2008.09.05

おすすめ資料 第72回行き詰ったら、マインドマップ!

トニー・ブザン, バリー・ブザン著神田昌典訳『ザ・マインドマップ : 脳の力を強化する思考技術』ダイヤモンド社 [N141.5-76]

マインドマップとは、英国の教育者であるトニー・ブザン氏が脳の生理学に着目して考案した、考えを図にする一つの方法です。

一枚の紙の中心に、基本アイディアとなるイメージ(テーマ)を置き、思いつく言葉を脳の神経回路が発達するように、放射状に、絵や色も使って視覚化していきます。ただ記述するだけでなく、そのプロセスに特徴があり、脳のメカニズムを利用することで、記憶や発想などを助けます。

本書は、その考案者によるマインドマップの解説書です。本の構成は、概ね次のようになっています。

  • 脳の生理学について
  • マインドマップの作り方
  • マインドマップの活用方法

活用方法では、ノートのとり方、論文を書くときや、自己分析、会議やプレゼンテーションなど、シーン別での活用の仕方が紹介されています。

使いこなすには、多少の練習が必要ではありますが、頭の中のもやもやっとした思考を視覚化でき、情報整理や問題解決につながります。一度試しに使ってみませんか?

2008年9月5日(古)