学生の声 2020年度

2018年度入学
外国語学部 英米学科の学生(福岡県立福岡高等学校卒業)

様々な能力を身に付け、成長する!

英会話の授業でハロウィン!

合格体験記

私が本気で受験勉強を始めたのは高校2年生の冬でした。他の人よりも地頭は良くなく理解も遅いとわかっていたため、センター試験の国語、英語は3周解き、新しい長文にたくさん手を出すのではなく、1か月後などにもう一度同じ長文を見返して復習を第一にしていました。英作文、長文の記述問題に関しては何度も何度も塾の先生に添削をお願いしていましたが、長文が読めても上手な日本語に訳したり要約したりするのが下手でなかなか丸がつかなかったため、最初は新聞のちょっとしたコラムを要約する練習をしたり、センターの文法問題くらいの短い文を一つ一つ訳したりして、それを先生に採点してもらっていました。またその添削ノートに書いてある短い文を暗記することで、英作文にも応用していきました。まずは、しっかりと自分を分析し苦手を把握することが大事だと思うので、大変だとは思いますが自分の弱点にしっかりと向き合って、受験勉強頑張ってください。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

英米学科なので英語はもちろん勉強しているのですが、第2外国語で取った中国語がとても楽しくて、今は中国語もとても力を入れて勉強しています。第2外国語であるにもかかわらず、リスニングや作文、スピーキングまでかなりレベルの高いことができてやりがいを感じています。また、外大だからといって言語の勉強だけをしているのではなく、総合文化コースに所属し社会心理や臨床心理を勉強したり、日本以外の国の社会や文化を学んだりと本当に幅広い分野について勉強しています。英語は4年間ずっと専攻の授業で学ぶことができるため、授業がとても楽しい社会心理学のゼミに入ろうと考えています。

どのような大学生活を送っていますか

バドミントン部に入り、週2回適度に楽しく運動しています。部活に入ったことでたくさんの人と出会ったり、合宿などで思い出を作ったりすることができて、本当に入ってよかったと思います。アルバイトは3つ掛け持ちをして(カフェ、ブライダル、塾講師)、留学に行くためのお金と生活費を捻出しています。カフェでは余ったご飯やケーキ、パンなどがもらえるため一人暮らしにはとても助かっています!
大学2年生の夏休みにはカナダのバンクーバーにチャイルドケアボランティアに行きました。ホームステイ先はとても素敵な家族で環境にとても恵まれ、なによりも現地の子供達がとても可愛いかったです!!自分のこれからの課題など、色々気づかされることが多い、貴重な経験でした!

将来の夢・目標 『言語能力を活かせる仕事に携わりたい!』

将来は、外資のホテルで働きたいと考えていましたが、(今もまだ考えてる。。)ブライダルのアルバイトを始めてから本当にこれを仕事にするべきなのかとても悩み出しています。通訳や空港のグランドスタッフをやってみたい気持ちもあるため、ホテルか、もしくは通訳やグランドスタッフという道に進み、結婚後は小さい子供たちに英語を教えるために家で英会話教室を開きたいと思っています!昔から子どもも大好きで英語も中国語も好きなので、これらの言語が使える仕事、また子どもたちと関わる仕事の両方につきたいと考えています。

  • NYにいる友人に会いに行きました!
  • 部活のメンバーと
  • 外大祭での出店

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2018年度入学
外国語学部 ロシア学科の学生(愛知県立千種高等学校卒業)

馴染みのなかった国からロシア漬けの毎日へ

毎年オープンキャンパスのスタッフをしています!

