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2013年8月27日(有効期限:2013年8月27日)

2012年度及び第1期業務実績評価(神戸市公立大学法人評価委員会)について

本学は2007年4月に公立大学法人となり、毎年度、中期計画(6か年)の進捗について、神戸市公立大学法人評価委員会の評価を受け、結果を公表されることとなっています。
2013年6月26日及び7月22日に、2012年度及び第1期(2007年度から2012年度)の業務実績評価を受け、第1期期間中の業務実績評価としては、全体として「順調に進捗している」との結果となりました。特に、カリキュラムの見直し、就職支援体制の整備、外部研究資金の導入促進、小学校の英語教育支援、公費派遣留学制度の充実の5項目で、「S(特筆すべき進捗)」と高い評価を受けました。
2013年度は、第2期中期計画期間の初年度にあたり、より個性的で魅力ある大学づくりを進めます。

第1期公立大学法人神戸市外国語大学の業務実績に関する評価結果(抜粋)

全体評価

 第1期中期目標は、大学が公立大学法人となった2007 年度から2012 年度までの6 か年をその期間としており、理事長のリーダーシップのもと、役員・教職員が一体となって中期目標及び中期計画の確実な達成に向け、種々な大学改革と自律的・効率的運営に取り組み、外国語大学ならではの特性に磨きをかけ、主に次のような成果が認められた。
「国際的に通用する人材の育成」の項目では、語学授業の少人数化、教養教育の充実、セメスター制などの新カリキュラムの構築を完成させた。また、情報リテラシーなどの初年次教育の新設、年間履修単位数の上限引下げなど、学生の効果的な履修のための見直しを行った。学部組織の変更を行い、実践的な英語力を習得するためのプログラムとして2009 年度に国際コミュニケーションコースを新設し、第1・2 期生のTOEIC 平均は900 点超となった。
Faculty Development(FD)の取り組みとして、授業評価アンケートの実施とその活用などを通じて、学生への教育方針の浸透や、教員学生との相互理解を図られている。
アドミッションポリシーにより、大学の教育目的や求める人物像を明文化した。志願者倍率は高い倍率を維持しており、推薦入試の拡充も行い、継続して優秀な学生を確保できている。
学生の就職支援のために、キャリアサポートセンターを設置するとともに、キャリアデザイン講座を年々増やし、単位化を行った。厳しい雇用情勢の中で、毎年度、極めて高い就職内定率を維持しており、その取り組みは高く評価できる。次期に向けて、社会で活躍している卒業生の活用や、就職後定着率の調査といったきめ細やかな取り組みが求められる。
「高度な研究・教育の推進」の項目では、科学研究費補助金の申請支援事業を総合的に拡充したことにより、各教員が意欲的に外部研究資金の活用に取り組み、申請件数及び獲得件数が拡大している。大学の研究活動の活性化に大きくつながっており高く評価できる。
大学独自の研究プロジェクトとして、2 つのテーマで3 つの国際会議を開催し、国内外から多数の研究者の参加を受け入れ、国際的な研究拠点としての役割を果たした。また、リポジトリシステムの構築によってインターネットを通じた研究成果の発信体制を強化している。
