2020年11月10日

【魅力発信事業】本学卒業生・Beyond Coffee Roastersオーナーの木村大輔氏によるオンライン講演会が行われました

「神戸発、いまだから・・・!―言葉でつなぎ、つむぐ7つの物語(ストーリー)―」

新型コロナウィルス感染拡大により、学びの場としての大学のありかただけでなく、わたしたちの生き方や働き方にも変化が迫られています。今年度の神戸市外国語大学魅力発信事業では、神戸で活躍する7名の方々による初めてのオンライン講演会をシリーズで企画しました。国際感覚と広い視野を備えた講師の方々のライフ・ストーリーを大学キャンパスから発信します。この困難な時代における新しい学びと暮らしを共に考えます。

2020年、「行動する国際人」の育成を教育理念とする神戸市外国語大学は、国際都市神戸が歴史の中で育んできた芸術文化や経済の力を再発見し、そこから世界につながる新たな価値観の創造をめざします。

第3回「できることで生き延びる、開業までのプロセスとその後

第3回講演のアーカイブ動画はこちらから

10月28日(火曜)、第3回目となる「神戸市外国語大学魅力発信事業」の一環として、本学英米学科の2010年度卒業生でBeyond Coffee Roastersオーナーの木村大輔氏を迎え、オンライン講演会を開催しました。

2019年にアメリカの新聞ニューヨーク・タイムズの「神戸36時間」という記事にも紹介されるまでになったBeyond Coffee Roastersですが、オーナーの木村さんが大学を卒業してから2014年に開業するまでの道のりと、開業から現在に至るまでをたっぷりとお話しいただきました。

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学生時代からさまざまな珈琲店に通い、一期一会の出会いを楽しみながら、いつか自分も開業をと夢を抱いたという木村さんのお話からは、人との繋がりの持つ力と珈琲への情熱を強く感じました。また、「できることで生き延びる」、「好きなことをやってたら大丈夫」というメッセージは、これからの生き方を考えている学生たちにとっても励みとなる有意義な講演会になりました。

講演後届いた感想(一部抜粋)

とても興味深く聞かせていただきました。お話を聞いていると、ブンさんはとても「運が良い」ようにも見えましたが、それはブンさんの行動力が引き寄せているものなんだなと思いました。私も小さなことでも行動を起こして過ごしていこうと思えました。また、講演の中で数回、「コーヒーだったら生きていけると思った」とおっしゃっていましたが、そのような、「これがあれば生きていける」と思えるものがあるというのはとても素敵だなと思いました。私は現在3年生で就職のことを考えている最中なので、外大の卒業生であるブンさんの生き方からは今後のことを考える上でのヒントと勇気を頂くことができました。ありがとうございました。

木村さんのコーヒーを通じた交流と、積極性に感心しました。「コーヒーをやっていれば何とかなる」も木村さんならではの言葉ですね。「行動する国際人」の良いモデルだなと思いました。

転職活動中で、たまたま見かけた講演でした。大学は違いますが私も外国語系の学部出身で、自分の能力をどういかすか正直迷っております。悩む前にまず行動する姿勢を学びました。私もできること手あたり次第やっていきたいと思っております。

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