English2023年9月13日
神戸市教育委員会との連携事業「英語サマースクール2023」開催報告
本学では、神戸市教育委員会との連携事業とし、2008年から毎年中学生向けの「英語サマースクール」を開催しています。
英語サマースクールは、市内の中学生を対象とした外国語教育活動で、外国語に興味のある中学生を対象に、語学に関心を高める活動を実施しています。様々なアクティビティを通じて、英語を使ったコミュニケーションを体験することができます。今年度は、本学にて8 月16 日（水曜）・17 日（木曜）の２ 日間で実施しました。
参加した中学生、約280 人は、両日参加した約160人の神戸市に勤める外国人英語指導助手（ALT）の企画する英語によるプログラム（１対１での英会話、クイズ、ゲーム等）への参加を通して、外国の文化や習慣を体験しました。午後からのプログラムには、本学のロシア・イスパニア・中国学科の学生が、それぞれの言語で文化、食事、言葉などを紹介するプレゼンテーションも行いました。
Opening Ceremony @大ホール
今年のテーマは「ENGLISH TOWN」でした。ALTは伝統衣装や国旗などを見せながら自分の出身国について紹介しました。
ALT presentation @学舎２階・３階
ＡＬＴは各テーマごとに教室に装飾を施し中学生を迎えました。各教室ではアクティビティがすべて英語でおこなわれます。ゲーム・ダンス・クイズと様々な活動があります。会話やボディ・ランゲージの力をつける絶好の実践機会になりました。
外大生ボランティア・本学学生presentation ＠大ホール
午後からのプログラムには、本学の学生もボランティアとして参加しました。ボランティアの学生12名は、中学生を楽しませようと開催１ヵ月前から準備を進めてきました。
外大生が実施したのは「CROSSCULTURAL EXPERIENCE」というプログラムで、ロシア・イスパニア・中国の各学科の学生が、それぞれの言語で文化、食事、言葉などをテーマにプレゼンテーションで紹介しました。英語以外の言語に触れる貴重な機会となり、大変盛り上がりました。
参加した中学生は、学校の授業とは違う形の英語の学び方を体験し、1 日をかけて外国語の学習とコミュニケーションの楽しさに触れました。この英語サマースクールの体験から弾みがつき、さまざまな言語や文化を学ぶきっかけや自分の興味をみつけてほしいと思います。
参加した中学生の感想
・英語以外の外国語に触れることができて良かったです。日本語と似た発音の言葉とか、日本でも使われている言葉があって、面白かったです。
・今まで英語しか知らなかったけれど、他の国の言葉を聞いて興味を持ちました。プレゼンがわかりやすくて、とても魅力を感じました。
・英語が得意だから似ていると言っていたスペイン語を勉強してみたいです。
・世界の文化や文法がわかって外国語を勉強してみよう！と思いました。
当日ボランティアで参加してくれた学生たち
