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2021年8月10日

【神戸市外大魅力発信事業 開催報告】第4回「ポエトリー・リーディングSession vol.1: Beat Goes On East & West」

神戸発!音・声・ことば―新たなつながりを求めて― 」

第1部 わたしたちの「オン・ザ・ロード」ー 旅から生まれるストーリー

第4回「ポエトリー・リーディングSession vol.1:Beat Goes On East & West」

8月1日(日曜)、三木記念会館を会場に、オンラインで第4回講演会「ポエトリー・リーディングSession vol.1:Beat Goes On East & West」を開催しました。


ジャック・ケルアックやアレン・ギンズバーグといったビート・ジェネレーションの詩人たちは「詩とJAZZを融合し、リーディング・セッションを繰り返していた」ということにちなみ、今回は第2回の講師だった渋谷の古書店Flying Books店主で、アーキビストの山路和広さんプロデュースのもと、神戸と東京をオンラインで結ぶポエトリーリーディング・セッション形式のイベントとなりました。

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中継先の渋谷FlyingBooksから山路和広さん

まずは本学からウッドベースでラッパーのTAKATSUKIさんがライブパフォーマンスを披露し、ポエトリーリーディングとはどういうものか紹介。

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ウッドベースを演奏しながら詩をくちずさむTAKATSKIさん

その後、詩人で写真家の辺口 芳典さんが身体全体を使って詩を表現するとそれに合わせ、辺口氏の6歳になる娘さんがトランペットで即興で演奏したり、歌手のKawoleさん(第5回講演会に登場予定)が詩の朗読だけでなく民族楽器で演奏しながらハミングを入れるなどし、会場は前衛的な雰囲気となりました。

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飛び跳ねながら詩を紡ぎつつ登場する辺口 芳典さん(左)と娘さんのトランペットで親子共演の様子(右)
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詩を朗読するKawoleさんと南米の伝統楽器カーハ

神戸の前半のセッションが終わると、今度は東京の会場である渋谷の古書店Flying Booksにオンラインで繋ぎ、ビートに縁のある詩人の新納新之助さんと作詞家で詩人のさいとういんこさんがプロならではのテクニックでポエトリーリーディングを披露しました。

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新納新之助さん(左) さいとういんこさん(右)

後半は神戸に中継を戻し、公募で募った本学の学生と大学院生4人によるポエトリーリーディングとなりました。

5分以内の自作の朗読という一見、ハードルが高いような課題にも関わらず各人はそれぞれの想いを込め、自作の詩を披露。

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大学院 英語学専攻 1年 小西 示穏さん(左)  ロシア学科 4年 松山 勝哉さん(右)

用意してきた詩を一部即興で変更するなど、ライブ感溢れる感じで披露、なかでもロシア学科の松山さんはロシア語で身振り手振りもつけ熱っぽく詩を朗読、ロシア語のもつ独特の響きで視聴者を魅了しました。(各学生たちの詩は、魅力発信のページでご覧いただけます)

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英米学科 4年 加納 沙貴さん(左)  第2部英米学科 4年 景山 哲太さん(右)

学生達は通常の授業とは違ったイキイキした一面を見せ、普段、目で読む詩を耳から音で感じるというこのイベントは学生達や視聴者にとっても詩の新たな楽しみ方を見出すものとなりました。



講演後に届いた視聴者からの感想を一部紹介します。
たくさんの方に感想をお送りいただきました。ありがとうございました。

講演後届いた感想(一部抜粋)

皆さんのパフォーマンスはどれも素晴らしいものでした。特に学生の方のパフォーマンスが、詩人の方との見事な核融合をされていて、新しいナニカを見た気がします。自分のパフォーマンスが堅苦しいのがよく分かりました。勉強になります。

大変楽しい時を過ごしました。とりわけ学生さんたちのパフォーマンスに感心しました。
熱気とか、雑音とか、そういうのも含めて、poetry reading の空間を作り上げていると思いました。
詩を暗唱できてしまっているところがすごい、と思うと同時に、歌詞ならば、たしかに覚えられるよね... と思い直し、歌詞と音楽(音)にあわせて朗読する詩では、どこが違うのかな、と考えていました。左脳よりも右脳を使って書かれた詩なのかな、と思いました。
辺口さんは演劇っぽい要素もあってすごかったです。
ロシア学科の学生さんは学生とは思えないようなパフォーマンスでした。