2020年5月28日

~「新入生へ神戸市外大教員からのプレゼント」~ 神戸市外国語大学がブックガイドを刊行

【概 要】

 syoei.png神戸市外国語大学では、今春に迎えた新入生のためのブックガイドとして、このたび『神戸外大教師が新入生にすすめる本』を刊行しました。

 図書の刊行については書店に並べ、本学の知名度アップを目的としたものですが、新型コロナウイルス感染症の影響で、現在も構内に自由に立ち入ることもできない本学の新入生には、教員からのささやかなプレゼントとして自宅に届けることにいたしました。

 編集にあたっては、教員に4つのジャンルから新入生に薦める本をアンケートで依頼し、70人から回答がありました。小説から専門分野の入門書まで、教員が心をこめて選んだ本が紹介されています。

 また、新入生にはまず入学したことを実感してもらうとともに、すすめられた本にそれぞれの教員の想いも感じてもらえればと思います。

 今後は在学生にも配布し読書をすすめるとともに、本学の広報活動にもこの図書を役立てたいと考えています。

【推薦本のジャンル】

 1)これまでで最も心に残る書物、または新入生にぜひすすめたい作品

 2)これまでに読んで、新入生にもすすめたい文学作品

 3)ご専門の分野で、新入生に読んでもらいたい入門書

 4)できるだけ多くの作品を読んでほしい作家、または著者

【主な推薦本】

 以下の図書には、3人以上の推薦がありました。

 ・『一九八四年』(ジョージ・オーウェル)

 ・『深夜特急』(沢木耕太郎)

 ・『罪と罰』(ドストエフスキー)

 ・『わたしを離さないで』(カズオ・イシグロ)

 ・『ハーメルンの笛吹き男』(阿部謹也)

【刊行図書について】

 書 名:『神戸外大教師が新入生にすすめる本』

 編 者:神戸市外国語大学

 判 型:四六判、112ページ

 出 版:神戸新聞総合出版センター