学生の声 2021年度

2018年度入学
外国語学部 英米学科の学生(愛知県立岡崎北高等学校卒業)

友達に恵まれたキャンパスライフ

イタリア ピサの斜塔にペタリ

合格体験記

英語が得意だったことと、文学や舞台・ミュージカルに興味があったことから、神戸市外国語大学の英米学科を一般入試(後期日程)で志望しました。第一志望の大学の一般入試(前期日程)受験終了後に対策を始めましたが、後期日程は小論文のみのテストで、元々文章を書くことも好きだったので準備は十分できました。小論文は時間内に指定された字数を書き切ることが第一だと考え、神戸市外大の過去問題を時間を計りながら解きました。言葉や文学に関することだけでなく、科学や少し理系的な分野が題材となった問題も多かったので、幅広い分野の参考書や新書を読み対策しました。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

専攻英語では、会話、英語の小説等の講読、英作文、発音などの授業があります。第二言語はフランス語を選択していました。2年生以降はコースの選択をしますが、私は語学文学コースを選択し、英米文学についての授業を取りました。他にも、倫理学、社会心理学、ミクロ・マクロ経済学、文化人類学、ジェンダー論、出版と編集、などを受講していました。外国語大学ですが、幅広い科目を選択でき、今挙げた私の履修していた科目以外にも数学や経営、スポーツに関する授業もあります。私は文学に触れることで、社会への関心が高まり、他の多くの科目への興味が湧きました。
舞台、映画、ドラマが好きなことから、視覚芸術のゼミに所属しています。

どのような大学生活を送っていますか

部活動は体育会女子ラクロス部に所属していました。勉強と部活のメリハリある学生生活になりました。努力家で個性的な仲間に出会えたこと、楽しいイベントの数々に参加できたことがよい思い出です。
神戸市外大には海外に関心の高い友達も多く、1年生と2年生の春休みには、友達と海外旅行をしました。 留学に関しては、今年(3年生)で部活を引退したので、4年生の一年間、休学留学を計画しています。コロナの状況によって断念する可能性もあります。 アルバイトは飲食店のホール、家庭教師、短期バイトでイベントの運営などを経験してきました。

将来の夢・目標 『挑戦し続けたい!』

豊かな人をより豊かにするよりも、困っている人を助けたいという思いが強いです。国内外関係なく、苦しんでいる人の負担を減らす手助けをしたいです。現在はSDGsが大きく掲げられていますが、私も「誰一人取り残さない」持続可能な発展に、少しでも貢献したいと思っています。好奇心が強く、新しいことに挑戦することが好きな性格を活かして、柔軟に時代の変化に応じて活動していきたいです。そのために神戸市外大では、十分な語学力や、異文化理解に必要な他国の歴史や文化などを、引き続き学んでいきたいと思っています。

  • ローテンブルクでドイツ料理
  • 明石海上ウォークに友達と参加
  • ベトナム
    格安メコン川クルーズに参加

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2017年度入学
外国語学部 ロシア学科の学生(佐賀県立佐賀北高等学校卒業)

あえて悠々自適に大学生活を

ロシア名物玉ねぎ屋根。
心なしか鮮度もよさそうだ。

合格体験記

私が受験勉強を始めたのは3年の夏休みからで、しかも、学力がかなり落ちていました。そのため、勉強法などを考える暇がほとんどなく、ただ自分が怠けずに勉強する環境を整えるだけで精一杯でした。つまり、勉強それ自体は自分一人で励みながらも、同じ空間に自分以外の受験生がいるから、お互い怠けないよう監視し合う、という環境です。意外にも、あれこれ考えずに実践的に勉強したのが功を成したのか、夏休みが終わる頃には既に、それなりに成果が出始めていました。数学が苦手で、自分で考えてもどうしても分からない時に初めて、他の受験生に、手短に、教えてもらうことにしました。しかし、そういうのは最小限に留め、出来るだけ自分で解決できるよう努めました。どちらにしたって最後は自分一人で頑張らなくてはならないのですから。他人や神様に感謝したりするのは、受験が終わってからでも遅くはないのではないでしょうか。一緒にだらだら堕落していくよりはよっぽどましでしょう。場合によりけりです。
つまり、とにかく実践あるのみです。反省するにも、その材料が必要ですから。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

