2016.06.10

おすすめ資料 第335回 外国語で文章を作るとき、つい訳しにくい日本語で考えてしまうことはありませんか。

外国語で文章を作るとき、つい訳しにくい日本語で考えてしまうことはありませんか。
「日本語で考えるな」といわれても、やはり母語が先に出てくるもの。

今回紹介するのは、さまざまな日本語の表現を、いかにスペイン語に表すかを解説した本です。
特徴的なのは、日本語の専門家とスペイン語の専門家のリレー形式による構成で、
日本語の発想・文法を踏まえた上で、スペイン語へ訳していきます。
この過程を経ることで、両者の違いがより明確になり、より理解が深まります。

外国語に向き合うとは、同時に母語に向き合うことだと実感させられる一冊です。

2016年6月10日(飯)