2023年12月15日
本学の学生がドイツ模擬国連世界大会(NMUN)にて2つの賞を獲得!
11月19日~11月24日にドイツ・エアフルトで開催された「模擬国連世界大会(National Model United Nations)」に学生10名と教員4名を派遣しました。
本大会において、トルコ代表団及びブラジル代表団として参加した本学代表団がともに最優秀代表団賞(Outstanding Delegations Award)を受賞しました。また、国連環境総会を担当した本学の2名の大使が最優秀代表団員賞(Outstanding Delegates in Committee Award)を受賞するという、大変大きな成果を収めました。
受賞の概要
国際関係学科4年生の中村大喜さんが団長を務めるブラジル大使団と、同じく国際関係学科4年生の岡本季武さんが団長を務めるトルコ大使団が最優秀代表団賞(Outstanding Delegations Award)を受賞しました。また、国連環境総会を担当した2名の大使が最優秀代表団員賞(Outstanding Delegates in Committee Award)を受賞しました。
今大会の派遣概要
(1)派遣期間:令和5年11月13日~11月26日 (会議期間:11月19日~11月24日)
※派遣期間には、ケルン市及びボン市でのスタディーツアーを含みます。
(2)派 遣 先:ドイツ ケルン市、ボン市、エアフルト市
(3)派遣人数:10人
(4)今大会の担当国:トルコ、ブラジル
参加者の声
▼ ブラジル大使団長 中村大喜さん
8月に大使団が結成されて以来、私は、ブラジル大使団長として、いかにチームビルディングに貢献するかに注力してきました。3日間の実際の会議では、常任理事国の拒否権を考慮した交渉や、大きなグループを統率する難しさに悩まされることもありました。
しかし、4か月間自分たちが準備してきたことを信じ、状況に応じて自分たちに出来ることを、考え、実行し続けることで、議場に大きく貢献することが出来ました。今回、ブラジル、トルコ大使団がともにOutstanding Delegation Awardを受賞することが出来たのは、日本人が少数派である各議場でも、大使全員が臆せず各々のスキルの高さ、粘り強さを発揮できた賜物であると確信しています。大使全員を誇りに思うと同時に、自分にとって最後のNMUNを彼らと参加することが出来て嬉しく思います。
模擬国連とは
実際の国連での会議と同様に、参加者が各国代表団としての役割を担い、会議での議論等を通じて現実の国際問題への理解を深めるとともに、交渉力や議論の能力、語学力を含む総合的な国際コミュニケーション能力を高めることを目的とした米国発祥の教育活動です。
模擬国連世界大会(NMUN)
模擬国連世界大会(NMUN)は、世界各地で行われている模擬国連活動の中で最も由緒ある最大規模の大会です。運営本部は米国ニューヨーク市にあり、春季はニューヨークで、秋季は世界各地の大学をホスト校として世界大会を開催しています。今回本学学生が参加したドイツ大会は、秋季大会です。本学は、平成28年と昨年令和4年にホスト校として、同大会を神戸で開催しました。