2011年度 第1回 経営協議会

委員等名簿

日 時:2011年6月23日(火)10:00~

場 所:神戸市外国語大学 本部棟2階 大会議室

出席者:船山理事長,大森総務担当理事,野村学務担当理事,武内学術担当理事, 益岡学術情報センター長,西島委員,増野委員,濱田委員(欠席 岩田委員,鈴木委員)

議題

1)議題
(1) 2010年度業務実績報告書(案)について
(2) 2010年度決算(案)について
(3) 地独法第40条第3項に定める市長の承認を受ける額(案)について
2)報告事項
(1) 東日本大震災への対応状況について
(2) 規程の制定・改正について
3)その他
(1) 個別事業の主な実施状況について
(2) 今後のスケジュールについて

1.議事要旨

(1) 2010年度業務実績報告書(案)について

 船山理事長より、2010年度 業務実績報告書(案)について説明があり、原案のとおり承認された。委員からはS~Bの自己点検評価については異存はない、との意見があった。

 個別事業に関しては、「外国学の研究機関として、強い学術分野に重点化して一定の成果が出ているが、今後、大学全体の研究の方向性を具体的に明示して、さらに特色を出していけばどうか」、「短期留学制度の充実を達成しているが、さらに留学経験が教育上どのような成果につながっているかを検証していくことも今後必要ではないか」との意見があった。 また、「B評価の項目が1項目で中期計画の進捗としては問題ないが、大学の課題認識を教えてほしい」との質問があり、武内理事より「法人化後、学部のカリキュラム改革を実施し、次は大学院教育の改革を進める必要がある。2010年度に新たな理念を策定し、今後、具体化していくことが必要である。」との説明があり、また大森理事より「オープンキャンパスの来場者が過去最高を記録したり、学生の質が高い一方で、大学の認知度がやや低い点が課題と考えており、学外広報の強化に努めている。」との説明があった。

 質疑の後、理事長より、今後の予定として理事会での審議を経た上で、報告書を神戸市公立大学法人評価委員会へ提出し、評価を受けるとの説明があった。

(2) 2010年度決算(案)について

 大森理事より、2010年度決算にかかる財務諸表の概要(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書、利益の処分に関する書類、行政サービス実施コスト計算書)について説明を行い、原案のとおり承認された。

 質疑の後、船山理事長より、今後の予定として、理事会での審議を経て、財務諸表等の決算書類を神戸市長へ提出し、市長の承認を受けるにあたり、評価委員会の意見を聴くこととなるとの説明があった。

(3) 地独法第40条第3項に定める市長の承認を受ける額(案)について

 大森理事より、当期未処分利益にあたる79百万円を市長の承認を受ける額として申請する旨の説明を行い、承認された。

 また、船山理事長より、今後の予定として、理事会での審議を経て、教育研究の質の向上及び組織運営の改善に充てるものとして神戸市長に申請を行い、市長の承認を受けるにあたり、評価委員会の意見を聴くこととなるとの説明があった。

2.報告事項

(1) 東日本大震災への対応状況について

 船山理事長より、東日本大震災への対応状況について報告があった。

(2) 規程の制定・改正について

 事務局より、規程の制定・改正状況について報告があった。

3.その他

 船山理事長より、個別事業の主な実施状況として、2010年度から2011年5月の主な事業・行事、2011年度入学者数、2011年3月卒業生の就職状況について説明があった。 委員より、「第2部の競争率が上がっているが、定員変更後の状況はどうか」との質問があり、船山理事長より、「第2部の学生も勤労学生以外の学生が増えていたため、定員を見直した。社会情勢の変化など関係する要因が多いので今後も慎重に検討する必要がある」との説明があった。

 会議の最後に、今回で任期最後となる委員より挨拶があった後、船山理事長より、今後の経営協議会の開催予定について説明があった。


審議機関トップページ / 時系列表示: 2011年度 / 2010年度 / 2009年度 / 2008年度 / 2007年度 /
大学案内 / ホームページの最初に戻る

神戸市外国語大学 〒651-2187 神戸市西区学園東町9丁目1(事務局) TEL 078-794-8104
Kobe City University of Foreign Studies. All Rights Reserved.