学科専攻語学

本学は英米学科(第2部を含む)と国際関係学科では英語を、その他の学科ではそれぞれ、ロシア語、中国語、イスパニア(スペイン)語を「学科専攻語学」として修得します。これらの「語学」は一般の大学の「外国語」科目とは異なり、1年次から4年間にわたって履修するもので、いわゆる専門科目の中心となっています。高度な言語運用能力とその言語についての専門的な知識の修得を目標としています。

具体的には、I 階程からIV階程まで段階が設けられ、初めて学習する言語では、入門からそれぞれの音声(発声)、基礎構造(文法)を経て、小説、評論文あるいはニュース記事を読んだり、日常会話や作文の練習、さらには通訳や翻訳などに進むようになっています。

全学共通科目

グローバルな視野に立って学問を継承し文化を創造するためには、専攻分野にかかわりなく、ベースとなる教養を身につけなければなりません。本学では、専門科目を学んでいく上で必要な基礎知識と実践的な学問探求ができる柔軟な思考を生むために、全学共通科目を用意しています。 全学共通科目とは、人文、社会科学、自然・人間科学の各領域にまたがり、学問をするための方法論を修得できるベースを養う科目群で構成されています。

兼修語学(必須語学・自由選択語学)

「外大生なら、外国語を二カ国語以上使いこなせなければならない」。本学では、このような社会のニーズに対応した高度な語学修得を目指しています。

それぞれ専攻する語学のほかにもう一つの外国語を必須履修とし、各学年を通して、おざなりではない実践的能力をしっかりと身につけられるカリキュラムを組んでいます。

また、グローバル社会を先導する人材を養成するという本学の使命から、その他の外国語を学ぶためのカリキュラムとして「自由選択語学」を設けています。

コース科目

区分 学科専攻語学 語学文学
コース
法経商
コース
総合文化
コース
国際
コミュニケーション
コース
共通
英米学科 英語 英米文学・文化研究入門
英米文学特殊講義
英米文学と社会
英米文化特殊講義
英米文化研究演習
文学翻訳演習
英語史
英語学特殊講義
音韻論・形態論講義
英語学研究演習
通訳理論演習
民法
行政法
商法
労働法
社会保障法
経済法
国際法「基本」
中国法
政治学
国際機構論
ミクロ経済政策
マクロ経済政策
経済学のための情報処理
産業組織の経済学
経済学演習
経済学特殊講義
開発経済論
アメリカ経済論
経営学
会計学
マーケティング論
国際取引法
国際商務論
商業英語
商業ロシア語
ビジネス中国語
商業イスパニア語
日本語の文法
日本語の音声
民族誌学
日本文化論
(文化と政治)
日本文化論
(大衆文化論)
日本文化論
(文化交流論)
西洋古典学
歴史思想研究
西洋史研究
アジア言語文化
日本哲学史
歴史学特殊講義
科学文化論
人間関係論
アジア言語文化の諸問題
スポーツ文化論
スポーツ文化論演習
臨床心理学演習
日本語学研究
日本文化論研究
アジア言語学
哲学特殊講義
比較社会論
中欧文化史
フランス文学論
社会心理学演習
小学校英語教育論
リスニング分析
オーラル・プレゼンテーション
通訳(基礎)
放送通訳
会議通訳(逐次)
会議通訳(同時)
翻訳
模擬国連
パブリック・スピーチ
メディア英語
映画研究
神戸研究
コミュニケーション研究
グローバル・ビジネス
社会の中の英語
コミュニケーション学概論
コミュニケーション理論
翻訳理論
出版研究
英語論文の書き方
研究指導
(必修)

卒業論文
ロシア学科 ロシア語 ロシア文学特殊講義
ロシア語学特殊講義
ロシア文化特殊講義
ロシア文学研究演習
ロシア語学演習
中国学科 中国語 中国文学特殊講義
中国語学特殊講義
中国文化特殊講義
中国文学研究演習
中国語学演習
イスパニア学科 イスパニア語 イスパニア文学特殊講義
イスパニア語学特殊講義
イスパニア文化特殊講義
ラテンアメリカ特殊講義
イスパニア文学研究演習
イスパニア語学演習
ラテンアメリカ文学特殊講義
ラテンアメリカ文学研究演習
国際関係学科 英語 国際関係論「法政」
国際関係論「経済」
国際関係論「文化」
比較政治学
途上国地域社会論
政治体制論
国際機構論
国際法「基本」
国際法「発展」
国際私法
国際政治経済学
国際金融論
開発経済論
多国籍企業論
国際経済政策
社会調査分析
社会開発論
言語と国家
言語と文化
現代文明論
文化芸術論
コミュニケーション論
異文化間コミュニケーション論
英米文学特殊講義
英語学特殊講義
卒業論文指導(必修)
卒業論文
(必修)
第2部英米学科 英語 英語学・英語研究コース 英語圏文化文学コース 法経商コース 国際コミュニケーションコースは第2部には設置されていません。 共通
英語史
英語学特殊講義
音韻論・形態論講義
統語論講義
意味論講義
語用論・談話分析講義
応用言語学
英語教育学演習
英語方言学演習
通訳理論演習
パブリックスピーチ
リスニング分析
英語文学・文化研究入門
英米文学特殊講義
イギリス文学特殊講義
アメリカ文学特殊講義
英語圏文学特殊講義
英詩・演劇特殊講義
英米文学と視覚文化
英米文学と社会
比較文学
現代の思想と文化
文学翻訳演習
西洋史研究
民法
行政法
商法
経済法
政治学
国際政治論
ミクロ経済政策
マクロ経済政策
産業組織の経済学
アメリカ経済論
国際金融論
経営学
会計学
国際取引法
国際商務論
商業英語
研究指導
(必修)
卒業論文

※上記のほか、学部の学科(第2部英米学科を除く)間各コースで相互に受講できる科目があります。
国際コミュニケーションコースについては、学部の全学科を対象としますが、定員(20名)を設けています。
第2部と学部では、それぞれ指定された科目を履修すると一定の単位数まで卒業必須う単位として認定されます。