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2025年7月17日

2025年度第16回日本大学英語模擬国連大会(JUEMUN)に学生を派遣

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神戸市外国語大学(以下「本学」)は、2025年6月27日(金曜)~29日(日曜)に、京都外国語大学で開催された第16回日本大学英語模擬国連大会(JUEMUN: Japan University English Model United Nations こちら(外部サイト)) に学生26名を派遣しました。

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JUEMUNは、大学生を対象とした英語による模擬国連大会で、2010年にJALT(全国語学教育学会)主催により名古屋市で初回の会議が開催されて以降毎年開催されており、本学でも、2011年、2014年、2017年、2019年、2023年に大会を主催しました。来年2026年は、本学が主催予定です!

今回の大会のテーマは、「Reimagining Global Tourism: Sustaining, Managing and Rebuilding for a Resilient Future - 持続可能な未来のための観光の再構築:地球規模の旅行を保護・管理・再生する -」で、各国の大使となった約15大学180名以上の学生たちが3日間にわたり英語で議論を重ね、解決策を提案しました。(外部サイト

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参加者の声

英米学科3年生 吉岡優希さん
「今大会では大使だけでなく、ファシリテーターとしての役割も経験しました。他の大使の様子を見ながら進行し、その上で自身も議論に加わるのは想像以上に難しかったです。
協力的な場にしたかったため委員会内の大使全員に11でアプローチしたのですが、その結果委員会が政策交渉をするだけでなく大使同士で助け合う場にもなったのが良かったと思います。模擬国連は決して簡単な物ではありませんが、準備期間も含めて周りの人からとても良い刺激を得られました。まだまだ改善点はありますが、この期間で自分の成長を感じられたと思います。」

国際関係学科2年生 宮田真央さん
「模擬国連では、自分の意見を押し通すのではなく、国際問題を俯瞰する力と柔軟な交渉力が求められました。準備期間での終わりのないリサーチは探求力と忍耐力が試され、大会では、限られた時間の中で一筋縄ではいかず苦労した場面も多々ありました。しかしだからこそ、他の大使たちと交渉を重ねて作成した決議案が採択された達成感は忘れられません。この経験を活かし、今後も模擬国連に積極的に挑戦したいと思います。」

国際関係学科1年生 長山愛未さん
「相手に対し理解を示すこと、柔軟に対応することの重要性を体感しました。一国の代表として参加し、他国と対話を重ねる中で、国の立場や相手の考えに理解を示すことが助け合う関係性を築き、合意形成へと繋がると実感しました。会議では予期せぬことが起こり戸惑うこともありましたが、冷静に対応することで乗り越えることができました。模擬国連は人間力が試され、それを鍛えることができる貴重な経験の場だと思います。」

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大会概要

(1)大会名
 JUEMUN2025(日本大学英語模擬国連大会) Japan University English Model United Nations
(2)開催期間
 20256月27日(金曜)~6月29日(日曜)
(3)会場
 京都外国語大学
(4)派遣人数
 学生26名、教員2名