OPEN CLSOE

国際関係学科

概要

国際関係学科は、外国語に加えて外国の政治・経済・文化などを学ぶことによって私たちの国を再認識し、世界と日本の関係についての理解を深めていくことを目的に、1987年に設置されました。学科専攻語学として英語を採用しており、時事的な英語を中心に国際情勢や外国の政治・経済・文化を理解し、行動する国際人としての資質を身につけられるようになっています。専門分野のカリキュラムは、法律・政治、経済・経営、社会・文化などの多様な専門領域を、広く学術的に研究できる科目編成をとっており、特に、3、4年次にはゼミに所属し、各自が選択したテーマに関する卒業論文を執筆することが必修となっています。また、本学科は、必ずしも英語圏にこだわらずあらゆる地域を理解するための学科であるため、兼修語学などの履修によって複数の言語を習得することも奨励しています。
育成を目指す学生像は、以下のようにまとめることができます。

  1. 英語を中心とする複数の外国語を活用して国際舞台で働く公務員や会社員
  2. 平和、人権、社会経済発展といった地球的課題に積極的に取り組む人材
  3. 国際問題や文化摩擦などに関わる専門家や研究者

卒業生の具体的な就職状況については、メーカー、貿易・商事、金融・保険・証券、旅行・サービス、教員、公務員など、学科の特色を表してバラエティーに富んだ進路に進んでいます。また、研究者や専門家養成のための修士・博士課程に進む者もいます。

特徴

国際関係学科では、国際社会の動きを幅広い視点からとらえ、国境を越えて広がる複雑多岐な課題に柔軟に対応する能力を養うために、英語を中心とする外国語とともに、法律・政治、経済・経営、社会・文化などの多様な専門領域についても広く学びます。

現在、国際社会は、既存の理念や価値観の大きな揺らぎに加えて、ヒト、モノ、カネのグローバルな流動化に直面しています。21世紀に求められるのは、こうした状況に、学際的な知識と同時に、人間的叡知に裏付けられたバランス感覚に富む国際感覚をもって対処できる人材です。日本や世界の未来と自らの将来を切り開いていける場所、それが神戸市外国語大学国際関係学科です。

カリキュラムの概要

4年間を通じて「学科専攻語学」の履修が必修となっており、英語を用いて国際関係上の諸問題に関する理解を深めることになります。その他の言語については「兼修語学」の履修により習得が奨励されています。また、1−2年生時を中心に「学科基礎科目」および「全学共通科目」を履修し、国際問題理解の基礎となるべき素養と知識を修得します。その基礎の上に、4年間を通じて「学科専門科目」を履修します。これは、法律・政治、経済、文化の各分野ごとに学際性を加味して設定されている「学科コア科目」と、より個別・具体的なテーマに沿って体系的な学習を促す「学科選択科目」とに分けられています。また、3-4年次には、全員がゼミに所属し、卒業論文を執筆します。

科目の具体例は以下のようになります。

学科専攻語学 英語講読(各階程)、英語作文(各階程)、英語会話(各階程)
学科基礎科目 国際関係概論、国際政治史、国際経済関係史、比較文化論、ジャーナリズム論
学科コア科目 国際関係論「法政」、国際関係論「経済」、国際関係論「文化」
学科選択科目 比較政治学、途上国地域社会論、政治体制論、国際機構論、国際法「基本」、国際法「発展」、国際金融論、開発経済論、国際経済政策、言語と国家、言語と文化、社会人類学、文化芸術論、コミュニケーション論、異文化間コミュニケーション論、英米文学特殊講義(現代社会)、英語学特殊講義(現代社会)、他

科目紹介

例えば、「学科コア科目」は以下のような概要となっています。

国際関係論「法政」
国家及び国家以外の様々な主体が活動を展開する国際関係の場において生起する諸現象について、主として政治的、制度的、法律的な観点からの分析を行っていく。
国際関係論「経済」
パクス・アメリカーナと呼ばれる第二次世界大戦以降の国際政治経済体制の形成と展開の過程を概観し、国民国家間の経済関係や多国籍企業の活動などについて分析するとともに、今日の国際関係にみられる経済的諸問題について、考察を加えていきます。
国際関係論「文化」
東南アジアの文化や社会について、特に地域の人々の日常的な実践に焦点をあて、考えます。個々の地域の文化・社会についての深い理解は、国際関係を考えるうえで欠かすことのできないものだと思います。

時間割例

1年生前期時間割
1 兼修語学I:第2外国語(選択) 専攻語学:英語I作文 兼修語学I:第2外国語(選択) 専攻語学:英語I会話
2 専攻語学:英語I講読【2】 専攻語学:英語I講読【1】
3 学科基礎:国際政治史1 学科基礎:国際関係概論1 学科コア科目:国際関係論「法政」1 学科基礎:比較文化論1
4 全学共通科目:自然の認識1 全学共通科目:日本と世界1 学科基礎:国際経済関係史1
5 全学共通科目:日本文化論入門

取得できる教員免許

免許状の種類 中学校教諭1種 高等学校教諭1種
免許教科 英語 英語

課程について

担当教員

教員からのメッセージ

国際関係学科教授 丹生谷貴志

話し、聴き、歩き・・・

国際関係学科は「現実」を、それの抱える(多くの場合深刻で窮迫した)問題を、皆さんがすぐにでも出会うだろう様々な問題を、「世界」の視点から掴もうとする学科です。たぶん明るい主題ばかりではありません。しかしそれは皆さんがすぐにでも生き始めねばならない「Life」を言葉の真の意味で広々と「Enjoy」するための、その基盤を、その風景を、供に掴んで行こうとするための学科でもあります。英語はもとより何語でもいいはず、喋り、聴き、考え、読み、歩き、知り直し、また喋り、聴き・・・そんな学科であることが「国際関係学科」の希望の一つです。

学生からのメッセージ

国際関係学科3年女子学生

幼いころからアメリカと日本を行き来していたため、人より多文化に触れる機会が多かったです。その経験を生かして少しでも緊張した国際社会をほぐせるように神戸市外大で国際情勢や文化的視点から物事を学ぶことで一人間として成長できると確信しています。また、さまざまな背景を持った学生や先生方と接することで日本にいながらも少し外国のような雰囲気が味わえるのもキャンパス生活が楽しい理由の一つです。

国際関係学科2年男子学生

あなたにはどのように世界が見えていますか。あなたはどのように世界を見ていますか。今、人間社会は複雑に変化しています。時代の大きなうねりに飲み込まれることなく、しっかりと自己を持ち強く生きる主体となるためにも、私たちが一体どんな存在であり、どんな世界で生きているのかを学び、考えることはきっと役に立つはずです。国際関係を学ぶのにこんなに魅力的な時代はありません。さまざまな「世界」を学ぶことのできる知のユニバースにぜひ探索に来てください。

主な就職先(2017年3月卒業生)

(法人格省略)

学生生活

課外活動ニュース

クラブなどの対外試合や学生が個人的に参加した行事等で上位に入賞し、主催者より表彰された課外活動を掲載しています。

イベント

学生生活を彩るイベントとして盛り上がる学園祭。学園祭実行委員会の学生が主体となって企画・運営しています。

語劇祭とは、各学科毎の5つの劇団が、各々の専攻語を用いた劇を上演する、本学の伝統行事です。各国のコメディ、サスペンス、悲劇と多岐にわたり、一般の方も楽しんでいただける内容となっています。

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