専らロシア文学を研究していて、A・クプリーンという作家を中心に研究しています。もっとも、目移りしやすい性格なのか、別の作家どころか、別の国の作家にさえ熱中してしまうこともしばしばですが、面白いと感じるからこそ、勉強がはかどるのです。文学、とりわけ、ロシア文学の魅力を伝えることは難しく、いったん自分で読んで考えてみて、としか言えないので、あえて金銭面からその魅力を語るとしましょう。面白い作品がなかなかに安価に読めるのです。大抵、どこの図書館に行っても、どこの古本屋に行っても、F・ドストエフスキーやL・トルストイなどの本は必ず置いていますし、ロシア語を学べば、インターネットで大抵の名作は無料で合法に楽しむことができます。また、ロシアの国民詩人A・プーシキンの詩や散文を原文で味わえるという体験には、味わった者にしか理解できない素晴らしさがあり、これだけでも、年間約50万円の授業料を払ってもお釣りがくるだけの価値があります。それに、ロシア文学には、むしろ優れた短篇の方が多いのです。A・チェーホフの名をあげるだけでも十分でしょう。ロシア文学は決して『罪と罰』や『戦争と平和』だけじゃないんですよ。偏見はよくありませんよ!

どのような大学生活を送っていますか

部活やらアルバイトやらの話については他の人たちが十分語ってくれているでしょうから、私は別の話をしましょう。例のウイルスの影響で、仕方のないことですが、私たちは窮屈な生活を強いられています。それはこの大学の学生も同じで、今は留学どころか、ちょっとした海外旅行も、何なら近くの外出さえ憚られる状況ですから、せっかくの語学力も活かしづらい、という風潮があるようです。しかし、語学力はこういう時こそ生活に彩りを加えてくれるものです。晴耕雨読という言葉がありますが、外へ出づらい今の状況を長い雨と例えますと(いつになったら止むんでしょうね?)、「読」の技術がものを言うようで、言い方は悪いですが、この風潮を利用して、普段であれば時間が無くて触れられないような外国の文化に、本やインターネットやSNSなどを通じて触れて、かなり楽しんでいる学生が、少なくないようです。しかもあんまりお金もかけずにすむそうです。 私にも、少しばかり、そういう傾向があります。そういう生活を送っています。

将来の夢・目標 『得たものは活かしてみるべき』

できれば研究職に就きたいと考えていますが、未来の事ですので、確かなことは言えません。あまり大局的にものを見る人間ではないので、将来だの夢だの目標だのということに、あまり馴染みが持てないのです。しかし、四年間で授業料約200万円を払い、多かれ少なかれ培ってきたロシア語の能力を使わないのは明らかにもったいないことなので、公的な場であれ私的な場であれ、何らかの形で活かしていきたい、というのが、私なりの目標でしょうか。使ってこその知識ですから。
 こういう記事だと、人と人との繋がりの楽しさや意義深さなどで大学の良さを伝える傾向がありますが、読む人の中には、そういうような大多数の人たちに紛れて、静かに、しかし確かに知を求めようとしている人も、どちらがいいというわけでもありませんが、少なからずいるものです。あらゆる読者層に共感を持ってもらうことは不可能なので、今回はそのような読者に的を絞って筆を執らせていただきました。ここまで読んでいただき、誠にありがとうございます。

  • 熊に魚に茸。
    意味はよくわからないが、
    ロシアのイメージにぴったり。
  • 錆びれた鉄塔。
    いくら錆びれても、
    なかなかに丈夫そうだ。
  • パレード。
    ロシアの広場はこういう時羨ましい。

