校で扱う教材をしっかりと活用して実力をつけるように心がけでいました。生き甲斐であったバレエを続けるために勉強を頑張る、勉強で疲れたらバレエで息抜きをするというハリのある受験生活が私にとっての勝因だったと思います。私が中国学科を志望した理由は、長年の憧れだった客室乗務員の夢を叶えるためには中国語が大きな強みになると思ったからです。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

中国学科といえばやはり名物の朝練でしょう。私も1年生の時に毎朝8時から1限目の授業が始まるまで先生や先輩にみっちり発音の特訓をしていただきました。おかげで今ではネイティブスピーカーの方にも発音をほめてもらえるようになりました。1日45分の朝練も2週間で90分授業5回分になります。1年に換算するととても膨大な量になります。継続は力なり、と言いますが本当にその通りでこういった積み重ねの成果でスピーチコンテストでは神戸市外大の学生がいつも優勝しています。これだけの時間と労力を費やして私たち学生のためにボランティアで指導してくださる先生方の情熱に本当に感謝しています。
私は総合文化コースを選択しており、幅広い分野の授業を受けて自分の知識の幅を広げることに力を入れています。特に好きだった授業は社会心理学の授業です。私自身が元々心理学に興味があったため、とても面白くて楽しいです。
ゼミでは論語を主とした中国の思想文化の研究や日本との比較をテーマとしています。言語を習得するうえでは、文法や熟語などを理解するだけでなくその国の文化や歴史、思想といった背景を理解することも大切です。専攻の授業の時に作家の毛丹青先生がこんな話をしてくださいました。日本には世界に誇れるモノ作りの技術力があるのに、世界中を席巻するiPhoneはアメリカから生まれました。日本は戦後目覚ましい成長と発展を続け、GDP世界第2位にまで登りつめたのに、気付けばあっという間に中国に追い抜かれてしまいました。なぜか?それはまだ若かったスティーブジョブスは日本に来て町工場を1つ1つ回り、日本の技術を学んでいたからです。一方で町工場の人々は得体も知れぬアメリカ人のことを相手にもしませんでした。中国では近年本当にたくさんの人が日本のことを調べ研究していました。これらは相手を知ることの重要性を示す良い例ではないでしょうか。相手をよく知ることを怠り、何も知らないままでは立ち向かえるはずもありません。外大を目指している皆さんは早くから世界に目を向けているグローバルな方々だと思います。ぜひ、外大だからと言語だけを学ぶのではなく、言語の裏側にある背景や本質を学ぶことで真の国際感覚を持った人財を目指していただきたいです。

どのような大学生活を送っていますか

私は3年生の前期に派遣留学制度を利用して半年間上海交通大学で中国語を勉強しました。少しでも早く客室乗務員になりたい私にとって4年で卒業でき留学もできるというこの制度はピッタリでした。日本にいるときとは違い、24時間中国語に囲まれ、努力しなくても成長するチャンスが溢れ返っているありがたい環境にいられることにわくわくすると同時に知らないことの多さに焦りや悔しさも感じ、とても充実した半年を過ごすことができました。先生に「留学に行っても最初の半年は準備段階で、後半の半年で一気に成長する」と言われたこともありましたが、負けず嫌いな私は自分の限界を決めず、1年間留学した人にも負けないくらい色々なことを貪欲に吸収して大きく成長することを目標にして努力を続けました。帰国後には、先ほどの先生に「驚くほど成長した」と認めていただくことができましたし、3年生の1月には中国語検定準1級(筆記試験)に初挑戦で合格することもできました。(2次試験は今後受けます。) 留学のメリットは言うまでもなく四六時中その言語に浸れる点だと思いますが、その最も理想的な環境を生かすも殺すも自分の努力次第であり、「主体」が最も重要だということを実感しました。
部活ではフラメンコ部に所属し部長も務めました。やはり踊ることが私にとっての一番の生き甲斐なので大学でも続けています。学祭のステージ出演など学内イベントはもちろんのこと、神戸まつりや学園都市の長寿会など地元のイベントにも参加させていただいています。