合格体験記

大学では外国語を主に学びたいと考えていた頃に、神戸市外国語大学のオープンキャンパスで大学の雰囲気と先輩方の親しみやすい雰囲気に憧れ、この大学を志望することにしました。また、この大学で専門的に学ぶことのできる地域の中では、ロシアが私にとって最も馴染みがなかったので挑戦してみようと決意しました。普段は家で全く勉強しないので、教室や図書館で勉強したり、通学の電車とバスの中で単語帳やノートを開いたりしていました。
この大学の一般入試(前期日程)の配点は、二次試験が1科目のみであまり差がつかないので、センター試験対策に力を入れました。
センター試験の英語の対策は、秋頃から過去問を解き始め、最初は時間を気にせず正答率重視で数をこなし、正答率が9割で安定してきたら、時間も気にしながら解く練習をしました。この対策のおかげで本番では9割以上得点できたのでオススメします。
二次試験対策は、単語帳を1冊すべて覚える事を目標にしながら、時間の許す限りひたすら過去問を2周ずつ解いていました。過去問は、ただ解くのではなく、問題文1文ずつ文法的に理解し、文章を見ただけで全訳できるくらいまで、勉強していました(笑)英作文の対策は、様々な大学の過去問を解いては、先生に添削してもらっていました。二次試験は論述問題もあり、答えが1つではないので、先生に教えてもらうことは本当に大事なことだと実感しました!

※2021年度入試から、一般入試(前期日程)の科目が変更となり、センター試験が400点満点、二次試験が400点満点(2科目)、となります。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

1年生では、ロシア語の文法の授業はもちろん、ロシアの映画を観る授業や、新聞記事から現代ロシアを知る授業を受けていました。またロシアに関する事だけでなく、教職課程の授業も取っていて、英米学科の学生と英文学を読んだり、英語圏の文化に触れたりしています。
2年生では、ロシア語で聖書や小説を読むような読解の授業が増え、ネイティブスピーカーの先生による作文や会話の指導も受けることができます。まったく意味の分からなかった文章や先生のロシア語が、1年経つといつの間にか分かる部分が増えていて、とても達成感を味わうことができました。

どのような大学生活を送っていますか

1年生の頃から、大学生のうちに“経験”をたくさんしたいという思いが強いので、サークル、アルバイトに加え、ボランティア、イベント、留学、旅行など興味のあるものには可能な限り取り組んでいます。大学生になってさらに生きている世界が広がったので、とても有意義な生活を送っています。
毎年、ロシア語劇団というロシア語で演劇を作り上げる団体にも参加させてもらっていて、私は主に役者の舞台メイクをしていました。全学年の有志が集まっているので、とてもクオリティが高く、何よりとても仲が良くて素敵な団体だと毎年感じています。
2年生の夏にウラジオストクへ短期留学に行きました。これを踏まえて、3年生の秋から1年間、今度はクラスノダールという都市へ学びに行く予定です。

将来の夢・目標 『言語を武器に!』

将来については、まだはっきりとは決められていませんが、せっかく神戸市外大でロシア語やロシアについて学び、実際に現地でも学ぶので、ロシアに何かしらの形で関われたらなと思っています。ロシアという国は遠い国のように感じますが、関西から飛行機で2時間半で行くことのできる地域もあります。日本にはないロシアの良さ、またロシア人が素敵に思う日本の良さもたくさんあります。それを1人でも多くの人に伝えたいです。そのためにも、ロシア語を自分の武器にできるくらいこれからも頑張っていきたいと思います。

  • 友人とヨーロッパ旅行
  • 昨年度のロシア語劇「Дядя Ваня(ワーニャ伯父さん)」の名シーン *衣装・メイクを担当しました!
  • ベルギーから来た友人に神戸を案内しました

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2018年度入学
外国語学部 中国学科の学生(福山市立福山高等学校卒業)

外国語漬けの毎日

留学先で20歳の誕生日をお祝いしてもらいました!

