2009.09.25
おすすめ資料 第97回 "多聴多説"で、楽しく中国語をスキルアップしよう ~初級から中級へ、中級から上級へ
- 『別冊聴く中国語』シリーズ [N820.7-143-1~]
"多聴多説"は、「たくさん聴いて、たくさん話す」という意味で、中国語に 限らず、外国語を習得する上でとても有益な学習方法です。似た言葉で、"多看 多念"「たくさん読んで、たくさん音読する」も、中国語(外国語)の有益な学習 方法として、中国語でよく使われる表現です。
いずれも、本学、神戸外大の中国学科の学生さんであれば、学科の伝統として、 なじみ深い言葉だと思います。
ここでは、本学中国学科の学生さんのように、既に中国語を学んでいる方を 対象に、"多聴多説"を実践しつつ、楽しみながら中国語を上達するのに役立つ、 『別冊聴く中国語』シリーズをご紹介します。
"多聴多説"や"多看多念"を実践すると、確かに外国語の習得がすすみますが、 同じ「たくさん聴いて、たくさん読む」のであれば、やはり、自分が好きな事や 面白いと思える内容であれば、楽しく勉強ができますし、上達も早いと思います。
そこで、この『別冊聴く中国語』シリーズの1冊を、手にとってみてはいかが でしょうか。
『別冊聴く中国語』シリーズは、各巻、本(テキスト)と音読CDがセットにな っています。1巻ごとに色々とテーマを変えて、映画や音楽、オリンピックなど の時事ネタから歴史ものまで、幅広いラインナップを取り揃えています。
本文の最後に、本学図書館で所蔵している中から主だったものを、分野別で 一覧にしてみました。面白そうだな、と思う巻があれば是非手に取って、そし て読んでみて、聴いてみてください。
自分が面白いと思える話を教材としていれば、テキストを何度も音読した り、CDをくりかえし聴いたり、あるいはCDを聴きながらシャドーイング(シャ ドウイング)をくりかえすことも、苦にならず楽しみながらできるのではない でしょうか。
中国語(外国語)の基礎を習得した方が、初級から中級へ、中級から上級へ と目指そうとすると、自習の教材選びに苦労することがあります。この『別 冊聴く中国語』は、幅広いラインナップで、中国語の上達を望む気持ちに応 えてくれる手段の一つといえます。
※『別冊聴く中国語』シリーズより抜粋 (神戸市外国語大学図書館の所蔵資料より)
映画
- 第3巻『大地の子 : 中国語名セリフ選』 [N820.7-143-3]
- 第6巻『香港明星大接近 : 香港スターの素顔大公開』 [N820.7-143-6]
- 第11巻『中国語で聴く山の郵便配達』 [N820.7-143-11]
- 第15巻『心を打つ中国語 : 傑作映画セリフ選』 [N820.7-143-15]
歌、音楽
- 第4巻『女子十二楽坊の素顔』 [N820.7-143-4]
- 第38巻『歌って覚える中国語 第1弾』 [N820.7-143-38]
- 第44巻『歌って覚える中国語 第2弾』 [N820.7-143-44]
- 第47巻『歌って覚える中国語 第3弾』 [N820.7-143-47]
- 第50巻『歌って覚える中国語 第4弾』 [N820.7-143-50]
- 第60巻『童話・童謡で楽しく学ぶ中国語』 [N820.7-143-60]
旅行
- 第13巻『聴く季節の中国語 : 会話で知る中国の春夏秋冬』 [N820.7-143-13]
- 第46巻『中国語で旅する日本列島大縦断』 [N820.7-143-46]
- 第49巻『中国語でめぐる北京 (Beijing)』 [N820.7-143-49]
- 第59巻『名文で味わう中国世界遺産』 [N820.7-143-59]
時事、ニュース
- 第7巻『聴く中国最新流行語』 [N820.7-143-7]
- 第25巻『CCTVでニュースを聴く 全分野編』 [N820.7-143-25]
- 第39巻『CCTVでニュースを聴く 国際編』 [N820.7-143-39]
- 第45巻『中国語で知ろう世界の富豪』 [N820.7-143-45]
- 第55巻『中国語でスポーツを楽しむ : 中国のオリンピック・中国のスポーツ』 [N820.7-143-55]
歴史
- 第34巻『今も使われる毛沢東語録』 [N820.7-143-34]
- 第54巻『現代中国語で聴く史記 : 耳で楽しむ古代ロマン』 [N820.7-143-54]
- 第62巻『会話に生かす三国志語録』 [N820.7-143-62]
小説
- 第5巻『中国語で聴く三国志』 [N820.7-143-5]
- 第9巻『中国語で聴く西遊記』 [N820.7-143-9]
- 第22巻『中国語で聴く水滸伝』 [N820.7-143-22]
- 第32巻『中国語で聴く阿Q正伝』 [N820.7-143-32]
詩
2009年9月25日(柿)