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2017年度入学
外国語学部 中国学科の学生(愛知県立豊橋東高等学校卒業)

言語を学んで自分の世界を広げる

万里の長城

合格体験記

大学入試から4年ほど経っているため、現在の入試に関しては詳しくないのですが、勉強の参考にしていただければ幸いです。私はただ漠然と英語以外の言語を学んでみたいと思い、高校2年生の夏頃、神戸市外国語大学を第一志望として考えるようになりました。
志望校を定めた時点から数学の勉強はほどほどにして、英語や日本史、国語を中心に力を注いでいきました。そこで、私が当時行っていた英語の勉強について紹介したいと思います。文法問題は『ネクステージ』という参考書の問題を解きまくっていました。加えて読むスピード向上とリスニング対策として、音読も行っていました。音読の方法はインターネットなどで調べていました。英作文に関しては、毎日英単語を覚えることはもちろんのこと、並行して英語の例文集も覚えたうえで、先生の添削指導を受けていました。難しい日本語をどのように簡単な日本語に変換したら、自分の知っている英語表現の範囲内で表現できるかなと考えながら英作文をしていました。最終的には英作文の問題が大好きになりました。  最後に、センター試験(現在の大学入学共通テスト)が一番重要です。私は二次試験の点数が芳しくなかったのですが、センター試験がよかったおかげで合格できたと思っています。日々の勉強と多少の運が必要ですが、諦めず大学入学後の自分を想像しながら、受験勉強頑張ってください。

※2021年度一般選抜から、前期日程の大学入学共通テストと個別学力検査の比率が1:1となりました。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

1、2年生の時は毎週月、水、金の1,2限に専攻の中国語の授業があります。火、木は兼修の英語の授業があります。中国語に関しては1年生の時は主に発音や文法、会話などを中心に勉強します。中国語の発音は難しいため授業以外でも、強制ではないですが、専攻の授業開始前に教授や中国人の大学院生に発音を指導してもらう機会があります。この発音の朝練、初めは人が多いですが、段々と人が少なくなっていきます。私は途中で脱落しました。午後には一般教養科目のように様々な分野の授業を取ることができます。加えて、学科基礎という中国の歴史や文化などを学ぶ科目もあります。
2年生になると一気にレベルが上がります。授業では小説などを訳したり、作文を書いたりします。最初はレベルが一気に上がりすぎて、困惑しましたが、自分のためだと思って自分を納得させていました。さらに語学文学コースや法経商、総合文化、ICCのコース選択をします。
3,4年生になると専攻の授業に加え、それぞれコースに分かれてゼミに所属し、勉強していきます。

※2021年度より「コース制」を再編します。

どのような大学生活を送っていますか

私は大学2年生の時、スピーチコンテストに参加しました。このようなことに今まで参加したことがなかったですが、思い切って挑戦しました。先生や中国人留学生に発音や原稿の添削をしてもらい、発音などが上手くなったと思うので挑戦してみてよかったなと思いました。
大学3年生の時、中国の東北地方長春の大学に1年留学をしました。北京や上海に比べてとても田舎で物価も安く、冬には氷点下30℃くらいになる場所でしたが過ごしやすかったです。語学の勉強はもちろんのことですが、中国人学生との交流やキャッシュレス決済など日本の報道や座学だけでは知ることのできない中国を感じることができました。さらに、休みを利用して中国各地へ旅行に行ったり、同時期にロシアのウラジオストクに留学している友達に会いに行ったりしていました。海外で生活することで、その国の雰囲気や報道やインターネットでは知ることのできない良さなどを理解することができるので、ぜひ検討してみて下さい。

