教育研究上の目的
ロシア学科は,ロシア語の運用能力を揺るぎない軸として,ロシア語圏言語・文化・社会に関する複眼的な知識および専門領域における確かな洞察力を兼ね備え,自らの目的や課題の解決に活かすことが出来る人材,その学びの意義を理解し持続可能な複言語・複文化社会の構築に積極的に貢献できる人材を育成することを目的とする。
概要
ロシア語を聴き、話し、読み、書くというコミュニケーションの基盤となる技能を総合的に養成し、学習者が高度な言語運用能力を獲得することを目標に、ロシア語圏の文化への理解を踏まえた上で、実践的な言語教育を行います。また、話し言葉と書き言葉のスタイルの違いを常に意識し、それぞれの要素を効果的に使って、自分の意見を表現する力を養成します。1年次ではロシア語の正確な発音と基礎文法の定着を図ります。2年次では文法理解を深めるとともに、定型表現を習得し対話能力を養います。3年次では多様な分野のテキストを素材に、ロシア語を通した世界の見方や異なる文体や修辞法を学習します。また、より複雑な内容を話題にした表現力を養います。4年次では専門的なテキストの読解力、ならびにプレゼンテーションや交渉などに必要な自己表現力・対話力を強化します。
求める学生像
・ロシアおよび旧ソ連地域の言語・文化・歴史に興味のある人
・外国語を使用するときに、間違うことを恐れない大胆さと、その言語を正確に理解しようとする几帳面さの両方を備えた人
・世界には多様な価値観が存在することを認め、新しい習慣、異質な習慣を拒絶するのではなく、冷静に観察して受け入れることができる人
4年間の学び
科目紹介
取得できる教員免許
免許状の種類 | 中学校教諭1種 | 高等学校教諭1種 |
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免許教科 | ロシア語 | ロシア語 |
担当教員
交換教員 Podolskaya Valeriya
学生からのメッセージ
主な就職先(2021年3月卒業生)
(法人格省略、順不同)
川崎重工業、日本ペイント、日新、阪神国際港湾、阪急阪神エクスプレス、船井総合研究所、阪急交通社、楽天、NHK(アナウンサー)、川西市役所、国際協力機構(JICA) など