目的

本学は、外国語並びに国際文化に関する理論と実際を教授研究し、高い外国語能力、広い国際知識、深い法・経・商等の基礎的教養を具えた、人格の円満な、国際的人材を育成すると共に、地方における特殊な学術研究の中心として、文化の発展向上に寄与することを目的とする。

教育方針の特色

  1. 本学には外国語学部(昼間)及び外国語学部第2部(夜間)がある。学部には英米学科・ロシア学科・中国学科・イスパニア学科・国際関係学科の5学科があり、第2部には英米学科がある。
  2. 外国語については、それぞれの外国文化の総合的研究に必要な諸科目を配置して、語学並びに文化相互の有機的関係において生きた語学教育をするようにしており、単なる技術修得に終わらず、深い知識を備え、国際的視野を持った人材養成を目的としている。
  3. 英米学科・ロシア学科・中国学科・イスパニア学科では、学生は3年次からもう一つの専門の「コース」を選択し履修する。主として語学・文学について専門知識を深める「語学文学コース」、法律・経済・商業など社会科学分野全てに重点を置く「法経商コース」及び広範かつ総合的に文化を研究する「総合文化コース」に分かれている。国際関係学科は4年間の語学教育と国際関係に関する専門的な教育を基に、後半2年間論文指導を受け卒業論文を作成し、語学を身につけた国際人の養成を目的としている。
  4. 英米学科・国際関係学科は第二外国語として、露・中・西・仏・独のうちいずれか1科目を選択し、ロシア学科・中国学科・イスパニア学科は第二外国語として、英語を必修とし、ロシア語・中国語・イスパニア語のほか英語においても相当高い程度の教養を身につけ得るようにしている。
  5. 第2部英米学科は、昼間働いている者のための貴重な存在であり、英語の実力養成には昼間学部同様相当厳しいカリキュラムが組まれている。また図書館司書・学校図書館司書教諭課程が設置されており、教育内容は充実したものとなっている。さらに、社会人のための特別選抜も行っている。
  6. 大学院外国語学研究科には、英語学・ロシア語学・中国語学・イスパニア語学・国際関係学・日本アジア言語文化・英語教育学の7専攻の修士課程と、言語・文化・国際社会の3コースからなる文化交流専攻1専攻の博士課程が置かれている。