合格体験記

私は推薦入試【全国枠】で神戸市外国語大学に合格しました。
高校1年生の時に神戸市外国語大学の推薦入試を受けようと思い始め、高校3年生の夏から約2ヶ月間センター試験対策と同時に推薦入試対策をしていました。赤本や推薦の過去問を何度も解き、毎回必ず英語の先生に添削してもらっていました。面接対策は問題を予測してルーズリーフにまとめ、それをもとに先生にお願いして、面接の練習をしてもらっていました。推薦入試の全国枠は英検準1級またはTOEIC640点以上が出願要件※だったため、毎日電車やバスの移動中の時間を使って『パス単』や『システム英語』などの単語帳で英単語を覚えていました。推薦入試の小論文や面接では中国に関する知識も求められるため、高校の世界史や地理の先生、知り合いの中国人にも協力をお願いし、時事や地理、歴史、文化の知識も身につけました。

※2021年度入試から、推薦入試【全国枠】の英語の出願要件はCEFR B1以上に変更となり、対象の資格試験も変更となります。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

毎週月水金の1・2限の6コマは専攻の中国語、火木の1・2限には2コマの兼修の英語の授業があります。専攻の中国語の授業では、文法を勉強するだけでなく、小説や新聞を読み、訳したり、作文を書いたり、中国語で会話やスピーチをしたりしています。最初は発音など苦労することも多かったのですが、優しい先生が多く、分からないことがあればすぐに質問できます。また、1年生の時には週3回の朝練もあり、教授やネイティブの大学院生に発音を直接指導していただける機会などもあります。
午後からは一般教養科目があり、さまざまな分野の授業をとることができます。また学科基礎と呼ばれる中国の歴史や文化を学ぶ授業もあります。神戸市外国語大学には、ICC、総合文化、法経商、語学文学コースの4つのコースがあり、私は語学文学コースに所属しています。コースの授業では、より専門的な文法はもちろん、中国映画を通じて時代背景や文化を学んだり、中国語で小説を読んだり、作文を書いたりしています。

※2021年度入学生から、コースが再編されます。

どのような大学生活を送っていますか

神戸市外国語大学には語劇とよばれる部活があります。私は中国語劇団に所属しています。語劇祭の時には、英語・中国語・ロシア語・スペイン語などそれぞれの言語で各劇団が2時間の劇をします。また、劇団バベルの塔と呼ばれる多言語劇団もあり、各劇団から有志が集まって、舞台上で多言語の劇をします。ただ演じるだけではなく、監督・演出に加え、照明や音響、大道具、メイク、字幕などもすべて学生だけでやっています。
また、2019年9月から認定留学を利用して、半年間上海の復旦大学に留学しました。認定留学は単位認定を受けることができるので、4年間で卒業できます。留学中は、友達と上海の観光はもちろん、ハルビン・北京・重慶・蘇州・杭州などへも旅行に行きました。上海の博物館へも行き、充実した時間を過ごすことができました。留学生だけでなく現地中国人の友達もでき、帰国後も連絡をとっています。
アルバイトは、飲食店の他に、2年生になってからは先輩の紹介で、中国語の翻訳の校正を始めました。

将来の夢・目標 『何事にも積極的に挑戦したい』

友達に中国のイメージを聞くと、大抵声が大きい、マナーが悪い、空気が汚いなど、マイナス要素が多い印象を受けます。しかし、報道などで見る中国と実際に自分の目で見て感じた中国は全然違いました。留学や神戸市外大での授業や活動を通じて感じたことや、中国の魅力を伝え、マイナスの印象を払拭することが私の目標です。
神戸市外大には、外務省在職の卒業生の講演・講義、実際に社会に出て働いている経験豊富な先輩方から話を聞く機会などがあります。いろいろな活動に積極的に参加すれば、自分を高める機会がいくらでもある、すごく恵まれた環境です。悔いなく大学生活を送るためにも、やりたいことには積極的に取り組み、国内外問わずいろいろな場所に行ってみたいと思います。

  • 語劇祭 本番を終えて
  • 上海(外灘)の夜景
  • 復旦大学の留学先の友達と

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2018年度入学
外国語学部 イスパニア学科の学生(愛媛県立松山南高等学校卒業)

