第69回 語劇祭について 期間:2018年12月15日(土曜)・16日(日曜)

語劇祭とは、約70年の歴史を持つ、本学ならではの伝統行事です。

英米、ロシア、中国、イスパニア、第2部英米学科の5つの劇団が、それぞれの専攻する言語を用いて劇を上演します。

演目選びから、衣装、照明、音響効果、舞台装置、そして語劇団ならではの日本語訳の字幕作成にいたるまで、全て学生が担当します。さらに、教員も台本の選定や発音の指導等に協力し、まさに大学をあげた行事となっています。

参加した学生からは、語学の向上はもちろん、文学作品や文化への理解が深まったという声も多く、外大の教育の一翼を担っている側面もあるイベントです。

当日は、日本語字幕がスクリーンに映し出され、内容もコメディ、サスペンス、悲劇と多岐にわたるので、どなたにも楽しんでいただけるよう工夫されています。ぜひ多くの方にご観覧いただきたく、スタッフ一同みなさま方のお越しを、お待ちしております。

日時

  • 2018年12月15日(土曜) 10時30分~19時30分
  • 2018年12月16日(日曜) 10時30分~16時30分

場所

神戸アートビレッジセンター http://kavc.or.jp/map/index.html
神戸市兵庫区新開地5丁目3番14号  電話:078-512-5500
  • 神戸高速「新開地駅」8番出口より徒歩5分
  • JR「神戸駅」ビエラ神戸口より徒歩10分
  • 神戸市営地下鉄「湊川公園駅」東改札口より徒歩15分

料金

一般(高校生以外):500円(各劇団毎)
※高校生はインターネット予約でのみ枚数限定で無料 (当日、学生証を受付で提示してください)。
※各回入替制のため、チケットは各劇団別の販売です。ご覧になりたい劇団毎にチケットをお買い求めください。

チケット購入方法

◇下記のURLよりお買い求めください。
http://ticket.corich.jp/apply/93595/
◇大学内のブース、大学生協レジにて、事前購入できます。
◇当日会場での販売は、売切れ次第終了します。

スケジュール

12月15日(土曜)

10時30分~ 開場
11時~ 開会式
11時30分~13時30分 中国語劇団 

演目:『你好,打劫!』(邦題:強盗だ!)

[あらすじ]
とある火曜日の午後、閉店間際の銀行が強盗に襲われる。犯人は失業者のサニーとベン。しかし間もなく警察に包囲されてしまい、やむを得ず銀行員を人質に立てこもる。早く帰りたい・・・・・・銀行員たちから不満が噴出する中、窮地に陥ったサニーが思いついたのはとんでもない作戦だった。
2人は何故強盗になったのか?銀行員たちはいつになったら帰れるのか?
彼らの長い1日が始まる・・・・・・

14時30分~16時30分 英米語劇団 

演目:『Black Coffee -Miss Poirot Version- 』(邦題 :ブラックコーヒー)

[あらすじ]
高名な科学者クロード卿の邸宅で事件は起きた。貴重な方程式が書斎の金庫から盗まれたのだ。
犯人はこの部屋にいる...。クロード卿は容疑者達を集め、暗闇の中で方程式を返却するよう提案する。部屋は疑心暗鬼に包まれ、ついに灯りが落ちた。暗闇の中に鳴り響く奇妙な音。部屋に灯りが戻るとそこには...?
アガサ・クリスティの名作ポアロシリーズを飛び出した、英米語劇の新しいミステリーをご覧あれ!

17時30分~19時30分 第2部英米語劇団  

演目:『Every Christmas Story Ever Told (And Then Some!)』 (邦題:あぁ、クリスマス!)

[あらすじ]
ジョー、ジェーン、リンジーは、毎年クリスマスの恒例行事のために舞台に立つ。チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』を上演するのである。しかし、お客さんの入りも上々、まさに舞台が始まる、その瞬間。毎年同じ作品であることに嫌気がさしたと言い出して、今回は全く別のパフォーマンスをしてみようという話になる。3人は、古典的クリスマス・ストーリーに負けない舞台を即興で作れるのか?それは見てのお楽しみ...

12月16日(日曜)

10時30分~ 開場
11時30分~13時30分 イスパニア語劇団

演目:『 Mancha que limpia 』(邦題:拭われた汚辱)

[あらすじ]
親を亡くし、同じ家に引き取られた2人の女性マチルデとエンリケタ。
彼女たちは、その家の息子フェルナンドをめぐり対峙する。
そしてある日、1つの噂が事態を急変させる!
愛に翻弄される人間関係。
人の心に潜む善と悪。
汚(けが)された過去、名誉、魂すべてを清めるものは一体...

14時30分~16時30分 ロシア語劇団  

演目:『 Дневник Анны Франк 』(邦題:アンネの日記)

[あらすじ]
世界中で愛され続けている『アンネの日記』の戯曲版。
ときは第二次世界大戦。ドイツによる「ユダヤ人狩り」から逃れるため隠れ家に潜んだ8人のユダヤ人。そのうちの1人アンネ・フランクはキティと名付けた日記帳に隠れ家での生活を綴っていく。厳しい生活のなかでも希望を失わず、家族と同居人との衝突や恋を経験しながら成長していくアンネ。彼女の目に映っていた世界とは。キティが語る永遠の青春の記録。

第69回語劇祭受賞結果

12月15日(土曜)・16日(日曜)に行われた第69回語劇祭は、温かいご支援・ご声援のもと無事閉幕いたしました。 各劇団とも演出・構成など工夫をこらした舞台で、熱演が繰り広げられました。 最優秀劇団賞は、ロシア語劇団が受賞しました。

最優秀劇団賞

ロシア語劇団
最優秀主演役者賞 新田 実(ロシア語劇団・3年/役名:アンネ)
最優秀助演役者賞 杉谷 七菜子(イスパニア語劇団・1年/役名:ドーニャ・コンセプシオン)
優秀劇団賞 イスパニア語劇団
優秀主演役者賞 次郎萬 涼夏(イスパニア語劇団・2年/役名:マチルデ)
優秀助演役者賞 藤田 渉(イスパニア語劇団・4年/役名:ドン・ロレンソ)
審査員特別助演役者賞 仲山 風花(ロシア語劇団・3年/役名:エディット・フランク)
若葉賞 三瀬 惇平(イスパニア語劇団・1年/役名:フェルナンド)
下野 璃音(第2部英米語劇団・1年/役名:Jo)

ベストキャラクター賞

高田 恵美(英米語劇団・2年/役名:ポアロ)
新田 実(ロシア語劇団・3年/役名:アンネ)
岡本 純怜(中国語劇団・1年/役名:ハンクス)
李 慶雨(イスパニア語劇団・1年/役名:ドン・フスト)
安藤 愛梨(第2部英米語劇団・2年/役名:Jane)
音響賞 イスパニア語劇団
照明賞 ロシア語劇団
字幕賞 ロシア語劇団
舞台美術賞 英米語劇団
衣装メイク賞 中国語劇団

語劇団の紹介

過去のイベント

関連リンク

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