大学院・研究者レベルで海外の研究機関との連携を強化するため、6 つの研究機関と学術協力協定を締結した。また、より魅力的な大学院作りをするため、東京外国語大学や中国・カナダの大学との連携交流を行い、天津外国語大学との間ではダブルマスター制度を導入し、2 名に適用した。新たに就職を目指す大学院生の受け入れや、生涯学習のニーズの高まりを踏まえた社会人向けのプログラムを検討するなど、より魅力ある大学院作りに取り組んでいる。
「地域貢献」の項目では、市民講座などの継続事業に加えて、新たにオープン・セミナー事業を新設した。また、神戸国際協力交流センター、神戸市立博物館と連携協定を締結し、市民に多彩な学びの場を提供する体制を強化することができた。
小中高の児童・生徒を対象とした事業をそれぞれ展開し、外大の特色を生かした学校支援事業を拡大するとともに、2008 年度から、神戸市教育委員会からの委託を受けて、小中高の教員を対象とした英語教育法の研修事業を実施し、教員の研修機関としての役割を果たしてきた。
全国の大学生が英語による発表力や企画力を競う「全国大学生マーケティングコンテスト」を2011 年度より開催し、地域の様々な企業と大学が連携する仕組みを構築することができた。
教職志望の学生の総合的な支援体制を強化し、教員採用者数が増加している。また、在学中に小学校教員免許を取得することができる制度を新設し、3 年連続して免許取得者を輩出した。
学生のボランティア活動は、年を追うごとに活発となっており、国際支援、教育、地域交流、高齢者・障がい者交流など、幅広い活動に参加してきた。
「国際交流」の項目では、国際交流センターの運営体制を順次拡張し、学生が外国人留学生等と外国語で交流できるチャット事業の充実など、学内の多様な国際交流機会を提供してきた。
また、2009 年度の短期留学制度の創設とその後の全学科への制度整備、交換留学先の拡大、単位互換の制度化、経済的支援の拡充など、学生の海外留学の機会を増やすための総合的な支援強化を行うとともに、外国人留学生支援のプログラムを充実させることにより、学生の海外留学者数、外国人留学生数ともに約2 倍に増加した。次期では、さらに多くの学生が海外で学べる機会を得られるように、交換留学の人数枠の拡大や留学支援制度の一層の充実が期待される。
「柔軟で機動的な大学運営」の項目では、理事長兼学長の適切な運営の下、自律的・効率的な大学運営を行い、法人化以降初めての中期目標期間を概ね良好に進捗していると認められる。
教職員の意欲の向上や教育研究の活性化のため、教員の業績に応じた手当制度として導入したユニット制は、独自の取り組みであり、段階的に構築することにより制度を完成させたことは高く評価できる。
学外への情報発信では、ホームページや大学広報紙の全面リニューアルを行った。大学イメージをさらに周知するために、社会で活躍する卒業生との連携や、全国公募により策定した大学ロゴマークの効果的な活用を通じた広報が求められる。また、次期への繰越金については、適正なルールにより運用を行われたい。
以上のような中期目標・中期計画の達成に向けた取組状況を踏まえ、総合的に評価した結果、理事長と役員・教職員が一丸となった取り組みにより、達成状況は良好であると認められる。
これまでの取り組みを、さらに着実に次の第2期中期計画に向けて積み上げていけるように、PDCAサイクルを確実に実行し、自律的・効率的な大学運営を行い、社会の様々な分野で活躍できる「行動する国際人」を養成するため、神戸市外国語大学の伝統を活かして、魅力ある大学づくりに引き続き取り組まれたい。

