2020年9月 9日

【魅力発信事業】TVディレクターの下村氏によるオンライン講演会が行われました

「神戸発、いまだから・・・!―言葉でつなぎ、つむぐ7つの物語(ストーリー)―」

新型コロナウィルス感染拡大により、学びの場としての大学のありかただけでなく、わたしたちの生き方や働き方にも変化が迫られています。今年度の神戸市外国語大学魅力発信事業では、神戸で活躍する7名の方々による初めてのオンライン講演会をシリーズで企画しました。国際感覚と広い視野を備えた講師の方々のライフ・ストーリーを大学キャンパスから発信します。この困難な時代における新しい学びと暮らしを共に考えます。

2020年、「行動する国際人」の育成を教育理念とする神戸市外国語大学は、国際都市神戸が歴史の中で育んできた芸術文化や経済の力を再発見し、そこから世界につながる新たな価値観の創造をめざします。

第1回「わたしはなぜTVディレクターになったのか」

▶第1回講演のアーカイブ動画はこちらから

8月29日(土曜)、NHKディレクターの下村優太郎氏を迎え、オンライン講演会を開催しました。これは「神戸市外国語大学魅力発信事業」の一環で、8月から全7回、神戸で活躍する様々な分野の講師がそれぞれのライフ・ストーリーを発信する講演会の第1回目でした。

はじめに、英米学科の難波江仁美教授より、約半年間に渡って行われる講演会開催にいたった経緯や各講演会の内容および講師について紹介がありました。その後、講師の下村氏によりTVディレクターの仕事内容ややりがい、学生時代の経験などをお話しいただきました。

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スタッフのみの教室から配信が行われましたが、約70人もの参加者がオンラインで集い、チャット上で講師に質問を投げかけるなどのコミュニケーションもみられました。

「リモート授業で閉じこもった生活になってしまった大学生活に心が眠ってしまわないように窓を開いていくために企画した」という冒頭の難波江先生のお言葉通り、視聴者から「前向きな気持ちになり頑張ろうと思えた」、「悩むばかりでなく、日常の中で視野を広げていきたい」などの嬉しい感想をいただきました。

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講演後届いた感想(一部抜粋)

大変興味深く講演を拝聴させて頂きました。下村さんが1つ1つご自分の言葉を選びながらお話されているのが印象的でした。新しい世界を知り自分の「常識」が崩れていく感覚。私も五感をフル活用して、学生時代にそんな感覚をたくさん味わいたいと思いました。
下村さん自身のお仕事に対する思いや苦労、また人柄などがお話の中に出ていてとても楽しく拝見しました。制作された番組もとても素晴らしく、紹介していただいた以外の番組もぜひ視聴できる機会があればと思います。
これまでテレビのディレクターの方の話を聞くことがありませんでしたが、どんな思いで番組を作っているかがはっきりとわかり、テレビのたった5分の番組であってももっと作っている人の意図や考えを感じながら見たいと思いました。

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