2024年11月20日
世界の絵本が集結!「世界の子どもの本展」及び 講演会「ロシア絵本の世界」を同時開催しました
11月3日(日曜)から11月16日(土曜)まで、神戸市外国語大学、神戸市立名谷図書館、合同会社かけはし出版による三者共催で神戸市立名谷図書館にて「世界の子どもの本展」を開催しました。
小さな児童書のノーベル賞と呼ばれる国際アンデルセン賞受賞作品や国際児童図書評議会(IBBY)オナーリスト作品を展示し、家族連れなどたくさんの来場者で賑わいました。
11月4日(月祝)には、本学ロシア学科藤原潤子准教授と学生による絵本の読み聞かせを外国語と日本語のバイリンガルで行いました。
幼い参加者も集中して耳を傾け、色彩豊かなロシアの絵本に興味津々でした。
また、「ロシア絵本の世界」と題して講演会も開催いたしました。
ロシアをフィールドに研究を続け、絵本の翻訳と出版を手掛けている藤原潤子准教授(かけはし出版代表)が登壇し、自身が翻訳を手掛けたロシアの絵本を題材に、ロシアの文化や社会を様々な角度から紹介しました。
参加者からは、ロシアに対するイメージや見方が変わった、という感想が多く寄せられ、絵本を通して国際理解が広がりました。
参加者からの感想(一部抜粋)
ロシアと聞くと怖いイメージしかなかったけれど、戦争とは関係なくロシアには絵本や文学は素晴らしいものがあることを知りました。
ロシアの絵本は絵を見るだけで訴えてくるものがあり、クオリティーが高いことに驚きました。一つ一つ手抜きをせず作られており、大人が見ても感動する作品でした。
海外の絵本に興味があり参加しました。ロシアの絵本は色使いがとても綺麗で内容も道徳的でした。1歳の子どもに読み聞かせたいと思いました。
海外の雑貨をコレクションしており、ロシアの民芸品マトリョーシカ人形も持っています。海外文化を取り入れている神戸から、絵本を通してロシアへの理解が深まることを切に願う機会となりました。