国際交流・留学在学生の方

2016年3月29日(有効期限:2016年11月30日)

駐日ジャマイカ特命全権大使との意見交換会 報告

駐日ジャマイカ特命全権大使リカード・アリコック氏が、今年3月の模擬国連世界大会(ニューヨーク大会)に参加する本学学生チーム14名の激励のため、本学を訪問されました。学生たちは、アリコック大使との約2時間30分にわたる意見交換の中で、事前準備のリサーチで浮上した問題を解消し、ジャマイカへの理解を深めました。下記に参加学生の声を紹介します。

当日の概要

【来訪者】
駐日ジャマイカ特命全権大使 リカード・アリコック氏(His Excellency Mr. C.P. Ricardo Allicock)
(Yanique Bent 一等書記官が随行)

【日時】
2016年3月15日 14時00分~16時30分

【場所】
神戸市外国語大学 本部棟2階会議室

意見交換 内容

【主な質問事項】
移民問題、環境問題、都市化による住宅問題、金融政策、海外支援の有効性、違法薬物や武器の流入等

【まとめ】
アリコック大使が強調されていた点の一つとして、カリブ地域の連帯感強化の重要性があった。小島嶼開発途上国(SIDS)やカリブ共同体(CARICOM)等の地域共同体の構成国は経済・社会・環境状況において類似している点が多く、しかもそれらは、国内の経済力だけでは改善することができない複雑な問題ばかりで、他国間との連携が必要不可欠である。このような状況を踏まえて、地域共同体内では、対等な立場で互いに尊重し合いながらも、活発な議論を重ねる中で合意に達しなければならないということが明らかとなった。この視点は、模擬国連に参加する学生チームが、国際協力を促進する国連の議場で、ジャマイカ一国の代表として発言する際に、全員が意識する必要がある。

参加学生の声

通常、模擬国連世界大会への事前準備は、インターネットや本などを活用して行います。しかし、今回はジャマイカ大使から、ニュース記事や報告書などを読むだけでは捉えきれないジャマイカの国内情勢と外交関係について、直接お話を伺うことができました。さらに、カリブ地域におけるジャマイカの立場も知ることができ、周辺国との距離の取り方について知る良い機会となりました。アリコック大使は、私たち学生の質問に対して、ジャマイカの良い面だけではなく、直面している課題についても答えてくださりました。そのため、さまざまな視点からジャマイカと国際社会を結びつけて考えることができるようになりました。私たちは、今大会においてよりジャマイカ大使らしく議題にアプローチができると確信しました。
また、アリコック大使は、ジャマイカはまさに人種のるつぼであり、移民やダイバーシティに関しては、寛容な国であるとおっしゃいました。そんなジャマイカの国民性は、皆明るく前向きで、何事にも積極的に取り組み、最後まで正しいことを貫く強さをもつという、「Justice, Accomplish anything, Embraching the joy of life」の3点でした。この国民性を踏まえ、私たち神戸市外国語大学大使団は、残されたわずかな時間を最大限に使い、新たに得た情報を基に政策を練り直す予定です。当日の会議では、一ジャマイカ国民になりきり、楽しみながら議論、交渉に励みたいと考えています。