将来の夢・目標 『大学で学び、感じたことを活かして』

私は今まで日本で暮らし、日本人として生きてきました。大学に入学して海外へ旅行や留学をし、初めて外国で暮らし、外国人として生活をしました。確かに、日本より優れている所や暮らしやすい部分もありました。しかし、それと同時に初めて外国で外国人として暮らす大変さも感じました。そのため、日本で暮らしている外国人が暮らしやすいようにする仕事、例えば行政面から支える公務員のような仕事に就きたいなと現在は思っています。

  • 重慶 火鍋
  • スピーチコンテスト後同級生と
  • 重慶 洪崖洞

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2019年度入学
外国語学部 イスパニア学科の学生(神戸市立葺合高等学校卒業)

スペイン語の世界に魅了されて...。

同じ学科の友達と京都観光!

合格体験記

僕は推薦入試の神戸市内枠で入学しました。塾などには一切通っていなかったため、勉強法や推薦入試についての疑問は、高校の先生や過去に推薦入試で合格された先輩方に相談し、助けて頂きました。特に先生は繰り返し対策プリントを用意してくださり、その度に添削と解説をしてくださりました。入試の形態上、評定平均(現在の学習成績の状況)は常に意識して学校生活を送っていましたが、高校3年の1学期を過ぎると推薦入試対策に完全に切り替え、英語を重点的に勉強し始めました。一般入試にしても推薦入試にしても語彙力は必要不可欠だったので、登下校中や学校にいる間も常に単語帳を携帯し、空き時間に復習をしたり、友人と問題を出しあったりしていました。覚えた気になっている単語も、親や友人に口頭で訊かれると意外と答えられないということもあるのでおすすめです。覚えにくい単語は語源や語の作りに着目したり、分かりづらい単語をまとめて例文を一つ作ったりすると覚えられました。赤本やその他の入試過去問を説いた際に分からなかった語彙をまとめて単語帳を作成したりもしていました。文法に関しては、生じた疑問をその場で解決していました。長文は「精読」と「多読」を意識すると効果的でした。また読み終わった長文を繰り返し音読すると目で追って理解できる速度が上がるだけでなく、内容をしっかり咀嚼できるので次に同じような内容の長文に遭遇した際に理解が早まります。推薦入試では英作文または和訳・英訳の問題が必ず出るため、過去問や同じような問題を解いては先生に添削して頂いていました。特に和訳に関しては『英文読解の透視図』を繰り返し解き、誤訳してしまいがちな文構造に対する理解を深めました。夏頃から高校で神戸市外大の推薦入試対策教室が開講されていたので、そこで推薦入試や一般入試の過去問題を解いていました。過去問題に挑む際は実際の試験時間よりも短い時間を設定し、採点後の復習には惜しみなく時間を費やしました。
10月頃からは小論文と面接の対策を始めました。小論文は過去問題を解き現代文の先生に添削して頂いていました。基本的な書き方や典型的なミスをおさえながら、不足していると分かった知識は細かく調べて補填しました。推薦入試の小論文の過去問題は最近のものしか掲載されていないため、高校のデータベースや卒業された先輩方から問題を集めていました。学科ごとの特徴や傾向を理解し、それに沿った情報を集めることも肝要です。面接は高校の先生方と模擬面接を繰り返し行いました。神戸市外国語大学を目指す理由をはっきりさせるために夏頃から自己分析ノートを作っていたことが、とても役に立っていたと思います。自己分析を進めながら将来像について考えるとモチベーションもあがるのでおすすめです。
<おすすめの参考書>
速読英単語(上級編)、ユメタン(青)、英文読解の透視図、関正生の英語長文ポラリス(発展レベル)、ドラゴンイングリッシュ、Podcast(bilingual news)

※2021年度学校推薦型選抜から、英語能力判定が廃止され、英語外部検定試験に変更されました。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

