学生の声 2018年度

2016年度入学
外国語学部 英米学科の学生(奈良県立畝傍高等学校卒業)

好きなことを突き詰める充実した毎日

JLP生とユニバーサルスタジオジャパン

合格体験談

出願のきっかけは高校の担任の先生でした。恩師は英語の先生で、私は英語によって自分の知識や価値観が広がっていく楽しさを知りました。そこで選んだのが神戸市外国語大学です。高校では理系選択の私でも、社会が1科目選択だったので受験することができました(英語・国語・地理・生物を選択)。センター試験に向けては、過去問をひたすら解きました。There is no royal road to learning. ただ、同じミスをしないように間違えた問題は切り取ってノートに貼りました。すると不思議なことになんとなく間違え方に共通項があることに気付きます。そのノートを復習すると点数が上がったので、間違えた問題をストックして解き直す方法は効果的だと思います。二次試験前期に向けては、ひたすら赤本を解いていました。特に英作文に重点を置き、担任の英語の先生に添削を依頼したり、解答例から使えそうなフレーズを覚えたりしました。二次試験後期に向けては、赤本は1冊に集中し、国語の先生に添削をお願いしました。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

神戸市外大での学びは主に3つに分類できます。1つ目は、専攻科目と呼ばれるもので英米学科では英語教養を身につけることができます。英語圏の芸術や文化、歴史、社会問題、日常生活にいたるまでを、英会話や英字新聞、詩、小説、演劇などの様々な媒体を通して学んでいきます。2つ目は、コース科目と呼ばれるもので私は3つのコースの内の語学文学コースを選択しています。なかでも英米文学を中心に授業を取っています。授業では、その作家の重要な作品を課題として読み、レポートを書き、学生同士でディスカッションを行っています。今までなんとなく読み過ごしていた単語や文章にそんな意味があったのか?!と驚きます。3つ目は、ゼミと呼ばれるもので、専門の先生のそばで学ぶことができます。神戸市外大は先生方と学生の距離が近いことが魅力の一つで、ゼミに入る前でもコンタクトをとればアドバイスをもらうことができます。

どのような大学生活を送っていますか

大学生活では、ボランティア、語劇、アルバイト、留学生と交流するなど充実した毎日を過ごしています。国連に本部を置く建築ボランティアであるハビタットの取り組みとして、神戸市外大にも『神戸外大ハビタット』という学生支部があります。ミーティングや募金、ファンドレイジング、他大学との交流、そして3月に東南アジアでの海外建築など忙しいですが、やりがいのある活動です。また、昨年語劇で字幕を担当し、いかに少ない文字で的確に台詞を翻訳するかという問題に挑戦しました。おかげで洋画を見ると、役者の声と日本語字幕を比較する癖がつきました。アルバイトは、憧れの書店員に挑戦しました。どんな人がどんな本を求めるのか、どんな本が多いのか、観察していると毎日発見があり楽しいです。最近では、家庭教師のアルバイトも始めました。なぜ分からないのか、どうしたら分かるのか、そもそもなぜ英語を学ぶのか、など様々な問題に接する貴重な機会です。留学生との交流では、JLPパートナーとして日本語を学びに来ているJLP生と京都や大阪を観光し、お別れ会ではタコ焼きパーティーをしました。今でも交友関係は続いていて、価値観の違いをお互いに認めることの大切さや、海外から見た日本の良い点、悪い点など様々なことを教えてくれる存在です。

将来の夢・目標 『英米文学の教授』

私の夢は、英米文学の教授です。大学で文学に出会った私は、作者がその時代に何を感じ、何を考えて、どのように自分の作品に残したのかという問いに捕らわれているのかもしれません。初めの段階を超えると読めば読むほど、調べれば調べるほど、作品の意味が掴めなくなります。その難解な謎解きに一生をかけるために教授というポジションに自分を持っていこうと思いました。ただ、その教授という就職枠が狭き門であることは否定できません。特に、少子化、理系重視傾向の日本では教授になれる確率は今後も減少するでしょう。それでも、この逆境に耐えることで作家たちに近づくことができると思えば受け入れられます。むしろ、多くの作家が生活に苦労していたことを考えると、彼らの作品を理解するうえである意味で最も効果的な環境かもしれません。ピンチはチャンス!

