在学生の方大学案内市民・一般の方広報・事務局からのお知らせ教職員

2019年9月19日

2018年度及び第2期の業務実績に関する法人評価結果について

公立大学である本学は、6ヶ年の中期計画を策定し、これを踏まえた単年度の年度計画に基づいて各事業に取り組んでいます。この結果については、神戸市が設置する公立大学法人神戸市外国語大学評価委員会の評価を受けることが義務付けられています。

今年も、7月29日に評価委員会が開催され、2018年度の業務実績については、全体として「順調に進捗していると認められる」との評価をいただきました。特に高度な外国語運用能力と幅広い知識に基づく実践的な発信力の強化、就職支援の拡充、語学教員等の輩出の3項目で、「s (特筆すべき進捗)」と高い評価を受けました。
また、昨年度に終了した第2期(2013~2018年度)中期計画期間の業務実績については、達成状況は「良好であると認められる」との評価をいただきました。特に高度な外国語運用能力と幅広い知識に基づく実践的な発信力の強化、就職支援の拡充、語学教員等の輩出、留学支援制度の拡充、海外の教育機関との交流・連携の拡充、創立70 周年記念事業の企画及び実施の6項目で「v(非常に優れている)」と高い評価を受けました。

2019年度からは、新たに第3期中期計画が始まっています。これからも中期計画の確実な達成に向けた取組みを進めることにより、個性的で魅力ある大学づくりを進めていきます。

2018(平成30)年度 業務実績に関する評価結果(抜粋)

全体評価

 2018 年度は第2 期中期計画の最終年度として、理事長のリーダーシップのもと役員・教職員が一体となり、中期目標および中期計画の確実な達成に向けて、種々の大学改革と自律的・効率的運営に取り組んだ結果、主に次のような成果が認められた。

 「国際的に通用する人材の育成」の項目では、模擬国連世界大会の2020 秋季大会に向け、西安大会やニューヨーク大会に学生が参加し優秀な成績を修め、またロシア・モスクワ開催の国際ボランティアフォーラムで最優秀外国人10人のうち1人に選定された。学生の国際感覚を高める機会を提供するとともに、世界に向けての情報発信を行う機会を得ることができた。
 そのほかにも、学生の要望に応える形で図書館の試験期間中の日曜開館の実施など学生の学修環境を充実させるとともに、インターンシップの単位化やキャリアサポートセンターによる個別相談指導などのきめ細やかな対応等により、引き続き高い就職内定率を維持している。

 「高度な学術研究の推進」の項目では、科学研究費(科研費)補助金に関する説明会や、科研費申請アドバイジング窓口を継続して設置する等の支援を行ったことで、大型科研費の新規申請につながった。また、ひとつのテーマについて研究分野の違う教員・学生がともに自由に議論する「コモンズ・トーク」を引き続き実施するなど、風通しの良い研究風土を醸成するための取り組みを行っている。
 さらに、海外大学との学術提携も昨年度に引き続き新規開拓されるなど、大学内外での研究活動の場は一層広がっている。

 「地域貢献」の項目では、図書館の市民開放により、市民の学習意欲の高まりに柔軟に対応しているほか、引き続き社会人特別選抜や科目等履修生制度を実施し、学びなおし等のニーズに応えている。市内小中高校教員の英語指導力向上支援や地元小学生の大学訪問など、英語教育支援を実施することにより、地域の英語教育の拠点としての役割をはたしている。
 また、教職支援センターを中心に、面接対策や模擬授業などのきめ細やかな相談支援を実施することにより、高い教員就職率を維持している。
 さらには、学生による神戸市交通局での英語・中国語会話教室、垂水区役所と連携した「垂水区役所英会話Café With 神戸市外大」の開催や、市内で開催される国際会議レセプションや各種レセプションへの通訳ボランティア派遣といった語学力を生かした地域貢献活動と「国際都市神戸」への貢献を同時に図っている。

 「国際交流」の項目では、提携更新や新たな提携締結交換により、40 大学との学生交流協定先を確保することができ、多くの学生の派遣に繋がった。また、海外留学に関する危機管理サービスの運用を開始するなど、安心して留学するためのサポート体制の充実を図っている。
 外国人留学生の受け入れについても、留学生向け住宅の法人借り上げを引き続き行ったほか、複数の日本人学生が留学生の生活をサポートする「JLP パートナー制度」を継続して実施するなど、ハード・ソフト両面からの支援体制を充実させることにより多くの留学生を受け入れるとともに、日本人学生との交流機会も増加に取り組んでいる。

 「柔軟で機動的な大学運営」の項目では、ガバナンスの強化に向け学内理事の増員、副学長兼務体制を決定したほか、公立大学協会との連携を図り、中堅職員向け研修及び3 級昇任選考を実施するなど人材育成体制に努めている。
 さらには卒業生や保護者、同窓会を通じたふるさと納税を活用した「神戸外大魅力発信事業支援制度寄附金」への協力依頼により多額の寄附金収納に繋がるなど、自己財源の確保に努めている。

 以上のような中期目標・中期計画の達成に向けた取り組み状況を踏まえ、総合的に評価をした結果、理事長・教職員が一丸となった取り組みにより、『順調に進捗していると認められる』。
 これまでの取り組みを、次の第3期中期計画の達成に向けて、PDCAサイクルを確実に実行し自律的・効率的な大学運営を行い、社会の様々な分野で活躍できる「行動する国際人」を養成するため、神戸市外国語大学の伝統を活かして、魅力ある大学づくりに引き続き取り組まれたい。