イスパニア学科ではその名の通りスペイン語(イスパニア語)を勉強します。1年生の頃に基本的な文法事項と、初歩的な会話のスキルを学びました。1年間で詰め込むと聞くと大変なように思うかもしれませんが、知識豊富な先生方が懇切丁寧に教えてくださる上、どんな質問にも親身になって答えてくださるので、やればやるほど伸びます。会話の授業ではネイティブスピーカーのスペイン語をシャワーのように浴びながら話すため、実用的なスキルが身に付きます。必死について行こうとする内に、すっかりスペイン語の世界に魅了されていました。そういった専攻の授業の他には、スペインやイスパノアメリカの文化や歴史、文学を学べる学科基礎科目に加えて、兼修言語や全学共通科目などもあります。しかし単位数の制限さえ守れば基本的には好きな講義を選択できるので、僕は「英語史」や「米国の社会」など英語に関する授業もいくつか履修していました。
現在はスペイン語の講読の授業や、より高度かつ専門的な文法の授業を受けています。ネイティブスピーカーの先生ともコミュニケーションを取れるようになり、一緒にご飯を食べにいくくらい仲良しになっています。
また僕はICC(国際コミュニケーションコース)に所属しているため、英語を用いた通訳や翻訳、ディベートに関する授業も受けています。殊に通訳の授業は同時通訳設備が備わった部屋で本番さながらの通訳を体験できるので、とても力になっているように感じます。専攻言語なだけにスペイン語の勉強に偏りがちですが、英語の力も延ばせているのでとても充実しています。

※2021年度より「コース制」を再編します。

どのような大学生活を送っていますか

僕自身としては、授業を受けたあと食堂で友人たちと昼食をとり、空きコマは予習・復習・課題などをして、アルバイトをするという流れが多いです。授業がない者同士で一緒に勉強したり、カフェやレストランに足を運んだりすることもあります。個人的に好きな時間は、授業が終わった後にネイティブスピーカーの先生と会話をする時や、友人たちと語らっている時です。勉強する時は勉強する、遊ぶ時は遊ぶというメリハリのある学生が多いので、お互いに良い影響を与え合って学べています。
僕はイスパニア語劇団に所属しているので、一昨年は夏頃から語劇祭が開催される12月までの間ずっと語劇の練習をしていました。特に11月頃は空きコマがあれば教室で劇の練習をしたり、学内を歩き回りながら台詞を覚えたりしていました。同じ劇団の仲間たちだけでなく、他の語劇団ともお互い支え合いながら長い期間突き進んできたので絆が深まりましたし、無我夢中で打ち込んでいたあの時間は今となってはとても大切な思い出です。
受験勉強をしていた頃の僕が思い描いていた何倍も、何十倍も楽しいキャンパスライフを送れています。なにより大事なのは、神戸市外国語大学に合格した後、何をしたいか、どう生きたいかを明確にイメージすることだと思います。それが受験期間中のモチベーションにつながり、合格した後も目標を見失うことなく勉強するための「よすが」となるはずです。前をむいて、進んでいってください。
No te preocupes. Puedes hacerlo.(心配いらない。君ならできるさ。)

将来の夢・目標 『外交官(外務省専門職員)』

僕の夢は外務省の専門職員になることです。入学当初は日本語・英語・スペイン語の3言語通訳者を目指していました。しかし、より一層外国語を使える上、仕事の中で通訳のスキルを活かすこともできる外交官という職業に強い憧れを抱くようになりました。日本とスペインを繋ぐ本当の意味での架け橋になれたらいいなと思っています。

  • 2019年度オープンキャンパスで
    スタッフをさせていただきました!
  • スペイン人とFiesta(パーティ)!
    スペイン料理を振る舞って頂きました!
  • 第70回語劇祭イスパニア語劇団
    “La Mordaza”(猿ぐつわ)

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2018年度入学
外国語学部 国際関係学科の学生(福井県立高志高等学校卒業)