  • フィリピンボランティア 2
  • フィリピンボランティア 3
  • カフェ巡り 元町

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2015年度入学
外国語学部 ロシア学科の学生(兵庫県立明石城西高等学校卒業)

いろんな世界に触れてみる

留学先のモスクワの街

合格体験談

高校の先生と英会話の先生が勧めてくださったこともあり、高校1年生の頃から神戸市外国語大学を意識していました。部活(吹奏楽部)でロシアの作曲家セルゲイ・ラフマニノフの曲を演奏した際、様々なロシアの音楽を聴き、ロシアに興味を持ったこと、小さい頃からずっと英語を勉強してきたので文字が全く読めない言語にも挑戦してみたいと思ったことが志望動機です。私は推薦入試(全国枠)でロシア学科に入学したのですが、ロシアについての知識が全くなかったので、面接の準備としてツルゲーネフの「初恋」や通訳者である米原万里さんの「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」「ロシアは今日も荒れ模様」「魔女の1ダース - 正義と常識に冷や水を浴びせる13章」を読みました。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

1年生では文字や文法を勉強し、次の学年から新聞の一部、童話、絵本などを読み進めていきます。ネイティブスピーカーの先生の授業では会話とロシアの文化を中心に学びます。内容は先生によって様々で予習が大変なものもあれば、映画を見てくることが宿題といった楽しいものもあります。テスト前はしんどいですが友達と教えあいながら乗り越えています。ゼミでは「こうのとりのゆりかご」について調べる予定です。私のゼミは課外活動が多く、農場や裁判傍聴、防災センターなど様々なところに行けるのが魅力です。
ロシア語以外で好きな授業は、たくさん本が読め、他学科の人と話せる「出版と編集」、自分たちが日頃食べているものの裏側を見ることができる「倫理」です。どちらの授業も先生がとても素敵です。

どのような大学生活を送っていますか

周りの人々にとても恵まれていると思います。2年生の夏にロシアへ1カ月行きました。街並みや絵画に触れ、現地の学生との交流、外大生以外のロシア語学習者と触れ合うことができ、ロシア語学習への意欲が高まりました。ロシアの広くて大きな空と食べ物が大好きになりました。
部活はゴスペル部に入っており、文化祭や市のイベントに参加しています。先輩も同期も後輩も様々な活動をしており、会うたびに刺激を受けることができる大好きな尊敬する仲間たちです。
アルバイトは塾講師を3年間しています。同年代ばかりなので、球技大会やバーベキューなどをしてバイト仲間との仲も深いです。授業以外にも自分の居場所を作ると様々な方面から刺激を受けることができ、より充実した大学生活を送ることができるかなと思います。

将来の夢・目標 『成長し続ける』

人物像としては、いろんなことに興味を持ち吸収し、成長し続ける人でありたいと思います。最初は馴染みのないロシア語を勉強していることに不安を感じる時もありましたが、ロシア関連のニュースを注意深く見ることが増えたり、日本でロシア人の友達ができたりなど確実に私の世界を広げてくれました。
現在は言語にプラスアルファで何か勉強したいと思い「通関士」という資格の勉強をしています。今まで勉強してきた英語と通関士の勉強を生かし、将来は私たちの生活を支える物流業界に携われたらと思っています。

  • ロシア学科の友達の誕生日会(お皿にはロシア語でお誕生日おめでとうと書いてます)
  • サンクトペテルブルク(モスクワとは全然街並みが違います)
  • ロシアで出会ったハチャプリ(グルジア料理)

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2014年度入学
外国語学部 中国学科の学生(山口県立下関西高等学校卒業)

大学生活はフットワークを軽く!