将来の夢・目標『あの人にもう一度会いたいと思っていただける客室乗務員に!』

私は小さなころからCAに憧れを抱いていました。それは、保安要員とサービス要員の役割を果たす客室乗務員が私の理想とする強さと優しさを兼ね備えた女性像に重なって見えたからだと思います。就職活動を通してこれまで何人かのCAの方にお会いして話をさせていただきましたが、皆さんそれぞれが自分らしく輝いていて、もっとお話ししたい、またこの方とお会いしたいと強く思うほど魅力的でした。私も日本人らしいこまやかな心配りとおもてなしの精神で1人1人のお客様に寄り添うことで、期待を上回る特別感を感じていただき、またあの人に会いたい、また飛行機に乗りたいと思っていただけるような客室乗務員になりたいと思っています。そのために必要な豊かな感性や感知力、教養や語学など、磨いていかなければならないことがまだまだたくさんあるので、これからも貪欲に挑戦し、自己研鑽を怠らず、謙虚に夢に近づくための努力をしていくつもりです。

  • 誕生日にクラスの皆がサプライズでお祝いしてくれました
  • 憧れのフェルメール! 本物を目にして大感激!!
  • 上海交通大学のクラスメイトとのお別れパーティー

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2012年度入学
外国語学部 イスパニア学科(大阪府立枚方高等学校卒業)

好きな分野を自由に学べる今が、一番楽しいです

留学生活とても充実しています

合格体験談

私は、高校3年生の春ごろから本格的に受験勉強を始めました。得意な英語を武器になるまで伸ばし、苦手な計算分野を含む地学は自分が納得いくまでしっかり勉強しました。私は性格がとてもマイペースなため、予備校へは通わず、自分のペースで受験勉強をしました。地学を担当して下さっていた先生には特に大変お世話になり、その先生のご指導のおかげでセンター試験では高得点を取ることが出来ました。
参考書はほとんど買わず、学校で配布された教科書を充分に活用しました。英語に限っては、上級の単語帳を幾つか購入しました。また、各教科のまとめノートの表紙をコラージュ素材で飾ってモチベーションを上げるなどして、楽しみながら勉強に励むことが出来ていたと思います。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

2年生の後期から、イスパニア言語学の中の「統語論」に興味を持ち始め、スペイン留学中の現在も勉強を続けています。通常の専攻授業では踏み入ることの無い文法領域までしっかりと学ぶことが出来るのが、統語論の魅力だと思っています。
また、専攻言語以外では、高校生の頃から興味を抱いていた「ロマ民族(俗称ジプシー)」について調べています。留学前は、彼らについてのレポートを積極的に書いていました。
こうして自分の興味の赴くままに自由に勉強出来る今が、とても楽しいです。高校とは違い、大学では主体性を持って勉強に励むことがとても大切です。何か一つ、自分がずっと興味を持ち続けることの出来る分野を見つけられれば、大学生活はとても有意義なものになると思います。

どのような大学生活を送っていますか

入学以来、大阪にある自宅から大学まで、往復4時間ほどかけて通学しています。専攻授業が1限目から始まる日の朝は5時起床です。加えて、最寄駅から自宅近くまで通うバスの終発が夜の9時頃(!)なので、友達と夜遅くまで遊ぶ日は、その友達の家に泊めさせてもらうことが多いです。そして、帰宅してから授業の予習、復習、宿題をするのがとても面倒だったので、1,2年生の間はそれら全てを電車内(もしくは放課後に図書館)で極力終わらせるように習慣づけていました。
現在私は、スペインのサラマンカ大学に交換留学生として留学中です。家と大学までの距離は徒歩5分ほどなので、日本にいた時とは全く違い、とてもゆったりとした生活を送っています。

将来の夢・目標『これからもマイペースを大事に』

将来の夢は、まだ決まっていません。自分が将来社会に出て、どんな風に生きていけるのか、まだ全く想像がつきません。この留学中に、進路を見極めたいと思っています。
ただ一つ、これからも自分のマイペースさだけは絶対に失わずにいたいです。

  • ゼミ飲み会にて、福嶌教授と
  • 同じ交換留学先に行く友達とお祝い
  • 留学先のサラマンカで一番好きな風景

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2013年度入学
外国語学部 国際関係学科(きのくに国際高等専修学校卒業)

