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2020年2月10日

魅力発信事業 原爆を記憶する~「文化・メディア・教育」の可能性~講演会 第3回「原爆と教育」を開催しました

2020年1月14日(火曜)、魅力発信事業 原爆を記憶する~「文化・メディア・教育」の可能性~講演会第3回「原爆と教育」を本学第2学舎1階501教室で開催しました。

第3回は、「厄災を表現すること~『原爆の絵』プロジェクトにおけるコミュニケーション的記憶と文化的記憶~」と題して、東京大学の山名淳教授が講演されました。

教室には本学学生・教職員だけでなく、市民の方や大学で平和教育に関心のある教員(神戸大学、神戸学院大学、福岡教育大学など)を含め、約70人が集まりました。

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山名教授から、広島市立基町高校の生徒たちが取り組む「原爆の絵」プロジェクトの意義について解説がありました。高校生が被爆体験を聞き取り、被爆者の方々の記憶の情景を描く試みは、新たな継承活動の実践として注目されています。ただ、その実践の理論的意義については、これまで未開拓でした。

山名教授は、この実践に普遍的な理論的根拠を提示することで、「記憶を受け継ぐ」活動空間に様々な問題提起を試みています。被爆体験を聞き、その体験を共有する「コミュニケーション的記憶」が危機を迎えている今日、「原爆の絵」プロジェクトは、継承活動の新たな試みとして多くの示唆を提供してくれる実践です。

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講演会当日は、広島平和記念資料館から「原爆の絵」をお借りして講演いただき、図書館でも展示会を行いました。講演後の懇親会では、学生、大学教員、被爆者の方とともに、活発な意見交換を行いました。

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