2021年6月25日

新型コロナウイルス職域接種に関する学長からのメッセージ

 ホームページでもお知らせしておりましたが、6月21日(月曜)から、神戸市看護大学との合同で新型コロナウイルスワクチンの職域接種が始まりました。

 今回の職域接種は、非常に多くの関係者によって支えられています。とりわけ、医師や看護師など、医療の専門家のご協力は不可欠です。授業や実習等の通常業務があるにもかかわらず、神戸市看護大学の先生や大学院生の方々が献身的なご協力をいただいたことで、早い段階での職域接種を実施することができました。ここに改めて、関係者の皆様に厚く御礼申し上げたいと思います。

 本学には、外国語大学としての特性上、海外に渡航し自らの成長を模索している多くの学生や教員が在籍しています。616日付けの学長メッセージでも触れましたように、今年度中に海外への渡航を計画している皆さんには、本職域接種でのワクチン接種を推奨いたしますので、是非、前向きに接種をご検討下さい。本日、私もワクチンを接種してまいりましたが、ご自身の感染予防や身近な方への感染リスクの低減のために、ワクチン接種を希望される方には、この機会の活用をお考え下さい。

 ただし、ワクチン接種はあくまで任意であり、皆さんの自由意思に基づき接種の可否を決定いただくものであることを忘れてはなりません。接種を他人に強要したり、接種しない方が不利益を受けることがあってはなりません。既にお知らせしているところですが、学生・教職員問わず、周りの方などに、接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないよう、くれぐれもお願いいたします。また、こうした観点から、周りの方へ接種の意思等について確認することもお控えください。

 現在、私たちは未だコロナ禍という長いトンネルの中で、様々な模索を続けています。本職域接種は、そうした模索の一つのステップです。未知のウイルスとの戦いは、そうしたステップを繰り返していかないと克服できないのかもしれません。私たちがコロナ禍というトンネルを抜け、安心して学生生活を送ることのできる日が一日も早く来るよう、大学としても引き続き努力してまいりますので、皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。

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