外大で、世界に通用する日本人に。

神戸市国際親善パーティーで学生通訳に挑戦。

合格体験談

あくまでも言語はツールとし、国際社会についての見識をさらに深め、そこで活躍する人材になりたいと思った私は、迷わず外大を第一志望にしました。受験のための勉強では、英字新聞を週2回ほど本屋さんで購入し、すべての記事を丹念に読み込み、読解力のみならず時事問題に対する知識や考察を深められるよう心がけました。また、BSで放送されるBBCやCNNの海外ニュースを毎日録画して帰宅後に観るなどしてリスニング力を高めたり、あとは毎日英語で簡単な日記をつけ、記述の感覚を養うなどしていました。あいにくセンター試験では目標とする点数に及ばなかったのですが、日頃丁寧に英語に向き合っていたおかげか、二次試験でほぼ満点の成績を収めることができ、第一志望だった国際関係学科に前期入試で合格を決めることができました。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

1、2年生の間は国際関係学科の基礎科目に加えて政治学や国際法、経済思想史など、理論を中心にした授業を多く取っていました。国関の最も面白いところは、一見全く関連性のない授業であっても、何かしらの共通点を学生自身が見いだしていけることです。社会系の幅広い授業が用意されており、学生の興味に合わせて選べる国関だからこその特権だと私は思っています(笑)「これは同じものを異なる視点で考察しているんだ」というように、点が線となり、線が立体的な知識体系にまで築き上げられるレベルに達すると、実践的な分野にまで活かすことができるんだと身をもって実感しています。例えば、私は国際コミュニケーションコースにも所属していて、そこではビジネスや外交交渉といった実践的な英語スキルを伸ばすカリキュラムが用意されていますが、そこでは「英語を話す」のではなく、「英語で話す」ことが求められます。語学スキルの習得だけではMediator(仲介者)のレベルとしてしかみなされないことに気づき、国際コミュニケーションコース(以下ICC)ではツールとしての英語を、そして国関では“中身”を養うんだ、と意識するようになりました。3年生になる今年からは国際コミュニケーションコースの授業が多くなるので、今までよりもさらに実践的な分野に重点を置くつもりです。また、異文化コミュニケーションをテーマにしたゼミに所属するので、そこで日本文化や多様性に関しての知見を深め、国際社会の中で“中身のある”一人の日本人として立派に活躍していく土台を築くことができたら…と思っています。

どのような大学生活を送っていますか

学外では学生と言う身分を十二分に活かして欲張りに過ごしています!模擬国連という、実際の国際会議をシュミレーションする活動を行う学生団体の代表を務めたり、興味のあるシンポジウムや講演会に足を運んだり…。前述した学生団体はインカレなので、他大学の知り合いも多くて、オフも充実しています。そこの友達と自分たちの大学の話をして、外大の良さを再発見する、なんてことも。最近では、多方面に活躍する外大生を集めてみんなが繋がれるイベントが学内で出来たらいいねーなんて友達と話しているので、近いうちに実行します!(笑)大学に入学してから語学留学はしていませんが、代わりにTOMODACHI MetLife Women's Leadership Programという長期プログラムに参加し、日米双方の社会で活躍される女性の方にお会いしたり、様々なトレーニングを受けたりしました。日本は他の先進国と比べて女性の社会進出が遅れていると言いますが、このプログラムでは大きなモチベーションを育むことができ、「私自身が社会を切り開いていくんだ!」という勇気をもらいました。 もちろん、百貨店でのアルバイトも週3日ほどしています!

将来の夢・目標『日本と世界の懸け橋に。誰でもない「私」が活躍できる場所へ!』

これ!という職業はありませんが、生まれ育った日本をベースに、世界に日本の魅力を発信したり、日本に世界の良いものを輸入したり、日本の社会をより住みよい場所にしていくことに興味があります。というのも、これまでの学生生活でNYなどの世界都市で開催される模擬国連世界大会に外大代表として参加したことや、日米双方に拠点を置くTOMODACHIのプログラムに参加する中で、「世界の中で日本はどう見られているのか」という意識を持つようになったからです。国際社会に自らを晒すことで逆に日本に対する帰属意識を強くしたというか、もっと日本人は胸を張って生きていいと思うんです。国際社会においても、普段の日常生活においても、もっと自信を持っていい。そんな風に今考えていることを、自分のキャリアとして実際に携わり、具体化していけたらいいなと思っています。老後の夢だけははっきりしていて、田舎で自給自足の生活をして穏やかに暮らすこと(笑)とりあえず直近の目標は、今年中に国連英検の特A級を取ることです!

