『神戸グローバル教育センター』は、本学がこれまで培ってきた「英語による模擬国連活動」や、「国際理解教育」などを核とし、意欲ある高校生の入学の促進、グローバル人材の育成及び大学のブランド向上を図ることを目的として2021年4月に設立されました。
神戸グローバル教育センター長からのメッセージ
「HaMiDaSuための連携」
神戸グローバル教育センター長 山口 治彦
「はみ出して、いいんだよ。」これは、本学が発信しているメッセージです。「大学の枠や古い既成概念からはみ出し、じぶんの殻をブチ破って新しい世界へ飛び込んでいく」ことを本学は応援しています。神戸グローバル教育センターは、ひとことで言えば、うまくはみ出すための連携をおこなうところです。そのために本センターは設立されました。
まず、「はみ出す」ためには中身を充満させないといけません。しっかりとした勉強が必要です。本学でそれをおこなうのが正課教育。1年から4年まで専攻語学の授業をしっかり学びます。他にもゼミやコース科目をはじめ、みなさんが自身を鍛える機会はたくさんあります。小さな大学の中にも魅力はたっぷり。その気で探せばお宝をそこここに見つけられるでしょう。
大学の中で教育を完結することもできますが、大学の外にも学びの場はたくさんあります。ことに神戸は先進性と国際性を掲げてきた街です。その街から、その街にある大学から、国際的な学びと活躍のための場へとつなげる手伝いをする。神戸グローバル教育センターはそのことを使命としています。
たとえば、模擬国連という活動があります。世界中から学生が集まって、自国以外の外交団となって国際問題について議論と交渉をおこないます。年に一度ニューヨークの国際連合本部で大会がおこなわれますし、ニューヨーク以外で開かれる世界大会を本学が開催したこともあります(2022年にも二度目の世界大会を本学で予定しています)。本センターは模擬国連世界大会への学生派遣や大会運営のサポートをおこなっています。
その他にも、国際ボランティアに参加するために休学する学生がいます。そういう学生はこれまで自分の力だけで「はみ出して」行ったものですが、本センターはそういった情報を集積してこうと考えています。そして、「はみ出す」ためのヒントを学内と学外に向けて発信できないかと考えています。さらには、そうした発信を神戸市近隣の高等学校に向けて個別におこない、国際感覚を磨く、国際経験を積むための高大連携を図れないかと考えています。
みなさん、神戸から、神戸市外大から「はみ出して」みませんか?