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2020年1月17日

阪神淡路大震災25年と神戸市外国語大学

今年2020年の1月17日は、阪神淡路大震災から25年目の節目となります。6000人を超える人命が失われ、家屋の被害は25万件を超えました。神戸市はその被害がもっとも深刻であった地域で、多くの大学も被災し、数多くの犠牲者を出しました。そのような惨状の中、本学の学生・教職員の犠牲者はありませんでした。倒壊した建物から命からがら逃げ出したり、住居が損壊した学生はたくさんいましたが、犠牲者がいなかったのは、奇跡的といって良いでしょう。大学の建物も倒壊などの重大な被害を免れることができましたが、屋外に設置していた彫刻作品の一部は損壊し、その後、撤去せざるをえませんでした。

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大学の建物が無事であったことで、本学は、震災後の救援物資の集散基地として機能することになりました。市職員や各地から駆けつけてくれたボランティアのみなさんが本学を基地に活動されました。また、大学構内にも仮設住宅が設置され、その後の被災者のみなさんの生活再建の足がかりとなりました。

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さらに、今日のようなインターネット社会になる前の1993年に、いち早く図書館システムをインターネットに接続していた本学が、震災の情報を世界に向けて発信したことは、世界と神戸を結ぶ外国語大学として、特記しておくべきでしょう。世界中のマスコミが、本学が発信した情報をもとに報道を行っています。痛ましい震災の情報ではありましたが、たった一台のデジタルカメラと本学のウェブ・サーバーが、神戸と世界を結びつけ、インターネットによる情報発信の可能性を明らかにしたのです。(※)

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震災から25年という節目の年に、自然災害の脅威に備える心構えを忘れず、復興のかなった神戸を未来に引き継いでゆく決意を新たにしたいと思います。

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リンク

(※参照)AD ALTIORA SEMPER 神戸市外国語大学図書館報/学術情報センターだより

第50号PDF[1.20MB]