2017年7月17日
第17回小学校英語教育学会全国大会が本学にて開催されます
全国の小学校英語の実践者・研究者が参加する研究団体による全国大会が、本学を会場に全国から約1,000名が参加して7月29日より2日間にわたり行われます。期間中は、『新学習指導要領における外国語教育を考える-小学校英語教育の早期化・教科化への移行期を目前にして-』をテーマに、課題研究発表や公開授業の他、新学習指導要領が来年より段階的に実施されることを踏まえた基調講演やシンポジウムが行われます。
1.大会名
第17回小学校英語教育学会(JES)全国大会
JESは、The Japan Association of English Teaching in Elementary Schools の略称
(主催)小学校英語教育学会
小学校英語教育学会会長 萬谷 隆一(北海道教育大学)
兵庫大会実行委員長 横田 玲子(神戸市外国語大学 総合文化コース教授)
(共催)神戸市外国語大学
(後援)兵庫県教育委員会・神戸市教育委員会
2.日時
2017年7月29日(土曜)・30日(日曜)
3.場所
神戸市外国語大学 大ホール、学舎他
4.大会概要
(1)大会テーマ
『新学習指導要領における外国語教育を考える-小学校英語教育の早期化・教科化への移行期を目前にして-』
詳細は第17回小学校英語教育学会兵庫大会ホームページ(http://www.jes2017hyogo.org/)
(2)日程
○第1日(7月29日)
午前 開会行事、課題研究発表、自由研究発表
午後 ワークショップ、基調講演
○第2日(7月30日)
午前 公開授業、自由研究発表
午後 学会総会、自由研究発表、シンポジウム、閉会行事
(3)主な内容
○基調講演(7月29日 15時15分から16時45分)
酒井 英樹 信州大学教授による『小学校外国語教育の明日を考える-教師たちが考慮すべきこと、研究者たちに求められていること-』と題した講演会が行われます。
○公開授業(7月30日 9時から10時)
「Welcome to Kobe !」と題し、神戸市立東町小学校の毛利 知歩先生と6年生児童によるライブ授業の提案が行われます。
東町小学校では、5年生で校内の先生たちへ「英語でインタビュー」という活動を行い、その発展として6年生の1学期には本学を訪問し、大学の先生方や学生への英語でのインタビュー活動が行われていますが、そのインタビュー活動の総まとめとして実施されます。
○シンポジウム (7月30日 15時05分から16時35分)
『移行期における小学校英語教育の在り方、大切なこと、課題と展望』のテーマのもと、新学習指導要領で初めて5年生から教科としての外国語(英語)が導入されることによる課題(教科書がどうなるのか、誰が教えるのか、時間数はどうなるのか、それに伴って導入が検討されている短時間学習の活用の仕方、現在実施されている外国語活動が3・4年生に引き下げられることにより、5・6年生の教科としての外国語をどうスムーズに移行させていくか)について議論が行われます。
司会
泉 惠美子(JES京都支部理事 京都教育大学 教授)
シンポジスト
佐藤 人海(文部科学省 初等中等教育局 国際教育課 外国語教育推進室 室長)
吉田 研作(上智大学 特任教授 言語教育研究センター長)
山下 准史(神戸市教育委員会 学校教育課首席指導主事)
5.その他
・学部生は参加費1000円でご参加いただけます。
・英語教育に興味のある一般の方も参加費3500円で参加できます。どうぞ、お越し下さい。
・大会運営に本学大学院英語教育学専攻の院生も参加しています。