のびのびと満喫する大学生活

スペイン文学の授業で先生と

合格体験記

「スペイン語を勉強したい」最初はただ漠然とそう思っただけでしたが、スペイン語やスペイン語圏の文化、そしてそれらについて学べる大学のことを調べていくうちに、「絶対スペイン語を勉強するんだ」と決心は固まっていきました。受験において大切なことは、まず「知る」こと。それは自分のやりたいことを知ることであり、何がそのための環境を与えてくれるか、そしてどうすれば与えてくれるのかを知ることです。平たく言えば大学で何をしたいか、どの大学が最適か、どうやったら入学できるか、でしょうか。受験と言えばもちろん勉強も大事ですが、ただ闇雲にペンを走らせるのではなく、自分の進むべき道、進みたい道を定めておくと効率もモチベーションも格段によくなります。
さて、目標が定まったら次はそこへ向けて勉強するわけですが、どう勉強すればいいかわからない、というのは大半の受験生の悩みなのではないでしょうか。ではどうすればいいのか。いろいろ試してみましょう。先生や友人、先輩などなど、周りには自分とまったく同じやり方で勉強をしている人などいません。つまりやり方は無限大!いろいろなやり方を聞いてみて、試してみて、「あ、これだと身につきやすいな」と“自分が”感じるやり方を見つけるのが大事です。参考までに、僕は受験期、英単語帳は一日に何度も何度も同じページを見るようにしていました。オススメです。世界史などの暗記も同様に行いました。
受験は大変で苦しくて、楽しみを見出せなんて無理かもしれません、僕はそうでした。でも乗り越えた先には大学生活が、きっと楽しいに違いない大学生活が待っています。
 !!!Animo!!!(頑張れ!!!)

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

大学の授業は、スペイン語やスペイン語圏の文化や社会、歴史などがメインですが、心理学や経営学の授業なども受けました。最近は、スペインの文学作品を読む授業が楽しいです。ゼミも文学について学べるところにしようと考えています。
2年生からは授業のレベルがぐんと上がり、予習復習に今まで以上に力を入れないといけなくなりました。そして現在あえいでいます。

どのような大学生活を送っていますか

1年生のころは、春はまず大学生活に慣れることに必死でしたが、今思うと特別なことなんてしなくてもなるようになるもんだなと思います。人見知りをしながらも友達をなんとか作っていきました。勉強面は、自分のやりたい勉強ができる環境だったので、受験に比べてのびのび楽しみながらできました。
夏休みの終わりから語劇団(語劇祭という学内イベントに出演する劇団)の活動が始まり、秋になると本格化しました。練習が終わった後には、翌日の予習をする気力も、晩御飯を作る余力もないことがしばしばでしたが、12月の本番を終えた後の達成感は何にも変えられないもので、『ああ、報われた』という思いに包まれたことを今でも覚えています。
春休みは、旅行に行ったり、友達と遊んだりとかなり満喫しました。長い長い春休みもまた大学生の特権です。

将来の夢・目標 『大学での学びを活かしたい』

将来の夢は、はっきりとしたものはまだありませんが、せっかくなのでスペイン語圏の国に関わっていきたいとは考えています。

  • 多言語劇団バベルの塔2020冬公演
  • 語劇メイクのまま食堂にて
  • 兵庫県立美術館のプラド美術館展を訪れました

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2017年度入学
外国語学部 国際関係学科の学生(宮城県立泉館山高等学校卒業)

