カリキュラム概要
本学は、外国語学部のみの単科大学です。学部は、専攻する語学と地域を中心に学ぶ4学科(英米学科、ロシア学科、中国学科、イスパニア学科)に、国際関係学科を加えた計5学科で構成されています。また、外国語学部第2部(以下、第2部という)では、夜間に授業を行います。夜間であっても学部英米学科と同一のカリキュラムを採用していることから、昼間に授業を受けることができない社会人にも人気のある学科となっています。
英米学科(第2部を含む)、ロシア学科、中国学科、イスパニア学科は、それぞれの言語とその言語が使用されている地域に関する学習・研究を目的としています。これらの学科は3年次から「語学文学コース」「法経商コース」「総合文化コース」「国際コミュニケーション」の4コース(第2部は「英語学・英語研究コース」「英語圏文化文学コース」「法経商コース」の3コース)に分かれて学習します。コースは自由に選択でき、各言語圏での専門分野を実践的に探求していくカリキュラムが組まれています。
上記のうち、「国際コミュニケーションコース」については2年次から始まり、定員(約20名程度)を設けています。「国際コミュニケーションコース」では、国際社会におけるさまざまなコミュニケーションの現場を念頭に置きながら英語の運用能力を強化していきます。(※第2部の学生は選択することができません。)
国際関係学科は、学科専攻語学では英語を修得し、これに加えて政治・経済・文化を特定の国に限定することなく学び、国家間・地域間の関係について研究することを目的としています。他の学科と違い3年次からのコース別を設けていません。(「国際コミュニケーションコース」を希望する方は、選抜試験を受けることも可能です。)学科の専門科目として、国際関係に関する幅広い知識を付けるためのカリキュラムを用意しています。
また、さらに研究を続けたい学生に対しては大学院が設けられ、学問探求の門戸を開いています。