2021年12月 1日

きたむらさとし客員教授特別授業(12月20日)のお知らせ

きたむらさとし客員教授の特別授業を下記のとおり開催します。              記

題目

Humour in Words and Pictures

日時

12月20日(月曜)14時~

場所

第2学舎1階 スチューデントコモンズ

授業内容

英語の詩について話し合ったり、挿絵にストーリーをつけたりします。準備すること:課題(1)授業の資料(詩)を送ります。ひとつでもふたつでもいいので、感想、翻訳をしてみてください。(読むだけでもかまいません)課題(2)別にビジュアルの資料も送ります。「絵にあわせてストーリーをつくる」という課題です。課題(2)は12月14日(火曜)23時59分までに<kobecufs.sp.21(at)gmail.com>宛にお送りください。
((at)を@に変えてご利用ください。)

申込方法

12月10日(金曜)23時59分までに<kobecufs.sp.21(at)gmail.com>にお申し込みください。
((at)を@に変えてご利用ください。)
①件名に「きたむら客員教授特別授業申込」と記入。②学籍番号/一般・氏名・連絡先(携帯等・緊急連絡時に使用します)メールアドレスはこちらから資料を送付できるようにしておいてください。

きたむら先生より

今回の授業では言葉と絵のなかにあるユーモアについて考えてみます。Humour (Humor) という言葉の影にはWitが潜んでいます。Witは通常、「機知」とか「機転」と訳されています。機転のきいた心の働き、あるいは物事に対してちょっと距離をとって、いつもとは少しだけ違った角度から眺めてみるような発想ともいえるかもしれません。そんなとき、当たり前の日常のなかに新たな発見があり、「おかしみ」(Humour)もそんなWitのなかから発生するものといえます。またときには「皮肉」(Irony)が生まれることもあります。Witが介在しない文学作品というのはありえないでしょう。とくに詩ではなおさらです。日本の俳句、俳諧の世界もWitや Humour(諧謔)が重要な要素になっています。今回選んだ詩作品のすべてにHumourが入っているとは言えないかもしれませんが、確実にWit に満ちたものばかりです。作者名をあえて伏せたのは、予備知識も先入観もなしに、作品に触れてほしかったからです。この中から一編でも気になったもの、気に入ったものがあったら、それについての感想を書いてみてください。あるいは翻訳してみてください。個々の作品と作者については、授業のときに説明します。もうひとつの課題は、私(きたむら)の描いた絵に英語で文章をつけてみてください。絵は正しい順番に並んでいません。自分で自由に並べかえ、不要な絵があったら省いてもかまいません。気楽にやってみてください。

お問い合わせ

kobecufs.sp.21(at)gmail.com ((at)を@に変えてご利用ください。)
(担当:英米学科教授 難波江仁美)