劇団バベルの塔 字幕担当として参加しました

合格体験談

私は一般入試(前期日程)で中国学科に合格しました。高校3年の7月まで部活をしており、勉強時間の確保が難しかったのですが、毎朝誰よりも早く学校に行き、30分から1時間は自主学習の時間を作っていました。私は塾には行っていなかったので特に思うのですが、やはり受験勉強では明確な学習目標やスケジューリング、自分の勉強リズムを確立させることが重要です。
部活の引退後は主にセンター試験の対策に力を入れ、テキストや模試で解けなかった問題を何度も繰り返しました。センター後の2次試験対策は外大の過去問10年分と難関大学の赤本を何度も解いて長文読解に慣れ、苦手だった英作文は、高校の英語の先生に積極的に添削をしてもらいました。外大の入試問題は英単語が難しいので、英単語の対策は早いうちからしっかりしておくべきだと思います。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

中国語の授業は、1年生は発音、文法、会話など基礎を中心に学びます。また、週に3回始業前に先生方がボランティアで発音指導をしてくださいます。2年生からは小説や新聞などの長文を読む機会が増え、3年生からは古典も加わり難しい文章を読み進めます。ネイティブスピーカーの先生方による授業も多く、会話も鍛えられます。
私が所属するゼミでは法律、環境など様々な側面からみる中国の諸問題をテーマとし、本を読んで関連文献でリサーチし知見を広げ、発表、討論をして理解を深めています。年に一度海外研修で実際に中国へ行きます。これまで上海と浙江省、大連を訪れ、そこでの都市開発や歴史、日本との接点などを自分の目で見て学びました。また中国の環境NGOが大学に来てくださり、中国の環境保全の現状や取り組みについてリアルな声をきく機会もあり、ゼミ活動はとても充実しています。

どのような大学生活を送っていますか

高校まではとくに勉強と部活に力をいれていたので、大学では興味の幅を広げ、色々な場所に足を運ぶよう心掛けていました。住居建築のボランティアでフィジーに行ったり、中国語劇団で活動したり、ときには福井県まで行き、建築専攻の学生が集まる街づくりのワークショップに参加したこともあります。
3年生の後期から中国の大連理工大学で語学留学をしました。異国の地ではいつもハプニングの連続でしたが、優しい中国人や留学生に助けられることも多くとても刺激的で楽しい毎日を送っていました。私が一番印象に残ったのは中国の西の端、新疆ウイグル自治区での1週間の滞在です。少数民族が多く、人々の姿や食文化、建物などがとても独特で、ここが本当に中国なのかと何度も疑うほどでした。
大学生活でできることは無限大です。ぜひ色々な場所に足を運び、世界を広げてみてください。

将来の夢・目標 『学ぶ姿勢を大切に』

大学で中国について学び、現地に足を運んで中国人と交流すると、これまでもっていた中国に対するイメージが大きく変わりました。現在メディアで情報は溢れていますが、やはり自分の目で見なければ分からないことは多いと気づかされる大学生活でした。まだどういった仕事に就くかはわかりませんが、これからの人生でも知的好奇心をもって、国内外問わず色々な場所へ足を運び、広い視野で学び続けることを大切にしたいです。

  • 中国、新疆ウイグル自治区カシュガルの女性たち
  • 中国南京のごはん
  • 福井県で参加した街づくりのワークショップ

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2016年度入学
外国語学部 イスパニア学科の学生(北海道登別明日中等教育学校卒業)

まだ知らない世界への扉 

セゴビアの学校にて

合格体験談

私は英語以外の外国語を勉強したいと思っていて、多くの国々で話されているスペイン語に興味を持ちました。また、北海道には外国語を専門に学べる大学がほとんどなかったため、親戚が住んでいる関西圏の大学に進学しようと考えました。様々な大学を調べる中で神戸市外大のスペイン留学制度が充実していることを知り、イスパニア学科を第一志望にしました。外国語を専攻としてしっかり学ぶことができる「外国語学部」であるというのも、志望理由の一つでした。
前期試験を受験したので、二次試験対策として、英作文を毎日書いては先生に添削していただいていました。塾は通わず、学校の授業時間を有効活用し、足りない部分は先生に個別に添削していただくことなどで、受験勉強を進めていました。合唱部に入っていたので、高校3年生の秋のコンクールが終わるまでは部活動もあり、とにかく時間を大切に使おうと努力しました。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

2年生の専攻の授業では、講読やスペイン語作文、会話などを通してスペイン語の運用能力を上げることができました。1年生の頃は、何もわからない状態からのスタートで、発音の方法を一から学んでいたので、2年生になると、より多くのスペイン語に触れる機会が増え、毎回の授業がとても充実していました。私は語学文学コースを選択したので、ネイティブスピーカーの先生の授業をたくさん受けることで、リスニング力を鍛えることができました。専攻言語以外の言語の授業もたくさんあるので、自分の気になる外国語を一から勉強することができるというのも外大の魅力だと思います。私はアラビア語やポルトガル語の授業も受けました。新しい言葉を学ぶというのは、自分の知らない世界を知ることができるきっかけになるので、素敵なことだと思います。新しいことを学んでいく中で、それまでに得た知識とどこかで繋がる時があります。そのような時に私は言語学習の面白さを感じます。

