2024年11月29日
神戸市外国語大学の次期学長予定者が決定しました
神戸市公立大学法人では、神戸市外国語大学の田中悟現学長が2024年度末をもって任期満了を迎えることから、神戸市外国語大学学長選考会議で選考を行った結果、田中悟氏を次期学長予定者とすることを決定いたしました。
2025年4月1日付けで神戸市公立大学法人理事長が任命を行います。
次期学長予定者
(1)氏名
田中 悟(たなか さとる)1961年1月17日(満63歳)
(2)任期
2025年4月1日~2027年3月31日(2年間)
(3)選考理由
①大学を取り巻く環境や社会のニーズが大きく変化する中、18歳人口の減少を踏まえた持続可能な質の高い教育・研究システムの構築、神戸高専との文理横断・領域横断的な学修・研究の推進、第4期中期計画の適正な遂行等、全学的に教職員が一丸となって取り組むべき課題が多々あるが、これらの課題に対して、強い意欲とバランス感覚を持って取り組むことができ、リーダーとして適任であると判断されること。
②2017年4月から学生支援部長や外国語学部長、副学長等を歴任し、2021年4月から現在に至るまで、学長として、新型コロナウイルス感染症への対応や模擬国連世界大会神戸開催の成功、神戸高専との同一法人化及び両校の連携等において強力なリーダーシップのもと大学運営に取り組み成果を挙げていること。
③大学運営を着実に遂行するにあたって、教職員の意見に真摯に向き合い、それを調整し施策を実行する手腕を有すると考えられ、意向投票においても教職員から多数の支持を得ていること。
選考経過
(1)第1回「学長選考会議」を開催し、選考を開始(9月3日)
(2)選考時期等に関する公示(9月18日)
(3)推薦受付(9月27日~10月3日)
(4)所信表明(10月23日)
(5)意向投票(11月6日)
(6)第2回「学長選考会議」を開催し、選考を実施(11月15日)
次期学長予定者の経歴
(1)学歴
関西学院大学経済学部卒業(1983年3月)
関西学院大学大学院経済学研究科博士前期課程修了(1985年3月)
関西学院大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学(1988年3月)
(2)職歴
1988年4月 神戸市外国語大学外国語学部 専任講師
1990年4月 神戸市外国語大学外国語学部 助教授
2005年4月~現在 神戸市外国語大学外国語学部 教授
2017年4月~2019年3月 公立大学法人神戸市外国語大学 理事(学務担当)
2019年4月~2021年3月 神戸市外国語大学 副学長
公立大学法人神戸市外国語大学 理事(教務担当)
2020年7月~2021年3月 神戸市外国語大学外国語学部 学部長
2021年4月~現在 神戸市外国語大学 学長
2021年4月~2022年3月 公立大学法人神戸市外国語大学 理事長
2022年4月~2023年3月 公立大学法人神戸市外国語大学 副理事長
2023年4月~現在 神戸市公立大学法人 副理事長
(3)専門分野
産業組織論、競争政策
(4)所属学会
日本経済学会、日本経済政策学会(本部幹事)、日本知財学会、日本人工知能学会
(5)主な研究業績
著書:『イノベーションと産業組織:企業間コーディネーションの視点』多賀出版 2005年
論文:「技術標準と標準必須特許の法と経済学」(林秀弥との共著)
『パテント』第68巻8号: pp.88-98. 2015年
論文:"Institutional Restructuring in the Japanese Economy since 1985,"
(with Matsuura,K., Pollitt,M. & R. Takada.) Journal of Economic Issues , vol.37, no.4: pp.999-1022. 2003年
(参考)「学長選考会議」について
地方独立行政法人法及び神戸市公立大学法人神戸市外国語大学定款に基づき、学長を選考するため法人に設置される機関です。
委員は以下の6名です(2024年11月現在)。
氏 名 |
役 職 |
|
議長 |
田中 康秀 |
本法人経営協議会委員(岡山商科大学副学長) |
副議長 |
竹越 孝 |
本法人教育研究評議会委員(神戸市外国語大学中国学科教授) |
委員 |
三上 喜美男 |
本法人経営協議会委員 (元株式会社神戸新聞社論説顧問) |
委員 |
安福 武之助 |
本法人経営協議会委員(株式会社神戸酒心館代表取締役社長) |
委員 |
田村 美恵 |
本法人教育研究評議会委員(神戸市外国語大学総合文化グループ教授) |
委員 |
中村 嘉孝 |
本法人教育研究評議会委員(神戸市外国語大学国際関係学科教授) |