目的を持って挑戦し続ける

有名なHollywood Signの前で

合格体験記

私は怠け癖があったので、放課後はいつも教室に残って勉強していました。同じように勉強している友達を意識して集中力を保ち続けたり、休憩する時は一緒に話したり、お菓子を食べたりしていました。逆に家では、机に向かわずに、単語帳を中心に勉強していました。夜遅くまで勉強はせず、その代わりに少し早く学校について、教室で勉強していました。
センター試験では8割取ることができました。理系として受験しましたが、得意教科の英語と化学・生物基礎を9割取れたのが大きかったです。1・2年生の頃から、授業を集中して受けて、特に英単語や古文単語は小テスト目前に慌ててやるのではなく、少しずつ自分にインプットして受験勉強の基礎固めをしておいた方がいいと思います。なぜなら、その後の実践問題を解くときに多く時間が割け、また将来的に英語をもっと上手になりたいと思うならコツコツやっていった方がいいと思うからです。リスニングはiPhoneのアプリのPodcastで「CNN10」を聞くのがおススメです。各国の時事問題が聞けるのでおもしろいと思います。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

大学では国際関係学科に在籍し、国際的な視点から、政治や経済、文化、人権問題などの世界的な問題まで幅広く勉強をしています。具体的には、「国際機構論」という授業で、仮想の紛争地域の暫定政府、反政府軍、国連事務局などに分かれて実際に交渉のシミュレーションをみたり、「開発論」の授業では途上国の問題を自分で提起して、それに対しての具体的な解決策、例えばどんな人を派遣してどこに事務所をつくるかまでを考えたりしました。また、ゼミでは計量経済学とゲーム理論について学んでいます。卒業論文では、人々の環境問題への意識とモノやサービスの消費の間にどのような関係があるのかということをテーマにしたいなと思っています。

どのような大学生活を送っていますか

大学に入ってからは飲食店の接客や家庭教師、食品レジなど様々なアルバイトをして貯金をしました。アルバイトをすると本当にお金を稼ぐのが大変だなと実感します。
そして、そのお金で春休みや夏休みに、海外へ2~3週間ほど行っています。文化の違う環境や人に触れることはとても刺激的で、学ぶこともたくさんあります。また、神戸市外大には一人旅を楽しんでいる女子が多数います!休み明けに、友達から海外のお土産がもらえることも楽しみの1つです。
また、キューガク。という団体に所属し、休学して海外留学や国内外のボランティア、ワーキングホリデーなどを経験された先輩方と、これからそれに挑戦しようとしている後輩の皆さんをつなげるようなイベントの企画・実行やSNSでの発信活動をしています。

将来の夢・目標 『問題意識を持って行動したい』

まだはっきりと夢は決めてはいませんが、環境問題に何かしらの形で関われる仕事に就きたいと考えています。現在、アメリカに留学し、多くの人が様々なキャリアを経験しているのを見て、自分も一つの職にとらわれず、多くの場所で活躍できるスキルを身に着けていきたいです。
また、20代の目標としては世界中をいろいろ見てまわり、沢山の知り合い、友達を作りたいと思っています。理由は、自分の中にまだ存在する偏見や誤った知識を取り払い、世界で起こっている事件を他人事にするのではなく、身近にあることだと感じ、常に問題意識を持って行動したいと思ったからです。

  • 浴衣を着てお祭りへ
  • キューガク。のみなさん!
  • スリランカの家庭料理、もちろん手を使って:)

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2017年度入学
外国語学部第2部 英米学科の学生(石川県立金沢二水高等学校卒業)