第2期中期目標 業務実績に関する評価結果(抜粋)

全体評価

 第2期中期目標は、2013 年度から2018 年度までの6 か年をその期間としており、理事長のリーダーシップのもと役員・教職員が一体となり、中期目標および中期計画の確実な達成に向けて、種々の大学改革と自律的・効率的運営に取り組み、外国語大学ならではの特性に磨きをかけ、主に次のような成果が認められた。

 「国際的に通用する人材の育成」の項目では、特筆すべき実績として模擬国連世界大会2016年秋季大会の開催と2020 年秋季大会の再誘致に成功したことが挙げられる。他国外交団として討議主体に加わるだけでなく、大会の運営スタッフとして、また周辺を支えるボランティアとして多数の学生が参加するなどしており、学生の国際感覚を高める機会を提供するとともに、世界に向けての情報発信を行う機会を得ることができる点で、中期目標の中項目のひとつである「高度なコミュニケーション能力の養成」に大いに資するものと評価できる。
 そのほかにも、学生の要望に応える形で図書館の試験期間中の日曜開館の実施や専攻語学のガイドライン策定など、学生の学修環境を充実させた。また、開かれた大学院教育の一環として社会人特別選抜入試を実施し、社会人の学び直し等のニーズに対応したほか、インターンシップ単位付与制度を創設した。さらには、キャリアサポートセンターによる個別相談指導などのきめ細やかな対応等により高い就職内定率を維持している。

 「高度な学術研究の推進」の項目では、科学研究費補助金を活用した研究活動の拡大や国際会議・セミナー等の開催支援制度を創設するなど、外国学の国際的な研究拠点としての役割を果たしている。
 また、学術論文等を保存・公開するリポジトリシステムの運用を開始し、研究成果等の情報発信を強化したほか、ひとつのテーマについて研究分野の違う教員と学生が区別なく自由に議論する「コモンズ・トーク」を開催するなど、風通しの良い研究風土の醸成に取り組んでいる。
 その他、海外の研究機関14 機関との学術交流協定を締結され、大学内外での研究活動の場は一層広がっている。

 「地域貢献」の項目では、市民の学習意欲の高まりに応じ図書館の市民利用期間を拡充したほか、小中学校の現職教員の英語指導力向上を図るための支援や市内地元小学生による外大訪問を通じた小学校との英語活動支援連携など、大学が持つ知的資源を様々な形で地域社会に還元する取り組みが行われている。
 また、教職支援センターを設置し、教職を志望する学生向けに面接対策や模擬授業などのきめ細やかな相談支援を実施することで高い教員就職率を維持している。
 さらに、学生による神戸市交通局での英語・中国語会話教室の開催や、市内で開催される国際会議のレセプションへの通訳ボランティアの派遣など、語学力を生かしたボランティア活動支援と「国際都市神戸」への貢献を同時に図っている。このことは、外国語大学としての特性を大いに生かした取り組みとして、大学認証評価でも特筆すべき項目として評価された。

 「国際交流」の項目では、交換協定大学の提携更新や新たな協定締結により、12 カ国40 大学との学生交流協定先を確保するとともに、荻野スカラシップや短期留学補助制度の創設により留学支援制度が充実され、多くの学生の派遣に繋がった。また、海外留学に関する危機管理サービスの運用を開始するなど、安心して留学するためのサポート体制の充実を図っている。
 外国人留学生の受け入れについても、留学生向け住宅の法人借り上げや、複数の日本人学生が留学生の生活をサポートする「JLP パートナー制度」の実施により、ハード・ソフト両面からの支援体制を充実させることにより多くの留学生を受け入れ、交際交流の機会を拡充することができた。

 「柔軟で機動的な大学運営」の項目では、理事長のリーダーシップに基づき、学内理事を増員し、副学長兼務体制とするなど、理事長・学長のガバナンス強化を図った。また、IR(インスティチューショナル・リサーチ)機能を強化し、「学生動態報告」や「大学データ集」を作成するなど、各種分析を大学運営に活用した。また、教員の業績評価制度(ユニット制)の改善、職員の適正な人事配置、業務運営や財務内容の改善、法令遵守や情報管理、内部監査に努めた。
 さらに、第2 学舎増築でアクティブラーニング教室やスチューデントコモンズの整備を行い、教育環境を充実させたほか、創立70 周年記念の各種事業の実施や、ふるさと納税を活用した自己財源の確保に努めている。次期に向けて、中期目標の大項目である「大学ブランドの確立と戦略的な魅力発信」に向け、戦略的かつ効果的な広報に取り組まれたい。

 以上のような中期目標・中期計画の達成に向けた取組状況を踏まえ、総合的に評価した結果、達成状況は『良好であると認められる』。
 これまでの取り組みを、次の第3 期中期計画の着実な達成に向けて、PDCAサイクルを確実に実行し自律的・効率的な大学運営を行い、社会の様々な分野で活躍できる「行動する国際人」を養成するため、神戸市外国語大学の伝統を活かして、魅力ある大学づくりに引き続き取り組まれたい。

 


経営企画グループ 企画広報班 TEL: 078-794-8104