どのような大学生活を送っていますか

2017年の夏のプログラムで、スペインのセゴビアに短期派遣留学に行ってきました。国際交流センターの方々のサポートも手厚く、安心して日本を出発することができました。ホームステイ先で出していただいた料理がどれも美味しく、セゴビアの人々の優しさにも触れて、スペイン語学習への意欲がより一層高まった、充実した留学生活となりました。また、私はイスパニア語劇団の一員として、2回語劇祭に参加しました。スペイン語の台本を元に、劇団員みんなでひとつの劇を作り上げていくというのは、決して簡単なものではありませんが、外大生活の思い出の大きな部分を占めることになるのは間違いないと思います。役者ではありませんでしたが、裏方でも台本を読み込むことで新しいスペイン語の表現を知ることができたり、先輩方にスペイン語の質問をすることができたりと、勉強面にも役立つのが、同じ学科の先輩が多くいる語劇ならではの特徴だと思います。

将来の夢・目標 『鍵は、経験』

小さい頃から漠然と、通訳や翻訳の仕事をしたいという夢がありました。一直線にその夢に向かって突き進んでいっているわけではありませんが、今外大でスペイン語の勉強をしているということは、私が夢見ていた将来の自分になれるチャンスを広げているのだと思います。また今経験している様々なことは、どんな職業につくにしろ、すべて役に立つと思うので、もっと色々なことを体験していきたいと思います。勉強はもちろん、アルバイト、サークル、旅行、留学…など、時間のある学生だからこそできる、今しかできないことを精一杯やっていきます。

  • ホストマザーの美味しいご飯
  • スペインの白い町、ミハス
  • 夏イベントにゴスペル部で出演

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2016年度入学
外国語学部 国際関係学科の学生(奈良県立郡山高等学校卒業)

「国際協力」への関わり方を模索する大学生活

主催イベントにて、国際問題を理解するワークショップ

合格体験談

将来は、貧困や児童労働などの国際問題に取り組みたい、国際協力に関わりたいと思っていたので、国際関係学科を希望しました。私の場合はぼんやりとした目標だったので家からの距離や学科の名前で決めましたが、特に関心分野が決まっている受験生の方は、「この大学でどんな勉強ができるのか」「どんな研究をしている教授がいるのか」などをよく調べて決めるといいと思います!
(使用していた参考書:『基礎英文問題精講』  中原道喜 著  旺文社)

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

2年生の時点では、開発経済学や金融、東南アジアの文化やムスリムの文化、宗教、政治、移民の世代間の意識の違いなど様々な視点から国際関係を学んでいます。最終的に「国際協力」に関わっていきたいので、自分がどんなことを専門的に学びたいか、まずは知ってみることから始めています。
また、授業で学ぶことも多いですが、先生方が主催する講演会などもとても良い学習の機会です。神戸市外国語大学には、積極的に様々な方面の専門家や経験豊富な方を招いて講演会を開いてくださる先生もいるので、視野を広げる良い機会となっています。

どのような大学生活を送っていますか

普段は、素敵な人たちに恵まれたおかげで、外大の先輩や他大学の学生などと協力してイベントに参加したり、逆にそのようなイベントを主催したりして、視野を広げることができています。また、週に2日は、国際協力NPOでインターン生として活動しています。どちらも、好きに使える時間がとても多い神戸市外大だからできることだと思います。(もちろん友達と遊ぶのも忘れません!)
2018年度は休学することを決め、現在は、インターン先のNPOの活動で、カンボジアでインターンをしています。
国際関係学科は、自由に使える時間がとても多く、休学に対する考え方もオープンです。だからこそ、自分の興味・関心を深めるのにとても良い土壌だと思っています。学校の授業に集中するもよし、学外で学びを得るもよし、海外に何かを感じに行くもよし、ぼんやりとした目標しかなく、何を勉強していいかわからなかった自分にとってはとても良い環境です。

