イベント・講演会

2025年6月27日

【開催報告】講演会「紛争地域における人命救助の最前線―ガザの真実を知る」(魅力発信事業)

2025年6月16日(月曜)、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)保健局長の清田明宏医師を講師に迎え、講演会「紛争地域における人命救助の最前線―ガザの真実を知る」を本学と神戸市看護大学との共催で開催しました。
市民の皆様をはじめ、本学と神戸市看護大学の学生・教職員など154名が参加しました。

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講演会の司会は、災害看護・公衆衛生・国際看護を専門とする神戸市看護大学 災害看護・国際看護学分野の神原咲子教授と、国連児童基金(UNICEF)職員の経験を持つ本学 国際関係学科の松田 裕美准教授が務めました。

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講演会では、ガザ地区で合計100日以上の人命救助経験を持つ清田明宏医師に、ガザの様子やUNRWAの活動についてお話いただきました。
清田医師が現地で撮影した写真・動画を交えながら、参加者に現場の生の声が伝えられました。実際に現地で人道支援に取り組んだからこそ伝えられる体験をたくさんお話いただき、紛争地域の現状や未来について理解を深める貴重な時間となりました。

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講演後の質疑応答では、国連の活動や人道支援についてなど、参加者からたくさんの質問が寄せられました。各質問に対し、清田医師の知見を共有いただき、大変有意義な機会となりました。

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参加者の声

・将来、国連機関で働いてみたいと考えているので、今回実際に国連で活躍する清田先生の話を聞くことができ、とても良い刺激をもらった。
・これまでも紛争問題について関心を持っていたが、実際に現場の生の声を聞いて、状況の深刻さに衝撃を受けた。今後も、国際問題に関する知識を深めていきたい。

参考:神戸外大魅力発信事業

本講演会は、地域貢献や国際交流活動など幅広い活動を展開するために実施している「神戸外大魅力発信事業」の一環として開催しました。
魅力発信事業の詳細はこちらから