価値観が変わる、視野を広げる大学生活

フィリピンの小学校で教育実習をしました。
難しいことばかりでしたが
参加して良かったです。

合格体験記

私は一般入試(前期日程)で神戸市外大に合格しました。受験勉強をする上で一番大事にしていたのは「目的を見失わない」ことです。なぜ自分は受験勉強をしているのか、どうしてその大学に入りたいのか、その大学に入ってどんな自分になりたいのか。高校2年生時に一度、なぜ自分が勉強をしているのか分からなくなったときがあり、学校に行くことさえ億劫になってしまった経験があるので、何をするにも「目的」は自分にとって大切なものだったんだ、と気づきました。勉強の仕方に関しては他の総合大学と違い、受験科目が少なかったりセンター試験(現在の大学入学共通テスト)の比重が高かったりして、周りの受験生と違うところも多く出てくるかと思います。「自分のペース」「自分のやり方」をいかに確立し、それらを実行していけるかが勝負になってくるのではないのでしょうか。

※2021年度一般選抜から前期日程の大学入学共通テストと個別学力検査の配点比率が1:1となりました。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

私は国際関係学科で、外国語という言語そのものというよりも外国語を通して異文化や国際情勢について学ぶ機会が多くありました。それまで無意識のうちに異文化や外国人の方に対して持っていた偏見や先入観について改めて見直し、気づきを得ることができるような内容の授業が多いと感じています。3年生から始まったゼミでは「人類学」という学問を学んでいて、これまで当たり前とされてきた価値観をもう一度問い直し、本当の異文化理解とは何なのか、について深く考えるきっかけとなり、ものの見方にも大きく変化が生まれました。

どのような大学生活を送っていますか

私は、1年生から「TRY~外国人労働者・難民と共に歩む会~」という団体で、日本にいる難民や外国人労働者の方々を対象とした支援活動に取り組んでいます。活動に携わり始めた当初は、もともと難民問題に関心を持っていたものの、実際に自分が「支援者」の立場となると、自分とは全く立場も境遇も異なる人たちを支援することに対して様々な葛藤や悩みに直面しました。活動を継続していく中で、日本の中で起きている社会問題に目を向け関わろうとする重要性や、入管問題そのものが他の社会問題と根深くつながっていることを知りました。大学の授業だけでは分からない、広い視野で社会を見る視点がついたのではないかと感じています。
また、大学に入って絶対にやりたかったことのひとつとしてオープンキャンパスのスタッフがありました。これも1年生の時から携わらせていただいて、神戸市外大を目指す高校生の皆さんに外大の魅力を伝えることのやりがいや練習などを通して学年を超えた交流ができたので、普通に大学生活を過ごしているだけでは関わることがなかったであろう人たちとも仲良くなることができました。

将来の夢・目標 『誰もが輝ける社会で生きていきたい』

私は、大学卒業後は社会福祉の分野に携わっていきたいと考えています。「なぜ外大なのに国際系の仕事ではないのか?」と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この目標は神戸市外大で過ごしたからこそ見つけることができたのではないか、と思っています。行動力があって、楽しい話も真面目な話もできる、お互いに刺激を与えあえるような仲間に出会えたからこそ、自分も「どのように生きていくか」ということに対して向き合うことができ、その中で「社会の隅っこに追いやられてしまうような人たちが立ち上がれる力になりたい」という目標を見つけることができました。広い視野を持つことができるからこそ、国際関係、外国語関係という枠に縛られず、本当に自分がやりたいことはなんなのか、見つめ直すことができる場でもあるのではないでしょうか。

  • インドネシアのスンバ島でたくさんの教育機関を見て回りました。
  • 念願のオープンキャンパススタッフ!やはり神戸市外大の魅力は人の良さですね。
  • カンボジアの孤児院でミュージカルを作るワークショップに参加。

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2019年度入学
外国語学部第2部 英米学科の学生(岡山県立勝山高等学校卒業)