  • 世界模擬国連会議NY本大会に外大代表として参加しました。
  • ケネディ駐日米国大使公邸でスピーチをしました。
  • 国際コミュニケーションコースのクラスメイトはみんなモチベーションが高いです!

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2012年度入学
外国語学部第2部英米学科(兵庫県立神戸高塚高等学校卒業)

高度な英語力を身に付けながら教員を目指す

フットサルサークルでの集合写真

合格体験談

私は高校の時から英語の教員を目指していました。そこで、将来英語を教える側に就くためには確かな英語力を身に付けなければならないと思い、教育大学ではなく本大学を志望しました。本格的に受験勉強を始めたのは高校2年生の12月からでした。神戸市外大の入試スタイルはセンター試験と英語の二次試験なので、英語を優先的に勉強しつつ、その他の科目をまんべんなく学習していました。センター試験も二次試験も「読む力」が最重要になってくるので、英語の教材の黙読や音読を繰り返し行い、できるだけ速く、そして正確に読む力をつけていました。実は私はセンター試験がうまくいかなかったのですが、優先的に英語を学習していたため、二次試験で挽回し、本大学に無事入学することができましたので、最後までベストを尽くすことが重要だと思います。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

学科の授業ではさまざまな側面から英語に触れつつ、基本的な4つのスキル(読む、書く、聞く、話す)を伸ばしています。例えば、購読の授業ではただ普通に英語を読むだけではなく、文章中の固有名詞などに着目し、どのような背景があるのかを分析し、そしてそれがどのような意味につながるのかなどを考えながら授業を行っています。またコース授業に関して、私は英語学のコースを履修しており、そこでは英語の音や構造などの仕組みに関する授業や言語習得を分析する授業、フォーマルな形でクラスの前で実際にスピーチをする授業、洋画を観てそれに字幕を打つ授業などとレベルの高い授業ばかりで、どの授業も英語力の向上につながっていてやりがいがあります。

どのような大学生活を送っていますか

私は学内で運動サークルに3つと教職勉強会に所属しており、ほぼ毎日のように運動をしながら、教員という将来に向けての勉強も毎週出来てとても充実しています。また、学園祭実行委員会にも所属しており、そこでは毎週定例会議を行って、みんなが楽しめる企画を考えたり、時には企業に電話をかけて交渉をするなど社会経験も積むようなこともあります。私は二部なので入学直前は友人ができるか不安もありましたが団体に所属することによってそのような悩みもすぐに解消されました。次にアルバイトですが、私はレストランで働いています。朝からお昼にかけて働いて、その後学校で予習をしてから授業に臨んでいます。学部生の方々とは時間が逆転しますが、やっていることはあまり変わらず、しっかり稼ぎながら大学生活を過ごすことが出来ます。

将来の夢・目標『将来は高度な英語力を武器に実用的な英語力を育む教師に』

私が中高生の頃、英語の授業は和文英訳や文法ばかりで、あくまでも英語は大学受験のための一つのツールだと思っていました。しかし、ある日英語で話すことを重要視している先生と出会い、その先生の考え方にとても感銘を受け、英語に対する考え方が180°変わりました。「自分も英語を勉強しているからには話せるようになりたいし、未来の日本人みんなが英語を話せたらいいな」という思いになり、神戸市外大に入って教師を目指すことにしました。今の自分はまだ教師になる過程にいますが、将来教壇に立つ時には高度な英語力を武器に、英語を話すことの楽しさや重要性を伝え、いずれは自分の教え子みんなが英語を通して世界中の人々とコミュニケーションをとれるような英語力を育てる英語教師になりたいと思います。

  • 短期留学中にグランドキャニオンに行きました!
  • 教職勉強会で模擬授業
  • オープンキャンパスのスタッフとして外大を盛り上げました

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