 

平成24年度公立大学法人神戸市外国語大学の業務実績に関する評価結果(抜粋)

全体評価

 平成24年度は、理事長のリーダーシップのもと、役員・教職員が一体となって中期目標及び中期計画の確実な達成に向け、種々な大学改革と自律的・効率的運営に取り組み、外国語大学としての特色を発揮し、主に次のような成果が認められた。
「国際的に通用する人材の育成」の項目では、新カリキュラムの全学年移行など学部教育制度の構築を完成させるとともに、情報リテラシーといった新入生への初年次教育を新設し、単位制度の趣旨に鑑みて年間の履修登録上限単位数を引き下げるなど学生の効果的な学修に配慮した。各学科コースの授業評価アンケート結果や志願者倍率は引き続き良好な結果が示されている。
また、ガイダンスや個別面談指導に加え、前年度比3割増となる135社を招へいした学内での企業採用説明会の実施などによる就職支援を総合的に拡充することにより、全国平均を上回る就職内定率を維持していることは高く評価できる。
「高度な研究・教育の推進」の項目では、外部研究資金の申請アドバイジング窓口や教授会における公募説明会など総合的な申請支援を積極的に実施した結果、獲得件数が前年度から大幅に増加しており、各教員が意欲的に外部研究資金の活用に取り組むことによって、大学の研究活動の活性化につながっている。
大学独自の研究プロジェクトの実施として、「第3回若手チベット学研究者国際会議」やバスク大学との「第2回国際セミナー」を学外・海外からの研究者を集めて開催し、当該学術分野の国際的な研究拠点として役割を果たすことができた。
大学院教育においては、新たに就職を目指す大学院生の受け入れや、生涯学習のニーズの高まりを踏まえた社会人向けのプログラムを検討するなど、より魅力ある大学院作りに取り組んでいる。
「地域貢献」の項目では、神戸国際協力交流センター、神戸市立博物館と連携協定を締結し、社会人教育体制を強化することができた。また、市民向けのオープン・セミナー事業では初めて受講者数が200名を超え、市民講座では前年度よりも参加者が大幅に増加するなど、大学が持つ知的資源を様々な形で地域社会に還元する取り組みが行われている。
また、神戸市の教育拠点としての役割を果たすため、大学教員による小中高校教員へ英語教育法等に関する研修機会を提供し、スクールサポーター、イングリッシュサポーター等で学生を派遣するなど、外大の特色を生かした学校支援事業を継続して実施した。
全国の大学生が英語による発表力や企画力を競う「全国大学生マーケティングコンテスト」では、多くの大学からの参加があったことから新たに地区予選会を行い、企業に学生によるマーケティング戦略を提供するなど、地域の様々な企業と大学が連携する仕組みを構築している。
学生のボランティア活動は、非常に多様かつ活発であり、国際支援、教育、地域交流、高齢者・障がい者交流など、幅広い活動に参加してきた。
「国際交流」の項目では、学生が外国人留学生等と外国語で交流できるチャット事業を全ての学科の言語で実施するなど、学内の多様な国際交流機会を提供することができた。また、従来の国際交流スペースを機能拡充してC³ Space(シーキューブスペース)と改称するとともに、短期留学中の学生が現地で困った際の24時間相談体制を新たに提供した。
海外留学の機会を学生に多く与えるために、交換派遣留学制度を総合的に拡充し、学生に経済面で最も有利な交換留学の人数枠の拡大などにより、長期留学者数が前年度から3割程度増加した。また、全学科の短期留学制度を完成するとともに、交換・交流協定をさらに3大学と締結するなど、学生の多様な留学ニーズに対応できる体制を拡充している。
海外の研究教育機関との連携では、これまでのロシア、中国、スペインの大学に加えて、新たに英語圏の提携校であるアメリカのオーガスタナ大学からも研究者を招へいし、すべての学科において海外の研究者による講義や講演を学生に提供することができた。
「柔軟で機動的な大学運営」の項目では、理事長兼学長の適切な運営の下、第2期中期計画の策定、固有職員の育成、給与制度の見直し、大学院運営部会を新たに設置し今後の大学院教育の見直しのための審議体制を整えるなど、自律的・効率的な大学運営を行い、おおむね計画どおりに進捗していると認められる。
大学の広報では、ホームページに大学紹介の動画コンテンツを新規掲載するなど、大学の魅力がより伝わるようにホームページの改善に努めた。また、大学のロゴマークを全国公募し、550点の応募の中から最優秀作品を決定している。今後はロゴマークが大学イメージとつながるような一貫性のある発信をしていくことが求められる。
以上のような中期目標・中期計画の達成に向けた取組状況を踏まえ、総合的に評価した結果、理事長と役員・教職員が一丸となった取り組みにより、ほぼ順調に進捗していると認められる。
これまでの取り組みを、さらに着実に次の第2期中期計画の達成に向けて積み上げていけるように、PDCAサイクルを確実に実行し、自律的・効率的な大学運営を行い、社会の様々な分野で活躍できる「行動する国際人」を養成するため、神戸市外国語大学の伝統を活かして、魅力ある大学づくりに引き続き取り組まれたい。

 

項目別評価(略)

 


経営企画グループ 企画・評価班 ☎ 078-794-8104

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