将来の夢・目標 『違和感のない世界をつくるために』

将来の夢は、「違和感のない世界」をつくる仕事をすることです。幼い頃から貧困や児童労働などの問題に対し、自分の恵まれた生活との差に違和感を覚えてきました。この違和感をなくし、誰もが自由に自身の可能性を追求したり、幸せを求めて生活出来る世界を作ることは将来の目標の一つです。
そのために、大学やインターン先で様々なことを学び、将来どのように自分の目指す世界にアプローチしていくのか、休学中の期間も含め大学生の間にしっかり考えて行動に移していこうと思います。

  • 旅行で訪れたフランスにて
  • 高校のOBOGバンドとして訪れたオーランドのテーマパーク
  • カンボジアでのスタディーツアーの様子2

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2014年度入学
外国語学部 第2部英米学科の学生(大阪府立夕陽丘高等学校卒業)

語学だけじゃない!広い視野を身に付けられる大学!

留学先のOpen Houseにて友人たちと

合格体験談

私が神戸市外国語大学第2部英米学科を志望した理由は2つあります。1つ目の理由は中高の英語の教員免許が取得できるからです。当時は英語の教員になるのが夢で、英語への理解を深めながら自分の夢を追うことができる点が魅力的でした。2つ目の理由は学費が昼の学部に比べると安いからです。入学前から留学することを考えていたので、授業前にアルバイトをしてその後に授業に出席できる環境が良いなと思いました。入試については、私は国公立の中期と後期の併願だったので受験方法はあまり参考にはならないと思いますが、後期の小論文については、過去問をこなせばできると思うので、後期試験に限っては個人的にセンター試験を重視すべきではないかと思います。と言っても、受験前は不安な気持ちが大きくなると思うので、気分転換がてらに大学付近で外大生を捕まえて、話を直接聞いてみるのもありではないでしょうか。外大生は明るくて親切な人が多いです。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

入学後、私は英語よりも第二言語で始めた中国語にはまってしまい、英語の課題をする時間以外はすべて中国語の勉強に費やしました。第二言語の先生や中国学科の先生方のご協力のもと、中国学科の授業を聴講という形で参加させてもらいました。こういった経験から、熱意のある人を受け入れてくれる学風だと感じました。専攻の英語では講読や会話、発音などの授業のほか、英語圏の文化や歴史を学ぶことができる授業もあります。ゼミでは高齢化社会について勉強しています。私のゼミは大学一きびしいと言われていて、その分充実した勉強ができました。神戸市外国語大学は単科大学ではありますが、様々な分野の授業が用意されているので自分の興味にあわせて授業を受講でき、充実した学生生活が送れると思います。

どのような大学生活を送っていますか

私自身の大学生活では留学が一番印象に残っています。中国に留学をしたかったのですが、所属が第2部英米学科で中国への派遣留学や交換留学の資格がなかったので休学をして1年間留学に行きました。神戸市外国語大学には本学OBの方が創設された給付型の奨学金があります。幸い私はその奨学金に採用していただき、充実した1年間の留学を経験することができました。この奨学金は休学留学の学生にも門戸が開かれているので、経済的事情で留学をためらっている人にとっては夢をつかむための大きなサポートだと思います。留学中は中国各地に旅行へ行き、中国文化の深さを衣食住を通して体感できることができました。テレビや新聞で見る中国と自分の目で見る中国は全く異なっていて、「百聞は一見に如かず」を理解でき、留学生活での出来事は自分の価値観にとても影響を与えました。

将来の夢・目標 『相手の気持ちを考えられる人間になる』

私はこの職業に就きたいという確固たる夢はまだありませんが、出身地の大阪や大学がある兵庫に貢献できるような仕事をしたいです。大阪や神戸の街が今の自分を形成する手助けをしてくれたと感じていて、この街の発展に貢献したいという気持ちが大きくなってきました。この大学は本当に様々な人がいて、毎日刺激をもらって大学生活を送ることができました。大学生活を通して得られた多様性を認められる気持ちは社会に出ても大事にしていきたいと思っています。

  • 学期の最終日にクラスメイトたちとの集合写真
  • ハルビンの氷祭りの写真
  • クラスメイトと紅茶をよく飲みました

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