概要

第2部英米学科は、本来勤労学生を対象とするため、主として夜間(17時50分~21時00分)の授業を受講しますが、教授陣と授業内容そして目標については学部(昼間)の英米学科とほぼ同様となっています。ただし、コースは「英語学・英語研究コース」「英語圏文化文学コース」「法経商コース」の3つのいずれかに属し、それぞれの学問研究分野についての専門知識を身につけることになります。また授業時間数の制約を緩和するため、昼間の授業を一定の単位数履修することができます。

在学期間中に勉学条件が変更した場合などは、学部への転部制度が利用できます。さらに高校卒業後、社会人としての実践経験と明確な問題意識をもち、大学教育を希望する社会人を対象に、一般入試とは別に社会人のための特別選抜を行っています。

入学者の受入れ方針すなわち求める学生像としては、以下の3点にまとめることができます。

  1. 英語圏を含め、様々な言語・文学・文化・社会に対する興味を抱いていること。
  2. 相手の考えを正確に理解し、自分の考えを的確に伝える努力を日本語でも英語でも出来ること。
  3. 勤労と学業を両立させる強い意思を持っていること。

特徴

本学の2部は1953年開設以来、多くの優秀な人材を特に教育界に輩出しており、活躍しています。勤労学生や社会人が多いため、様々な視点からの議論などで活発な授業が行われる点が特徴と言えるでしょう。

教育方針は学部(昼間)の英米学科とほぼ同様で、少人数クラスによる高度な英語の運用能力の養成とともに、英語圏の言語・文学・文化・社会に関する専門知識の習得を目指します。

さらに授業料は学部の約半額であることで、その差額を有益に利用することができます。たとえば、多くの学生の夢である海外留学の費用に充てることが可能です。

カリキュラムの概要

第2部英米学科所属の学生は以下の5つの科目群を履修します。

専攻英語 I階程からIV階程まで設けられた段階に沿って、英語の運用能力と英語についての専門的知識を修得します。
兼修語学 ロシア語、中国語、イスパニア語、フランス語、ドイツ語の中から1つを履修し、言語運用の幅を広げます。
学科基礎科目 英語圏の社会・文化・文学・言語に関する基礎知識を習得します。
全学共通科目 専門科目を学ぶための基礎となる知識を修得します。
コース科目 3つのコース(英語学・英語研究・英語圏文化文学・法経商)の中から1つを選択し、各コースで設けられている専門科目を履修します。
ゼミナール 各コース科目の教員が主宰するゼミに所属し教員の指導のもとに専門分野を研究していきます。

科目紹介

第2部英米学科での学習の中心を成すのは、I~IVの4つの階程から構成される専攻英語です。階程ごとに講読、作文、会話を中心とした科目が用意されています。

講読
I・II階程では英文の基本的構造や多様な英語表現を適切に理解することを目指して、文学作品、時事英語、論説文など幅広いジャンルの英文を読みます。III・IV階程では英語で書かれた人文・社会科学分野の専門書を理解することに重点を置いた授業が行われます。
作文
I階程では正確な英文を書くことを目指します。さらに英文の段落構成の基礎を学び、段落単位の作文練習を行います。II階程以降は複数の段落からなる長めの英文を核練習を行い、最終的には英語です論文を作成するために必要な技能を身につけます。
会話
I階程では場面に応じて英語で情報発信するための基礎を身につけます。II階程以降はより専門的な事柄について英語で自分の考えを発表したり、ディスカッションをする練習を行います。

時間割例

1年生前期時間割
1
2
3
4
5
6 専攻語学:英語I(講読1) 兼修語学I:第2外国語(選択) 専攻語学:英語I(文法) 全学共通科目:社会心理学入門1 学科基礎:米文学史1
7 専攻語学:英語I(作文) 全学共通科目:現代の政治

専攻語学:英語I(講読2)

兼修語学I:第2外国語(選択) 専攻語学:英語I(会話)

※第2部の学生は履修制限のある科目(専攻語学・兼修語学を含む)を除く科目で、卒業までに第2部で開講している科目と同じ学部の科目(1限~5限)を36単位まで履修できます。

取得できる教員免許

免許状の種類 中学校教諭1種 高等学校教諭1種 高等学校教諭1種
免許教科 英語 英語 商業

課程について

担当教員

教員からのメッセージ

英米学科准教授 那須紀夫

憧れへの第一歩を踏み出そう

私の専門分野は言語学です。私の研究の源になっているのは、生まれて初めて外国語に接したときに感じた憧れの気持ちではないかと思います。自分には全くの雑音にしか聞こえないのに、それを話す人々が時に笑い、時に泣き、時に怒ったりするのを目にして、何か不思議な奇術を見せられているような感覚を味わいました。同時に、そのトリックの中身を知って彼らの仲間に入りたいと強く思ったことを覚えています。皆さんの中にも、未知の言語・社会・文化への憧れが外国語学習の動機となっている人が多いのではないでしょうか。外大ではこのような分野に関連する授業が数多く提供されています。まさしく皆さんが自分の夢や憧れに近づくための第一歩を踏み出すのにふさわしい場所ではないかと思います。

学生からのメッセージ

第2部英米学科4年女子学生

英語を通して直接触れることで、その作家の奥深い世界がどんどん開け、引き込まれてゆきます。

英語をもっと深く勉強したいというのが、私が社会人であった頃からの夢でした。そんな思いを抱いている時、神戸外大に社会人特別選抜というのがあるということを知人から聞き、思い切って挑戦、この大学へ入学することになりました。
私は、現在4年生で、語学文学コースを選択し、米文学を専攻しています。さまざまな作家の作品を、日本語ではなく、英語を通して直接触れることで、その作家の奥深い世界がどんどん開け、引き込まれてゆきます。どの分野の先生も、その道のエキスパートで、熱意をもって私たちに接してくれます。特に、先生との距離が大変近いので、授業中や授業後も遠慮なく先生と接することができます。これは、勉強する側の学生にとって、大変大きなメリットだと思います。
2部英米学科の学生は、さまざまな背景を持つ学生が多く、年齢層の幅も広いため、お互いの価値観を認め合い、刺激し合って、活気にあふれています。
ここ神戸外大は、きっと自己の可能性を追求できる絶好の場所となってくれるはずです。

主な就職先(2015年3月卒業生)

(法人格省略)

  • 神戸屋
  • 住江織物
  • 三五
  • ダイフク
  • 大和冷機工業
  • ディーエイチシー
  • ニトリ
  • LIXILビバ
  • 中国銀行
  • 三井住友海上火災保険
  • 上組
  • JALスカイ大阪
  • 西濃運輸
  • 日本航空(JAL)
  • インテリジェンス
  • エイチ・アイ・エス
  • 京阪アーバンシステムズ
  • ザ パーク フロント ホテル ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
  • 名鉄観光サービス
  • 神戸市役所 など