神戸市外大×外務省Alumniプロジェクト Gaidai Spiritの企画の一つとして、外務省の本学Alumniと在学生とのオンライン雑談会を定期的に開催しています。
第1回目は、入省1年目のAlumniに外務省の雰囲気や学生時代の過ごし方についてお話しいただきました。卒業生自身のキャリアや経験談を通じて、学生が将来の進路を考える際の貴重なヒントとなる内容で、多くの参加者が熱心に耳を傾けていました。
開催概要
日時:2024年11月25日(月曜)12時10分~12時45分
会場:神戸市外国語大学 第2学舎スチューデントコモンズ ※オンライン(Zoom)同時開催
講師
所属先:アジア大洋州局南東アジア第2課
卒業学科:ロシア学科
講演内容
テーマ:外務省の雰囲気や学生時代の過ごし方
卒業生から、入省1年目の仕事内容や外務省の職場の雰囲気について話がありました。現在の所属先と仕事内容に触れながら、国際社会の中で果たす役割の重要性についても言及がありました。外務省を志望したきっかけについては、大学時代に参加したボランティア活動が大きな影響を与えたとのことです。さらに、学生時代の経験として、サークルでの活動や海外旅行、受験勉強のエピソードも共有し、大学生活の過ごし方がその後のキャリアにどのように活かされたかを具体的にお話しいただきました。現在はインドネシア語を担当言語とし、その専門性を活かして業務に取り組んでいるそうです。
学生からの質問
学生から寄せられた多くの質問に対して丁寧に回答してくださいました。働き方や勤務形態、労働時間については、業務の特性上フレキシブルな対応が求められるものの、やりがいのある環境であることが強調されました。また、仕事をしている中で難しいと感じる点や、それを乗り越えるための方法についても具体例を挙げて説明してくださいました。外交官のやりがいとしては、自分の仕事が国際社会や日本の利益に直結していると感じられる点が挙げられました。受験勉強のモチベーション維持については、目標を具体化し、関連書籍を読んだり、先輩のアドバイスを聴いたりしながら自分なりの計画を立てて進めることが重要だとアドバイスをいただきました。
卒業生の実体験を基にした具体的なアドバイスやエピソードは、学生たちにとって非常に有意義なものとなりました。2回目以降も、卒業生との交流を深める機会を設け、大学生活とその後のキャリアについて考える契機にしていきます。