視野を広げ、本当の自分と向き合える場所

オーストラリアの家の近くの植物公園

合格体験記

私が神戸市外国語大学を本格的に第一志望に決めたのは、高校2年生の秋頃でした。志望理由はグローバルな視点を養って、様々な国の人と関わりを持てるようになりたいという思いからでした。前期日程も神戸市外大を受験しましたが落ちてしまい、後期日程で合格しました。
センター試験は科目数が少ない分、1科目あたりかなり高いスコアを求められるため、ひたすら演習し確実に点数が取れるような状態にしていました。演習の中で見つけた間違えやすい問題は重点的に復習し、苦手意識をもたない事を心がけていました。受験勉強を始めたばかりの頃は思うように点数が取れず不安になってしまう事が多々ありましたが、私の場合自分の中での「強み科目」を早期に確立させてからは気持ちが落ち込む事が少なくなりました。元々自分が得意だと思っている科目のセンター対策を1か月集中して行って9割ぐらいの点数が安定的にとれる状態に持っていくと、模試で上手くいかなくても、大抵「強み科目」の点数が大幅に下がらず、心に余裕が生まれ受験直前期でもメンタルを保つことができます。
神戸市外大の試験対策としては、赤本のみでは足りないので自分で追加教材を探してきて勉強していました。前期対策は、リーディングはZ会の『速読英単語(上級編)』の音読で単語を補充し、他大学の問題で神戸市外大と出題方法が似ているものをもってきては解いていました。リスニングはTOEFLリスニング対策用の問題集を使って、スピードに慣れるようにしていました。ライティングは文字数が多いのでひたすら書いて、先生に添削してもらうというのを繰り返して練習しました。個々の対策をするのはもちろんですが、定期的に本番を想定して時間を計って赤本を解くことで時間配分を身につけることも大切だと思います。後期も同様で神戸市外大の赤本プラスαで他大学の問題を解いて小論文対策をして、指摘されそうなトピックに対する自分の知識が少ないなと感じた場合は本を読んだりもしていました。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

1、2年の時は文法・発音・会話・文学や小説など英語に関する幅広い分野を学ぶことが出来ます。高校生の時と違う点は、その分野を研究している先生が授業をしてくださるので、より一層深い所まで掘り下げて教えてもらえる点です。もちろんネイティブスピーカーの先生による会話の授業もあります。
様々な内容を学ぶ中で、私は英語を使って将来お仕事をしたいという思いがあるので、法律経済商業を学べるコースを選び、現在中嶋先生のゼミに所属しています。ゼミの授業では、少子高齢化等の人口問題が主に扱われており、週替わりで担当者(ゼミの学生)がプレゼンテーションを行います。毎週、課題となる文献が提示されるので、割と難しく、大変なのですが、社会に出た時に役に立つ知識や考え方を得られる事が一番の魅力だと思います。

どのような大学生活を送っていますか

入学時にボランティアコーナーという神戸市外大直属のボランティア組織に所属し、そこでの活動を今も続けています。最初はなんとなく入ったというのが正直な理由ですが、活動するうちに自分が楽しんでやっている事が他人の為にもなっているという事にやりがいを感じ、気づくと定期的に参加するのが当たり前になっていました。
アルバイトはどうせやるなら好きな事をしよう!と思い、興味がある職種で募集があれば応募していました。今は挙式場で働いているため、接客の際に必要な言葉遣いやマナーなど社会人になった時に常識として求められる事を身につけることができ、日々勉強になっています。

将来の夢・目標 『「食」に関わる仕事に就きたい』

大学に入ってから一人暮らしがスタートし、自分で食生活を管理するようになってから初めて「食」のあり方や大切さを考えるようになりました。また短期でイギリスへ留学した際、ホームステイ先の方が庭で野菜や鶏を育てており、自分で作った物を自分で消費する生活に強く惹かれるようになりました。そのようなきっかけから、留学先はオーガニックファーミングについて学ぶことが出来るオーストラリアの学校を選びました。オーストラリアは動物や自然環境に対して関心がある人や企業が多く、オーガニック製品のシェア率も日本よりはるかに高いのが特徴です。今留学先で受けている授業では、自然のエネルギーだけを利用して食べ物を生み出し、余分なものは自然に返すことが出来るような持続可能なシステムについて学んでいます。ここでの貴重な経験から様々な事を吸収し、今よりも成長した自分になるというのが直近の目標で、「食」を通して人や自然を豊かにできるような人間になるというのが最終的な目標です。

  • 羊の選別の授業にて(オーストラリア)
  • オーストラリアのカフェで飲んだFlat Whites
  • 外大でのボランティア活動

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