自分次第で可能性はひろがる

パリのエッフェル塔 何のポーズかは謎

合格体験記

私は高校2年生の時にオープンキャンパスで模擬授業を受けた際、この先生の元で授業を受けたいと思える出会いがあり、この大学を目指そうと心に決めて勉強に励んでいました。部活動を高校3年生まで続けていたので、本格的に受験勉強をし始めたのは高校3年生の6月からでした。勉強方法は人それぞれだと思いますが、私の場合、センター試験(現在の大学入学共通テスト)で英語は満点をとりたいと思って勉強していたので、どこに行くにも英単語帳を持って行き、授業の合間の隙間時間に眺めるように習慣づけていました。 もちろん、休息も適度にとっていました。特に私は集中力が長く続く方ではないので、「1時間勉強したら、10分休む」と決めて、立って歩いたり、ストレッチしたりと肩の力を抜いていました。
二次試験のリスニング対策は英検準1級レベルのCDを聴いたり、TED-edや英語でのスピーチを動画配信サイトで見たりしていました(個人的にはTED-edがリスニング力だけではなく、知識も身につくのでおすすめです)。
だらだらと慢性的に勉強するのではなく、「メリハリ」を大切にすることが、試験で良い結果をだすポイントではないかと、自分の経験から感じています。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

神戸市外国語大学では1年生でクラスごとに発音や文法を学びつつ英米小説を読んだり英作文を書いたり、英語の基礎を学びます。2年生になると、1年生で学んだことをもとに英米文学に本格的に触れていきます。神戸市外大で学ぶことの一番の魅力は学生数も多くなく、大学の規模も比較的小さいことから、先生方一人一人との距離が近く、わからないことや疑問に思ったことを遠慮なく聞ける事だと思います。昨年は新型コロナの影響で遠隔型の授業が主流になってしまいましたが、履修させていただいた教授のみなさんそれぞれが、工夫した授業を展開してくださり、スムーズに学習を進める事ができました。
今年度からは、英語学・英語研究コースのゼミに参加して、この2年間で蓄えた知識と自分の興味のあることを軸に卒業論文の題材を考えつつ、研究を進めていきます。

どのような大学生活を送っていますか

大学1年時には、長年の夢だったヨーロッパ巡りをすることができました。イタリア、フランス、ドイツ、スイス、オーストリアと短い期間でたくさんの国を旅行したので、少しめまぐるしい旅でしたが、今までテレビや教科書でしか見たことがないような場所に、実際に足を運んで自分の目で直接見ることができたので、忘れられない思い出になりました。 ボランティア活動として、外国人の方に日本語を教えるボランティアにも参加しました。遠隔での日本語サポーターとしてのボランティアでしたが、日本語を勉強したいと思ってくれている外国人の方々の姿に背中を押され、「自分も外国語学習にもっと力を入れたい」とより強く思うようになりました。
留学のためにアルバイトもしていたので、今後どうなるかわかりませんが、機会を得ることができれば、海外に留学して国内ではできない体験を大学生のうちにしたいと思っています。

将来の夢・目標 『「行動力」を軸に自分の道を切り開く!』

将来就きたい職業についてはまだ検討中ですが、どんなときも「行動力」を大切にできる大人になりたいと思います。わたしは生来、先延ばし癖があり、何かしたいことが思い浮かんでも「また後ですればいい」と考えて行動になかなかうつせず、後々後悔することが多い人間だったのですが、近年の自分の身の周りの変化から「挑戦したいと思ったことはすぐに手を付けなければもったいない」と改めて感じるようになりました。これから大人になって社会人として働いていく中で、いろいろな人に出会って、たくさんの機会に恵まれることがあると思います。その一つ一つを大切に、「思い立ったらすぐ行動」ができるようになりたいです!

  • スチュコモで友達とテスト勉強②
  • ピサの斜塔 世界史の資料集でみたとこじゃ!
  • イタリアで食べたパスタ

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