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2016年11月25日

国際学術ワークショップ 20世紀東アジア:越境する文学形式と思考の流動(二十世紀東亞:跨境的文學形式與思想流動)

日時

2016年12月26日(月)10時~18時

場所

グランフロント大阪 北館2F ナレッジキャピタル アクティブスタジオ
(JR大阪駅、地下鉄御堂筋線梅田駅、阪急梅田駅から徒歩3分https://kc-i.jp/access/

使用言語

日本語及び中国語(質疑応答のみ通訳あり)

定員

50名                                      

※来聴歓迎・参加費無料。ただし予稿集の準備と会場調整のため、できるだけ事前申込をお願いいたします。
本次會議不收會務費,歡迎公眾前往旁聽并參與研討。與會者請盡量提前報名申請,以便我們為您預留座位并準備予稿集。
※報告内容に関しては通訳を行いません。中国語のわからない方は、当日配布する予稿集に報告要旨の日本語訳を掲載しておりますので、そちらをご参照ください。
※お問い合わせ先:津守陽 TSUMORI Aki(神戸市外国語大学中国学科)
eastasia.literaryform[アット]gmail.com([アット]を@に変えてください)

19世紀末から20世紀にかけての日中韓3カ国間では、留学や戦争などを背景として相互に人的移動・交流が行われ、文学や思想上の影響が複雑に交錯した。また古典漢文やその国固有の伝統文学形式、民間歌謡や方言などの地域要素も不断に「新しい文学」を活性化する要素として再注目を浴び、取り込まれていく。すなわち東アジアの近代文学の形成と成熟は、国家間・異文化間・異なる文学ジャンル間や異なる文体間など、多種多様な境界線を越え、境界の双方が浸透する中で展開したと言える。
神戸市外国語大学Research Project-B研究班では、日本・中国・韓国から気鋭の研究者を招いて国際学術ワークショップを開催し、「文学形式」に重点を置いて報告と討論を行う。これらの「文学形式」を個別作家やジャンル内の問題に閉じ込めるのではなく、当時の社会思潮や文化制度、思想流動などの大きな背景の中において考察することを目的とする。

作為東亞現代文學建構過程中的重要内容與影響因素,語言、文體以及文類等文學形式方面的傳承與嬗變一直没有離開研究者的視野。眾所周知,東亞諸國的現代文學并不是在單一文化語境中發生的。從19世紀末至20世紀的百余年間,中日韓三國在革命與戰爭的大背景下出現了前所未有的大量文化人越境和交流,引起了文化與思想上錯綜複雜的互動。與此同時,在各國内部新文學建立的語境中,旧詩詞、俳諧、民謠等旧有文學傳統不斷地被納入并重新形成了新文學的一部分。20世紀東亞的現代文學可以説是在不斷跨越異國、異域、異文化及多種文學形式的狀態之下得以醞釀而成的。
神戸市外國語大學Research Project-B課題小組將邀請來自中日韓三國的新鋭学者召開國際學術工作坊,擬以"二十世紀東亞:跨境的文學形式與思想流動"為主題,重新勘探20世紀東亞視野中的文學形式與思想内容之間的互動關係。通過聚焦個別文體、文類及文學語言等問題,本次會議希望重新探索這些看似細小的"形式"問題在20世紀東亞社会思潮、思想流動及知識體系建構等大背景之下所具有的意義。

【プログラム】(敬称略)

10時 開場
10時10分-10時20分 開場の辞
10時20分-12時
(報告各20分、討論40分)

セッション1:読む・書く・教える
第一小組:閱讀、書寫與教育

ディスカッサント:松浦恆雄 MATSUURA Tsuneo(大阪市立大学)、鈴木将久 SUZUKI Masahisa(一橋大学)

陸胤 LU Yin(北京大学)
 「読誦」から「講義」へ―清末中国における読書革命
 從"記誦"到"講授"―清末中國的讀書革命

鳥谷まゆみ TORIYA Mayumi(北九州市立大学)
 周作人"美文"再攷―日本写生文・美文へのまなざしから
 周作人"美文"再攷―從日本寫生文和美文的視角

王風 WANG Feng(北京大学)
 「信達雅」と漢語近代書面語概念の変遷
 "信達雅"與漢語現代書寫語言觀念的變遷

12時-13時20分 昼食
13時20分-15時 セッション2:思考としての翻訳
第二小組:作為思考的翻譯

ディスカッサント:鈴木将久 SUZUKI Masahisa(一橋大学)、波田野節子 HATANO Setsuko(新潟県立大学名誉教授)

彭春凌 PENG Chun ling(中国社会科学院)
 章炳麟訳スペンサー「進歩について」に見える主旨の背離とその解析
 章太炎譯斯賓塞《論進步》的主旨偏移及其解析

柳忠熙 Chung Hee RYU(東京大学)
 近代朝鮮におけるイソップ寓話の翻訳と『ウスンソリ(笑話)』
 伊索寓言在近代朝鮮的翻譯與《笑話》

裴亮 PEI Liang(武漢大学)
 中国語と日本語の間を歩む―日本における詩人黄瀛の中国新詩翻訳活動について
 行走在漢語與日語之間―中國詩人黄瀛在日新詩譯介活動考論

15時-15時20分 ティーブレイク 茶歇
15時20分-17時

セッション3:イデオロギーとスタイル
第三小組:意識形態與形式

ディスカッサント:郭炯徳 KWAK Hyoungduck(韓国科学技術院 KAIST)、松浦恆雄 MATSUURA Tsuneo(大阪市立大学)

袁一丹 YUAN Yidan(首都師範大学)
 「我田引水」の新俳文―日中戦争前夜の周作人による中日両国滑稽文学の伝統に対する再創造
 "我田引水"的新俳文―抗戰前夕周作人對中日滑稽文學傳統的再造

李婉薇(香港教育大学)
 戦後香港の方言文学運動に関する理論的検討
 戰後香港方言文學運動的理論探討

呉世宗 OH Sejong(琉球大学)
 朝鮮戦争の中の金石範文学―金石範「一九四九年頃の日誌より―「死の山」の一節より―」についての一考察
 朝鮮戰爭時期的金石範文學―試論金石範《摘自一九四九年前后的日志―選自"死之山"的一節》

17時-17時15分 ティーブレイク 茶歇
17時15分-18時

ラウンドテーブル、総括 圓桌討論和工作坊總結

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津守陽 TSUMORI Aki(神戸市外国語大学中国学科)
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