お知らせ

2020年7月13日

2020年度後期授業についての学長からのメッセージ

 コロナ禍の終息が見えない中、お変わりないでしょうか。これまでと異なる学習の形態に戸惑ったり、日常生活にストレスを感じたりしておられるのではないかと心配しています。

 さて、後期の授業について、現時点での予定をお知らせしたいと思います。後期は、引き続きオンライン授業を主体といたしますが、外国語大学としてあるべき教育を考え、可能なものから対面式の授業を実施することを検討しています。

 具体的には、まずは、1年生の専攻語学授業のうち、教育効果等の観点から必要度の高いものなどの教室での対面授業の実施を目指したいと考えています。

 実施にあたっては、感染症予防の対応をきめ細かく行うのはもちろんですが、オンライン授業と対面授業を並行して行うための設備を整え、無理のない授業計画を作る作業などを進めています。また、授業の実施だけではなく、みなさんの通学の際の安全にも配慮する必要があります。

 もちろん、9月以降、上記のような授業が可能であるかどうかは、新型コロナウィルス感染症の状況に左右されます。直近の状況からは、楽観的な予想をここで示すことは残念ながらできません。最終的には、8月28日(金曜)を目途に方針を発表する予定ですが、何よりも、みなさんの安全と安心を第一に考え、慎重に判断したいと思います。

 授業以外にも、新型コロナウィルスに関わる様々な情報は、大学ホームページに逐次掲載していますので、ぜひご覧ください。

 1年生のみなさんは、大学生活の始まりがこういった形になったことに不安と不満を感じておられると思います。上級生のみなさんは、留学や部活、就活などがどうなるのか心配だと思います。教職員も含めて、これまで経験のない事態に直面しているわけですが、こういった状況の中でもみなさんとともに考えながら最善の道を見出し、みなさんがより良い大学生活を送れるように努めていきます。

2020年7月13日
学長 指 昭博