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2017年7月20日

地元小学生の大学訪問報告(東町小学校)

神戸市立東町小学校の6年生約160人が本学を訪れ、英語でインタビューに挑戦しました。小学生は4~5人のグループに分かれ、案内役の外大生と一緒に教授の研究室、図書館、食堂など学内を探検しました。出会った外大生や先生方には、出身国や出身地域、好きな食べ物などを質問し、英語でのコミュニケーションを楽しんでいました。

日程

2017年7月12日(水曜) 11時~14時20分

インタビューの様子

  

  

体験談 

英米学科1年 東前 彩美さん

今日はとても貴重な体験をすることができました。小学生の児童さんたちとの会話は新鮮であると同時に、自分の小学生だった頃が思い出されて懐かしい気持ちになりました。あの頃の自分が英語に対して抵抗感を持っていたのと同じように、彼ら彼女らの声や表情から緊張していることが伝わってきました。私は英語への苦手意識を持ったまま小学生を終えましたが、今日出会った児童さんたちは体験を進めるうちに大きな声ではっきりと発音できるまで成長していました。英語をコミュニケーションツールとして楽しんでいる彼らを見て、素直に素晴らしいなと思いました。また、ともすれば英語を学業の一つとして堅く捉えがちな自分を反省する機会にもなりました。一緒に外大を見学した彼ら彼女らに感謝しています。そして、最後になりましたがこのような特別な機会を提供してくださった横田先生、国際交流センターの方々、東町小学校の先生方、ありがとうございました。この体験を記憶に刻み込んで、将来は一教員としてそれを活かしていきたいです。

国際関係学科1年 松本 悠久さん

自分は、小学校英語教育論で毎週東町小学校の英語の授業に行っているので、東町小学校の児童たちがとても元気で積極的なのは知っていたのですが、今回の外大訪問は、その素晴らしいポイントが最大限に発揮されたものとなったと思います。小学校の校舎から見えるほど近くにあるのに遠い存在である外大。そんな外大をもっと知りたいという気持ちが前面に出ていて、案内するはずの自分がその積極性に引っ張ってもらっているような、そんな感覚さえしました。キャンパスツアーではすべてが未知との遭遇かのようなリアクションで、自分たちが当たり前と思っていることがこんなにも新鮮に受け取られるのかと驚かされました。

しかし、一番驚いたのは、児童たちのインタビューの積極性です。キャンパスツアー中も誰かが通りかかる度に話しかけようとしていましたし、誰でも物怖じすることなく堂々と英語を使えていました。特に、海外から来られた教授や生徒に対しては、自分の知らない世界をもっと知りたいと、質問攻めにしていました。児童の中には、海外の方と英語でコミュニケーションが取れたことで、自分の英語に自信がついたと言っていた児童もいたので、外大訪問の大きな意義のひとつがそこに見出されるように感じました。今回の外大訪問で、自分の英語が通じるという喜びや、英語で日本語話者ではない人ともコミュニケーションが取れる楽しさなど、英語の先にあるものに気づいてもらえたと感じています。児童たちの成長を見守ることができた今回の引率の経験は、自分にとっても、とてもいい経験となりました。ありがとうございました。